2014年4月30日水曜日

玉姫稲荷 こんこん靴市

以前の朝ジョグは、隅田川沿いに両国橋から向島方面を越えて白髭橋を渡って折りかえし、浅草を通って戻る、というコースを走っていた。
今は、逆方向で、両国橋から勝鬨橋まで行って折りかえすコースが気に入っていて、浅草コースはごぶさただったのだが、週末、急用で帰省の予定がキャンセルになったので、バスに乗って白髭橋の向こう、清川へ初めて行ってきた。
浅草のちょっと向こう、花川戸からあっちがわは革製品や靴をつくっている会社が大小たくさんあって、酉の市のときなど安売りをしているが、おまつりには初参戦だった。
浅草コースを走っていたころ、川沿いの地図を見ては、白髭橋の向こうの山谷地区という場所が気になって、「山谷ブルース」という本を読んでなんとなく知った気になっていた。

が、今回初めて足を踏み入れて、あの本が書かれたのは、今から30年近く前だったことに気づかされた。
玉姫稲荷に向かう途中のアサヒ商店街は、個人店ばかりでなんともあたたかい雰囲気。
ドヤ街だったであろう住宅街には子どもがいっぱいで、手づくりの惣菜をおどろくような安い値段で売っていたり。
これってもしかして、いまでは見かけることのないほんとうの「下町」なのでは?と思ってうれしくなった。そして翌日も朝からはりきって行ってきた。

時間になると、せまい境内をおみこしが攻めてくる。

男みこしに・・・

女みこし。(写真がへたすぎるが、王冠のなかにはハイヒールが!)

週末の帰省がキャンセルになった時点で、本当は「両国にぎわいまつり」を何よりも楽しみにしていたのだが、思いがけずおきつねさま詣でを堪能、今まで食べたなかでいちばんおいしいきびだんご屋さんもあったし、たくさんの戦利品もゲットして大満足だった。

私の大好きな、地べたにばさっと広げただけのがらくたのお店も何軒かあって、おっちゃんたちのシュールな会話に耳をそばだててはにやにやした。

2 件のコメント:

ふく子 さんのコメント...

このような独特なおみこしが!!(・▽・)なんつーのか、変わり者はかわりモノを招くといいましょうか・・・発見されましたわねー!!見事でしてよぉ~!!!玉姫稲荷。お名前からして、オロロンさま好みですもの、ましてや、ヒールなんてっ!!男みこしは、地球をお股にゆく殿方像を表現されてましてね?

Megumi Hasegawa さんのコメント...

お股に・・・そう・・・お股に・・・むふふふ・・・・
ふく子くん、チミなかなかの洞察力だのう。

売りモノの貯金箱のカギが行方不明で、こじあけたら小銭が出てきてイヒヒヒヒという、がらくたを売るおっちゃんたちの、まったくもってどうということのない会話がなぜかくっきりと記憶されてしまって困っているの・・・