2015年10月29日木曜日

「サロン・ド・こけし」のうわさ

うさぎ「『サロン・ド・こけし』へ行ってきたの」

かっぱ「いいねぇ、そのヘアスタイル」

うさぎ「ダイアモンドリリーっていうのよ きらきらしてるの」
(しってる かすかだけど、いいにおいがするんだよ)
かっぱ「ぼくも行こうかな あの店のマッサージ気持ちいいんだもん」

うさぎ「行っておいでよ!女主人が、あなたのような かぼちゃ色のネイルしてて素敵だったわよ」
(えっ・・・かぼちゃ色のネイル?!)
「サロン・ド・こけし」の女主人は、おしゃれ意識が高い。
流行よりも、季節を取り入れるそのセンスに心酔するお客さんがあとをたたない。

秋がふかまって、冬になっても、決して枯葉のようなメイクはしない。
かぼちゃ色のネイルで、ゆびさきもあたたかく。

2015年10月27日火曜日

「喫茶ニャーゴ」のコーヒー

この日曜日は、近所の骨董市へ。
深川福々」のコラムを書くために、身内の骨董商が、骨董商の先輩を紹介してくれた。
骨董商って、こわそう・・・と漠然と思っていたが、
自分の知らない世界に生きる、自分のスタイルを持った大人ばかりだった。

次が見つかるまで自分で使ってるんだ、と見せてもらった、骨董商の革のたばこケース。
味が出てきたら、売りものになるそうだ。
ほかにも、骨董っていうよりおしゃれな雑貨みたい、と思ったら
店主が古いパーツなどでつくったものだったり。
(色もかたちも合うものをさがすのは、どれだけ大変なのだろう!)

寅さんとはちがう露天商の世界。
知らない世界って、おもしろい。

そのあと、ずっと行きたかった店で飲んだ、タイのコーヒーのおいしかったこと!

コーヒーのおいしさは、気持ちや雰囲気に左右される。

ただ、どんなときも、「喫茶ニャーゴ」でなら、おいしいコーヒーを楽しむことができる。
あの、コーヒーのかおりで満ちた、低くジャズが流れるうす暗い店で、
読んでいた本をいったん閉じて、ひとくち。

いいことも、よくないことも、一瞬すべて消える。
店主のつくるいちごのケーキに会えるのは、冬が終わるのを待ってから。

2015年10月23日金曜日

両国のおすもうさん

相撲茶屋さばねこ」には、年内にはもうお目にかかることはできない。
いまは巡業中だし、来月は九州場所だし。
そうでなくても、この相撲人気で、なかなかチケットもとることができない。
初場所前には、国技館前にはテントの列ができるほどだ。
夜になれば、パフォーマーたちがバッキバキのライブを見せてくれるんですけどね。

近所の相撲部屋では、早朝から幕下以下の力士がはげしい稽古をしている。
部屋の前を通るときには牛歩で、戸のすきまから土俵をのぞいたり
道ばたでテーピングを巻く力士を、ちらちら見たりするのが常だ。

冬の早朝ジョグのとき、相撲部屋の電気がついているのを確認すると、わけもなくうれしいものだ。
ふだんは、この「両国のさんぽ道」のように歩いているおすもうさんは少なくて
だいたいみんな自転車に乗っている。
ちゃんこ番のおすもうさんにスーパーで会うと、ついついかごの中をのぞいてしまうのも常だ。
あんなにたくさんのたまごを、どうやって料理して、そして何人で食べるのか。
そう考えながら、ちゃんこ番のあとをつけて、スーパーをまわるのはたのしい。

2015年10月21日水曜日

最近の「はとエアライン」

うちの近所だけであろうか。
このところ「はとエアライン」の勢いが、どうも「ひよどり」たちに押されているように見えて仕方ない。
最近ひよどりたちは、家のまわりでも、川ぞいでも、あの苦しげな、けれど大きな声で、ひっきりなしに業務連絡をかわしている。
まさにいけいけ、である。
こちらの心配(大きなおせわ)をよそに、「はとエアライン」の機長やCA、整備士のみなさんは毎朝、地道に業務に励んでいるようだ。
このところ、朝夕は冷え込むので、図のような耳ウォーマーを貸出し中。
みなさま、旅にはぜひ「はとエアライン」をご利用ください。

最近の戦利品。
インコ富士(針山・なすびのまち針付き)は、その顔を見て即決。
ものコト市でご一緒した「水仙舎」さんのどうぶつたちは、どの子も、ひげぶくろがパンパン!
ぼっちゃんにいさんの、手のひらのあずきもパンパン。

2015年10月19日月曜日

「すべすべ温泉ねこぞの」へ行くつもりだった

ゆうべはぜったいに「すべすべ温泉ねこぞの」で熱い湯につかりたかった。
正体不明の葉っぱの入っているあのお風呂。
あれが疲れをとってくれるんだよなぁ。

そして湯上りには、スタッフのすべすべマッサージを受けて
番台の横のいすにすわってひと心地つけたかった。

なのに

いつものごとく、飲んで寝てしまった。
今日から月曜日がはじまるというのに。

こんな朝は、うすぐらいうちに起きて朝ぶろ。
そして、やることやったら、さっさと家を出て「土俵そば」で朝食。

先日、体調がよくない朝に、おそばがどうしても食べたくて
よろめきながらここへ行った。
少し耳の遠い店主がすすめてくれた、えびのかきあげそば。
見ためはふつうなのに、おいしくておもわず丼から顔をあげた。
そしたら目が合った店主が
「えび、おいしいでしょ。評判いいんだよ」
と、にっこり。

早朝ジョグの時間にこの店の前を通ると
はっしゃオーライ!」の運転手さんや
はとエアライン」の機長さんなどの姿が見える。
あまり早くない朝の時間帯は、作業着すがたの男性ばかり。
そこへたぬきセーターのわたくしが入店。
おいしいおそばをいただいて時計を見れば、まだまだ早い時間。
ということで、久しぶりに徒歩出勤。
いつもの日本銀行コースもいいけれど、兜町の路地を歩くのもたのしい。

そういえば「おはよう!商店」の店主がすすめてくれた高倉健の映画、
11月になったら観ようかな。

「ものコト市」ありがとうございました

ものコト市」は、大盛況のうちにおわりました。
来てくださったみなさん、ねまちを気に入ってくださったみなさん
ありがとうございました(土下座)。

スタッフのみなさんが、見えないところまでしっかり準備してくださって
(土曜日の雨でぬかるんだ箇所を最大限きれいにしてくれたり)
一日中、いろんなひとに感謝&土下座(心のなかで)だった。

何度か出店されている方から
「ここはいいお客さんが多いし、にぎやかでたのしいわよ」
とお聞きして安心してはいたけれど、まさかここまでとは!
というくらい、たくさんのいいお客さんばかりが立ち寄ってくれた。

最近はなかなかマッチをつかう機会もないし、
たばこを吸うひとも減ったし、
子どもたちに至っては、ライターの使い方さえ知らないから
マッチを見せても「なにこれ?」って聞かれるしまつだよ、
でもさ

おれ、くすり入れるのにつかおうかな、

粒ガムを入れるのにいいわね、

ちょっとしたポチ袋代わりになるね、

手紙を入れるのにもいいな、

などなど
お客さんからたくさんアイデアをいただいた。
いったいどこから、こんなにいいひとたちばかりがやってきたのだろう。

友だちもたくさん来てくれた。
差し入れしてくれたビールを、10月の青空の下でともに飲んだ。
おいしかったなぁ。

朝よりはるかに軽くなった荷物をひっぱって
夕暮れの隅田川沿いをしみじみ歩くのは、とてもよいものだった。

あっという間に時間になってしまって
他のお店をほとんど見ることができなかったのが心のこり。
うわさによると
ボキの五階建てのこの豪邸があと何件か買えるくらい
たくさんのマッチが売れたみたいですな。

2015年10月14日水曜日

今朝の「おはよう!商店」

早朝ジョグのスタートがまだ暗くて、
家に着くころに朝日がのぼる季節になったことを今朝知った。

久しぶりに「おはよう!商店」の朝食を食べた。
残念ながら、セクシーサンドには今朝も会えずじまいだったが、
ぜいたくにもマスクメロンと、新商品の開発に熱心な店主がすすめる、いかサンドにした。

土俵そば」でしょうが天そばもいいな、とおもったけれど、朝はとにかくいそがしい。
ぼっちゃんにいさんとの朝稽古も、ないがしろにはできない。

えっ
今朝の稽古、それだけ?
と、言われかねない。

昨夜は、ほんのりお手伝いをしている「深川福々」の編集会議だった。
びっくりするほどポンポンと、おもしろい企画が決定。

ああ、そして!
一年ぶりにコラムの担当になった。
スタッフのみなさん全員が、すてきな文章をさらっと書けてしまう方たちばかりなので
フンドシを締めなおして、がんばります。
このくっちゃくちゃの万年床よ・・・

2015年10月13日火曜日

おしらせ

すみだ川ものコト市」は、今週土曜日10月17日に牛嶋神社にて
おこなわれますよ!
初のソロ・マッチ売り・・・たくさんの人に見てもらえるといいなぁ。
今のところ、お天気は・・・微妙。
でも雨天の場合は翌日10月18日(日)に順延ですからね!

ショップカードというものがないことに気づき
さっき少しつくった。
朝走っているときに牛嶋神社のそばをとおりかかって
久しぶりにあの牛に会えるのか~と感慨深くなった。

ぼんやり走っていたら、道にまよって
荒川に着いてしまった。

ついに登場「ザ・両国」

ここのところ酒づいていると思っていたら
ひさしぶりにお会いしたニューヨークのお客さんから
めずらしいウィスキーをいただいた。
週末には、ちゃんこ屋さんでどんぶりビールを飲んだ。
おすもうさんの定番だというのに、なぜ「ちゃんこ えびすこ」では
メニューに入れていなかったんだ。
さっそくメニューに加えなければ。

両国には「清酒 綱取り」という地酒がある。
サントリーからは今年「知多」というウィスキーが新発売になったが
両国にもウィスキー、ないのかな、と思っていたら、
出ました。
その名も「ザ・両国」。
ブレンダ―をせかしてつくらせたので
ポケットタイプはこれから。

これをポケットにしのばせて、
海山へ行くもよし。
映画をみるもよし。
また酔って帰ってくるのか・・・

2015年10月7日水曜日

カナダのシェリー酒

アンティーク屋さんで、近年まれにみるよいものをみつけた。
カナダのふるい雑誌と、なんともなつかしい色合いのわりに
アバンギャルドな形状の、持ち手付きのいれもの。

トイレットペーパーでも入れるのかしらね、と店主とお話ししながら
カナダのシェリー酒をごちそうになった。
あまくて飲みやすくて、ティオペペよりも食前酒っぽかった。

店主は、カナダでイギリスのシェリー酒をごちそうになったはなしをしてくれた。
そのへんにあった、アンティークのグラスで出されたのが印象的だったそう。
昨日差しだしてくれたのも、すてきなアンティークのグラスだった。

それにしても、シェリー酒おいしかったなぁ。
しかし家にあったら、飲みすぎて食べ過ぎてしまうことだろう。
そんなときは「BAR GABUGABU」がおすすめ。
白ママが
「そろそろお帰りになったほうがよくてよ」
とやんわりたしなめてくれるから。
 でも結局、帰ってまた飲んじゃうんだよなぁ。
それでうつらうつらして、ぼっちゃん兄さんに
「にゃおわん」
と大声で起こされるのであった。

2015年10月6日火曜日

ついついはしご「BAR GABUGABU」


 
幼なじみが「きっと好きになるよ」と、あるお店に連れていってくれた。

しばらく行っていない「ニューねこ正」のようなそのお店で、
去年の冬から食べていなかったかきフライを食べて、
もう秋なんだなぁと気づいた次第。

においや空気だけでなく、食べもので季節を知るなんて
ずいぶんおとなになったものよ。

そのお店を出て向かったのが、東京一ハイボールがおいしいというバー。
まったくもって、すばらしくおいしかった。

それにしても
今思いだしても、
あれはゆめ?
と首をかしげてしまうほど、すべてが、
毎晩読んでいる、ふるい本の世界だった。

幼なじみとわかれて、なんだかもうちょっと飲みたくなって
久しぶりに「BAR GABUGABU」へ。

よく行く花屋さんのおじさんに
氷入りの赤ワインをごちそうになって
目のさめるような赤のガーベラをもらった。
たまにはこんな色の花もいいねぇ。
酔って帰ってきても
お花に水をあげるのはわすれないくせに
ボキのごはんを出したかどうかをわすれるなんて!