2017年5月31日水曜日

アーティチョークに似た花と獅子文六

朝は、花の話しをしてから、出かける。

きんかんについていた虫、
さなぎになる前に、ひよどりに喰われてしまったよ、とか
今年は、あじさいが見事だこと、とか
枯木に水をやっていたら、新芽が出たけれど、なんの木かしら、とか
花をそだてるのがじょうずなひとと、
マンションのぐるりを歩きながら、花の話し。
まだか、まだか、と待ちわびていた、
アーティチョークに似た花が、開花していた。
大きめのあざみみたいだったのに
毎年確実に、たくましくなっている。


「この本を読むと、なぜかあなたを思いだすわ」
と、駄菓子屋さんに言われ、年季の入った文庫本をもらった。
その本の作家は明治生まれで、私が生まれる前に亡くなっている。
もらった本がおもしろくて、また、ニクい本屋さんで手に取った
その作家のべつの本も、とてもおもしろかった。
さらに、著者近影の写真にひとめぼれした旨、
ニクい本屋さんに打ちあけたら
そのうちの1冊が、ドラマ化されることを、教えてくれた。

ドラマ化されるのは、私小説のようなものなので、
主演俳優が気になるなぁ、と思っていたら
ニクい本屋さんから、続報が入った。

・・・悪くはない、かもしれないけれど、できたら
小林薫あたりが、よかったかな(小声)

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