2024年3月28日木曜日

日日雑記と本の山

毎日少しずつ読んでいた「日日雑記」を読み終わった。
読み終えたらまた最初から読み直したくなったので久しぶりに本棚に戻した。本棚に戻したら以前読んだ「ことばの食卓」が目についたのでぱらぱらめくるとおもしろくて次はこれにした。本棚にある文庫本はみな何度も何度も読んだもの。
エッセイは好きではなかったのに武田百合子さんの言葉は率直で、彼女の見たものが見えるよう。

帰りの電車を待っていたら、ホームから古本市をやっているのが見えた。いつもいまいちだよなぁと思っていた古本市だけれどなぜか気になって、翌日お使いついでに覗いたらあっという間に4冊も買ってしまった。武田百合子さんの本も見付けた。さらにその日の帰りにもまた4冊。雨さえ降ってこなければあと3冊は手に入れていた。帰宅するとポストにも1冊。昨日友だちが図書館で一気に読んだと聞いた本。
どれから読もうか、幸せな贅沢を前にわざとお弁当をつくる夜。
またさっきチクチクしてイテッと言って指をちゅうちゅうしてたわね。

2024年3月26日火曜日

ふるほんピクニックと昭和なマルシェ

毎日を怠惰に過ごしていたら、もう三月も終わり。
とうに始まっているこのイベントも佳境に入った。
お知らせが遅くなってすみません。私も参加しています。
今回は、家にため込んでいた昭和な本や雑貨・ねまちのマッチに、ねまちの奥さまのポストカードも置いていただいています。
昭和といえば奥さま。奥さまといえば素敵なヘアスタイルとエプロン。
というわけで「サロン・ド・こけし」の全面協力によってこのカードと手ぬぐいも出来上がりました。(手ぬぐいの写真は撮るのを忘れました)
もう本当の春ですが、今年もよろしくお願いします!
かあさんは相撲に夢中です。
夜な夜な何かをチクチクしては、イテッと指をちゅうちゅうしています。

2023年12月7日木曜日

えほんと冬の贈りものマルシェ

今年も甘夏書店さんの「えほんと冬の贈りものマルシェ」に参加します。
今回は、ねまちのハンカチ。
片面は青のギンガムチェックと赤のギンガムチェック、もう片面は
「ちゃんこ えびすこ」の冬のごちそうに欠かせないメンバーのかるた。
今年もごきげんで。
札を読むのは、たくわんばあちゃん。
それと
「魚猫」の新鮮なえびを使ったちらし寿司や
「おはよう!商店」のサンドイッチ。

冬の贈りものに、または贈りものに添えてみてはいかがでしょう。
もうおなかいっぱい!

2023年12月3日日曜日

名古屋と和解

RHYMESTERのライブに名古屋へ行ったのは10月のこと。名古屋には学生の頃住んでいたが、学校に馴染めず暗い思い出しかなかった。
でも数年前に幼なじみに誘われて行ったRHYMESTERの名古屋でのライブが楽しかったので少しだけイメージが回復して今回は私から誘った。
早めに待ち合わせてうろうろしていると、学校をさぼって名駅の洋服屋さんや栄の地下街の雑貨店に連日通ったこと、その中でもお気に入りのお店がのちに働き始めた会社のお客さんだったこと、後ろの席のお嬢さま風の子となぜか仲良くなって遊び歩いたこと、シフォンケーキも松蔵のスイートポテトも彼女に教えてもらったことなどを思い出した。
この日はおいしい天むすをごちそうになって感激したり感じのよい立ち飲み屋さんでビールで赤かぶの漬け物を流し込んだりしてライブへ。
ライブはもちろんとてもよくて、後ろにいた方に荷物を置く場所を教えてもらって身軽で楽しむことができたし秋の三種盛りも最高だったし喉が嗄れるほどシンガロングして心底楽しかったのだがその後が大変だった。帰り道で迷子になり、体感では30分ほどだったのに実は予想外にライブが長く幼なじみは最終の特急を逃した上に最終の電車まで時間がなくて名駅でドタバタ別れたのであった。

別の日、名古屋時代に寮で仲よくしていた友だちがあちこちから東京に集合。全員で会うのは10数年ぶりでなんだか照れくさかった、のは最初だけで後の時間は喋りまくって歩きまくって怒濤のように過ぎ去った。覚えていないことも多くて、過去の自分が現在とちっとも変わっていないのがなんともいじらしく感じた。

名古屋に類する時間を過ごすことが続いて、名古屋に対する暗くてつらかったイメージがまた変わった。
それにしても「The choice is yours」の、キミの人生はもっと気高いはず、のリリックは何度聴いても沁みる。
あたしも「マクガフィン」のDさんの雄叫びにいつもドキドキするわぁ!

2023年11月30日木曜日

私は見た(聞いた)

近所の小道で一点を見つめてカメラを構えているふたりがいた。
何かなと近づくと何か言いたそうにこちらとその一点を見ている。ねずみが歩いていた。
ああ、ねずみは嫌ですよねとさらに近づくと、いかにもお嬢さん然とした白いねこがきょろきょろしながらやってきてねずみに気付いた。まだなにも知らなそうな白いお嬢さんねこはねずみに近付いて匂いを嗅いだ。ああ、嫌だと半分顔を覆って見守る四人。ひとり増えていた。
すると次の瞬間ねずみが反撃。白いお嬢さんねこに飛びかかるようにして威嚇して追いかけた。しかしなにも知らなそうなお嬢さんはまた追いかけて手を出そうとして反撃に遭い、の繰り返しに、ねこがねずみに追いかけられるなんて初めて見たわとだんだん減ってゆくギャラリーであった。

別の日、久しぶりのヨガ教室で悪戦苦闘していると、特に腹筋に力の入る動きになった。すると離れた場所で頑張っていたメンバーの方からブッと音がした。気が緩んでつられそうになったがぐっと堪えた。

2023年10月10日火曜日

短い秋のおたのしみ

妹とぐだぐだ飲んで食べて散歩してすてきなお皿を見つけたりお久しぶりねの友だちと邂逅したり「ヘアサロンこけし」で楽しい時間を過ごしたりもうビタイチ走っていないのにラン友達とちょこっと走って飲んで食べだり初めましての方と飲んだくれたり現役のお相撲さんの写真展に感激したり豊昇龍行きつけの焼肉屋さんで妄想しながら焼肉を食べたりどしゃ降りの中4杯もちゃんこを食べたりの秋の日々。
家に帰れば宇宙ねこのねまちがいて、幼なじみからの果物やおいしいものが待っている。9月って爽やかで気持ちいいねぇとねまちに言ったすぐ後にもう10月だということに気付くこと数回、幼なじみから来たメッセージと「Saturday night Zombies feat.RHYMESTER」にしみじみ。
相変わらずなにもつくっていないけれど、10月23日から始まる向島EXPOの初日に甘夏書店さんと初めてのお店番をする予定。よかったら観にきてください。

かあさん、それなあに?

2023年10月2日月曜日

疑惑は晴れた

先日の健康診断の際に、一点だけ突出してよくない数値があると言われたねこのねまち。1ヶ月後にまた採血して今度は外部検査に出すわね、もしかしたらセカンドオピニオンも考えた方が、とまで先生に言われて不安な気持ちを抱えていた数日後、ゆるいうんちをしたので病院に連れていくと、ついでに今日採血しようということになった。結果はすぐ出るとのことで、翌日電話があった。まさかの検査機械のエラーであった。
まだ2歳なのに、こんなに元気なのに実は生まれつきの重病を抱えていたのねと、夜中にみぞおちを踏まれようがねこキックをされようが、健気だと涙ぐんでいた曇った日々が一度に晴れて、控えていたおやつも通常通りあげたのはいうまでもない。あたしの心配より、かあさんの増えすぎた体重と肝臓の数値を心配してちょうだい。