なにか変、と体に違和感を感じたのを気付かないふりしていたらどうにもツラくなり医者へ。
十中八九これだと思う症状があるから、今からD病院の救急へ行って入院することを勧めると言われたが、急に言われてもねまちのことがあるので痛み止め等を処方してもらって帰宅。
夜も痛みでほとんど眠れず朝一番で医者へ行くも痛みがひどく泣き出す始末。1時間以上待って紹介状をもらい、よろめきながらD病院へ行き、発熱のため受けた生まれて初めてのPCR検査の痛さに打ちのめされ、ベッドに横たわったまま処置室へイン。生まれて初めての車椅子に乗り換えて点滴したままあちこちへ検査に向かい最後のCT検査を終えて仰向けのままため息をつくといつの間にか現れた先生から1週間の入院ね、との言葉。
困る、困ります、と言うと、少しでも放置したら手術だし大ごとになるよ、今なら1週間~2週間の入院で済むからと言われた。昨日の医者の予想が的中したのが憎らしい。懸念だったフリーペーパーの作業のデータについては発行人に、ねまちについては頼りにしている妹とご近所さんにそれぞれ前夜のうちに連絡した。でもねまちには何も伝えていないので帰らなければ。
少しでも外出するとまたPCR検査を受けて結果を待たなければいけないし点滴も一旦外さないといけないので、採血もしたしご負担ではと気遣ってくださる看護師さんに何度も頭を下げてふらふら帰宅。ねまちにはきちんと説明した。前夜に準備した入院グッズはRHYMESTERトートに入れてしばしのさよなら。
そこからはあまり覚えていないけれど高熱を出したり痛くて唸ったりしているうちに生まれて初めての入院初日は始まった。初日は妹がはるばる来てくれてねまちの世話をしてくれた。翌日はご近所さんが甘やかしてくれた。ふたりとも、ねまちゃん元気に遊んでるよと言ってくれてありがたかった。
入院3日目にしてようやく熱が下がり痛みもなくなり、絶食生活が苦になってきた。食欲はないが味のあるものを口に入れたい。
今回の入院の原因はストレスだと先生方や看護師さんたちが口を揃えて言うのをストレスなんてないのにと思っていたが、入院してすぐに痛みを堪えてあちこち根回ししたというのに朝から労働関係で下らない問合せが来て労働モードのシャッターを完全に下ろした。ストレスとは対人と思い込んでいたが労働そのものだったと気付いた。他にもストレスと思っていなかったことが実は大きなストレスだったと気付き、ますます味のあるものを口に入れたくなったが経口補水液でがまん。
この日最後の経口補水液をうやうやしく受け取ると、明日からお粥ですねと看護師さん。
ホントですか、実はたまに胃が鳴るようになったんです、うれしい、と大人げなく大喜び。
明日は犬も舐めるところがないほどきれいに食べてやるのだ。
あぁ、読んでると苦しい…
返信削除そして退院おめでとう!
もう遠い日のことのよう。
削除今さらだけど、ありがとう!