2015年10月27日火曜日

「喫茶ニャーゴ」のコーヒー

この日曜日は、近所の骨董市へ。
深川福々」のコラムを書くために、身内の骨董商が、骨董商の先輩を紹介してくれた。
骨董商って、こわそう・・・と漠然と思っていたが、
自分の知らない世界に生きる、自分のスタイルを持った大人ばかりだった。

次が見つかるまで自分で使ってるんだ、と見せてもらった、骨董商の革のたばこケース。
味が出てきたら、売りものになるそうだ。
ほかにも、骨董っていうよりおしゃれな雑貨みたい、と思ったら
店主が古いパーツなどでつくったものだったり。
(色もかたちも合うものをさがすのは、どれだけ大変なのだろう!)

寅さんとはちがう露天商の世界。
知らない世界って、おもしろい。

そのあと、ずっと行きたかった店で飲んだ、タイのコーヒーのおいしかったこと!

コーヒーのおいしさは、気持ちや雰囲気に左右される。

ただ、どんなときも、「喫茶ニャーゴ」でなら、おいしいコーヒーを楽しむことができる。
あの、コーヒーのかおりで満ちた、低くジャズが流れるうす暗い店で、
読んでいた本をいったん閉じて、ひとくち。

いいことも、よくないことも、一瞬すべて消える。
店主のつくるいちごのケーキに会えるのは、冬が終わるのを待ってから。

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