2018年3月8日木曜日

ねまちのお弁当ブックカバー

お弁当のブックカバーのお弁当は
3種類ありまして
表紙の包みをひらくと
しょっぱくない、しゃけ
だし巻たまご
ほうれんそうのおひたし
肉だんご
しょっぱくない梅
とてもあまい、たまご焼き
しょっぱくない、しゃけ
きゅうりのぬか漬け
肉だんご
小粒でしょっぱい梅
たまご焼き
肉だんご
プチトマト
きんぴらごぼう
まめごはん


どれも
さめてもおいしい、
酒のつまみにもなる、おかずにしました。


今回のお弁当については、
ねまちの朝ごはん専門店
「おはよう!商店」さんと
ねまちの弁当専門店
「ぺろりべんとう」さんに
ご指導、ご鞭撻いただきました。

見ためはちょっとアレですが、味には自信があります。
列車での旅にぜひ!

「汽車旅の酒」だけでなく
「阿房列車」や「がむしゃら1500㎞」など、
移動自体が目的の本に、特に合いますよ。


ところで


先月連れていってもらった
秘境ツアーがあまりに強烈すぎて
だんだん
「あれは夢だったのではないか」
とも思えてきた。

でも
我が家の冷蔵庫の中には、
毎晩ちびりちびりとなめている
秘境の大将からもらった味噌が、少しだけ残っている。

2018年3月6日火曜日

あとは散るのみの沈丁花と、光頭男子

沈丁花が満開になった。
昨年花が終わったときから毎晩、監視されていたため
プレッシャーは相当なものだったと思われる。


参加しているかわらばん「深川福々」のリレーコラムに書こうと
ひそかに下書きまでして準備していた話が、やんわり却下されたもよう。
もったいないので、こちらに転記。



昔むかし
つるつる頭の殿方ばかりが、ぞろぞろ清澄庭園に向かう光景を見たという話を、
当時近くの学校に通っていた友人から聞いた。
仕立てのよさそうな背広に、七宝焼のループタイやベレー帽でおしゃれをした、
まばゆいばかりに輝く頭の殿方だけが揃って歩く姿は、それは圧巻だったそう。
なんの会合なのか、友人が用務員さんに尋ねると
つるつる頭の大会があるんだよ」とのこと。

調べてみると「東京光頭会」なる団体が、
かつて「光頭コンクール」と「ピカリンピック」という大会を、
清澄庭園大正記念館で行っていたことがわかった。
「光頭コンクール」とは、関東近県の光頭会会員が集まり、文士や名士の方々が審査員となってその年の光頭ナンバーワンを決めるというもので、
「ピカリンピック」とは、オリンピックよろしく四年に一度、全国各地の光頭会会員が一同に会し、審査員が、頭の形やつやのよさを見て、日本一光頭大賞を決めるというもの。
残念ながら、会員の高齢化等により現在では休会になっているそうだが、高松や横手などでは現在も活動は行われおり、地域によって判定方法も異なるらしい。
自慢の光頭を持つ殿方に、ぜひ復活させてもらいたいイベントだ。



「MOD BARBERこけし」スタッフの出番もない
つるつる頭の大会。
想像するだけで、ナフタリンや樟脳のにおいがただよってくる。
出場者も審査員も、
閉会後はそば屋で一杯やったんだろうな。

2018年3月5日月曜日

お弁当ブームは続くよ

本当に、なにもしていなかった。

労働と、唯一のイラスト仕事こそしていたけれど
あとは飲んで読んで寝るだけの日々。

それが、あるお誘いを受けて
突然やる気になった。
旅と、旅の本のおともに、
お弁当ブックカバーをつくりました。
表紙のお弁当の包みをひらくと・・・
お弁当!
お弁当ブームはまだ続いていた!

旅の最中におなかがすいたら
このお弁当をつまみに、ちょっと一杯。

失くしがちなしおりは
読書中は、箸袋へイン。


ちなみにこのブックカバーの中には
吉田健一「汽車旅の酒」が入っている。



甘夏書店の「本と遊ぶブックカバー・しおり展2018」

2018年3月15日(木)~3月31日(土)12~18時
東京都墨田区向島3-6-5
一軒家カフェikkA 2F
(定休日 火曜日)
※店主さんは月、金、土に在店。
この店主さんにお会いしたら、好きな本が増えます


ちなみに、お弁当はあとふたつ。
中身が微妙に異なります。


そして
忘れちゃならない、マッチ柄。
しおりはマッチ棒。(ともに紙製)

こちらは、旅というより
散歩の本や散歩のおともに、ぜひ。

2018年1月16日火曜日

やっぱり、美人

傷めた右脚のために
もうふた月ほどリハビリに通っている、近所の整骨院。

このふた月で、
担当の男の子には彼女ができて
私は人生初の事故に遭い、診てもらう箇所が増えた。


そういえば
ジャズライブから、わけもなく足が遠のいて
最近行ったライブは、まったくのジャンル違い。
「ニューねこ正」では、未亡人仲間やおじさん仲間ができて
気持ちのよい、女性のひとり客もちらほら、見かけるようになった。

このお店を好きな理由はたくさんあるけれど
酔客のほとんどが
「うまかったよ」
と声をかけて帰るところが、とてもよい。
「おいてけ堀」は、ひとりで静かに、
でも、にぎやかな中で飲みたいときに行くお店。
にぎやかだけれど、うるさくない。

「ニューねこ正」と「おいてけ堀」の共通点は、美人女将。
美人をながめながら一杯やるのは、とてもよい時間だ。
ここの女将とおんなのこも、みとれてしまうほど美人。
女将のひげがちょっと、短いけどね。

2017年11月8日水曜日

それでも私は酒を呑む

ふつか酔いって最近ないよね、と言った舌の根も乾かぬうちに
ふつか酔い。


体調がひどく悪かったのに、
会いたかった友だちと
初めて会ったひととの席が
どうにも楽しくて
浴びるほど飲んだせいだ。
なにがなにやらわからぬまま、翌朝出勤すると
たまに会う、同じビルで働く女性が、
両手にそれぞれ紅葉した桜の葉を持って
とてもうれしそうに、やってきた。

おはようございます、とあいさつすると突然

ねえ、あなたお嫁に行った?

と、その女性。

めんくらって
え、ええまあ・・・行ったといえば行ったかな、と
あいまいな返事をすると

やっぱり!
あなた、いつもかわいらしいし、おしゃれだもの
大好き!

と、その女性。

・・・・・・・・・・・・

ふつか酔いで、
あたまにもやがかかっていたので
なにがなにやらわからぬまま
あいまいに笑って、その場を離れた。


年上女性になぜか人気の、
マッチ売りの中年・・・

2017年11月7日火曜日

けっこう楽しんだみたいじゃないですか

11月3日 文化の日
今年最初で最後のマッチ売り。
「サンシャインステイトエスプレッソ」にて。
お天気のよい、あたたかな一日であった。
ようやくここのコーヒーが飲める、と
うれしくて2杯も飲んだら
店主に「飲みすぎ注意」と言われた。

お越しくだすったみなさん、
なかよくしてくだすったみなさん、
ありがとうございました。
(今ごろ・・・)

行商人の姿のまま、「ニューねこ正」へ寄って
早くも出来上がっていた、休日出勤の未亡人会メンバーと
お互いの労をねぎらう。


翌日、いつも走っていたコースを途中まで走るも
隅田川でなく、海が見たくなって
方向転換して、葛西臨海公園まで走った。

ひさしぶりに30㎞以上走って、
ひさしぶりに長風呂して、
ひさしぶりにていねいに、ミートソースをつくる。


夜は、愉しみにしていた、とあるトークライブの会場へ。
扉を開けたら、まじめそうな若い男性ばかりが4、5人。

渡された紙を見たら
第一希望
第二希望
第三希望
と、書いてある。

なんの希望だろうか、と
席に着いて改めて、申込みの詳細を確認すると



トークライブは、ひと月先であった。
まちがえましたぁ!と
あわてて会場を飛びだし、おもむろに映画館へ。
先日観たやくざ映画を、もう一度。

またも帰り道に、
ポケットから何かを取り出す人におびえたり
近くで急停車した黒塗りのクルマにビクビクしたり。
帰り道に寄った酒場で
またも、日本シリーズを観るのに最適な席に通された。

2017年11月2日木曜日

明日は「秋の収穫祭」です

今年最後の一枚となったカレンダーを、めくった。
カレンダーでもやはり、白鵬は神々しい。



明日はいよいよ「秋の収穫祭」ですよ。

日時:11月3日(祝・金)10:00~16:00
場所:サンシャインステイトエスプレッソ
   東京都墨田区本所1-34-7
http://sunshinestateespresso.com/location

マッチはもちろんのこと
シールも、もちろんのこと




ブックカバーも、もちろんのこと
そうそう
あたらしいブックカバーも
お持ちします。
マッチ売りの中年が、オドオドとお待ちしております。

でも本当は
ああ
やっと、ここのコーヒーが飲める!
という気持ちの方が大きいのです。




たまに行くお店で、
前回まちがえて出されたなぞの料理が、今回になって判明。
焼きなすとピータン、発音が似ているのだろうか。
今回もまた、まちがえ料理あり。
赤貝とソーセージ、発音が似ているのだろうか。
でも、毎回まちがえ料理が、なぜか美味しいよね、と
友と首をかしげる。


たまに行くお店で、
野球中継を観るには最高の席に座ってしまった。
野球に興味はないけれど、
しめさばがバカに美味しい夜だった。

隣に座った、若い出張男子からおすすめを訊かれて
煮込みを勧めたものの、
本当はあの晩は、しめさばだった。

出張男子からさらに、
このあたりの最適なみやげものについて訊かれたので
たぬきまんじゅうと
バウムクーヘンを勧めた。




今夜は飲みに行かずに
荷造りするぞ。
「天国」の前日に入手したりんごやなしも、
残りわずかとなりました。