2022年5月30日月曜日

休日の特別なランチと「森の時間」

もしかしたら走る気になるかもしれないとランの格好で家を出るも、あっという間にお蕎麦屋さんにインした休日。
九条葱を山盛りにした冷やしたぬきそばのおいしかったことよ。それから「喫茶ニャーゴ」で豆をひいてもらいながら先日行った霞ヶ浦の話をすると、茨城県は多くの野菜が生産量日本一であることを教えてもらった。
誰も宣伝しないから知られていないけれど、ブランドかぼちゃなんかもあるんですとのこと。そういえば秋田の友だちも同じことを言っていた。実は納豆の発祥地は茨城ではなく秋田だが県民性なのか誰も主張しないので茨城に譲っていると。しかしこの話は議論を呼びそうなのでこの日は黙っておいた。

甘夏書店さんで開催されていた「手描きのブックカバー展」が終わり、搬出に向かった。久しぶりの甘夏書店さん、ブックカバーは引き続きネット販売してくださるとのことでありがたい。そして来月の楽しそうなイベントや川の向こうのパン屋さんの手拭いがかわいいらしいこと、さらに畏れ多くも今回のブックカバー展でご一緒したあるイラストレーターの方の、もう終了したかもしれない展示の話をしたら、その展示が明日までということを教えてもらった。しかもその展示をしているブックカフェの店主さんの話や美味しいチーズのこと、駅前にある湧水が実に美味しいことなどを聞くうちに、これも何かの縁と、ちょうど何も予定のなかった翌日に行くことを決めた。
弾みがついて川の向こうのパン屋さんへ走って手拭いを買い、コーヒー屋さんに教えてもらったハワイアンなイベントで竜眼ジュースを飲んで帰宅。
夜は「ニューねこ正」で年に数回、東京場所の際に顔を合わせる大阪のママちゃんと遭遇。とてもかわいらしい白鵬の大ファンのマダムとはこの日初めてゆっくり話してその行動力に驚いた。先日美人女将に熱海はいいですよと言われた翌日に一泊でひとり旅をしてきたそうで、ねえ写真見てと言われて覗き込んだスマホにはこの日断髪式だった豊ノ島のマスコットが揺れていた。
それから隣の席のおじさんとも盛り上がり、二軒隣のバーで3人で乾杯。途中、なんだろうこの3人、とおかしくなった。

翌日は予定通り千葉県は久留里のブックカフェへ。
のんびりしていたら行きの電車に乗り遅れ、乗り換えた高速バスでは珍しく車酔いして昼過ぎに到着。商店街の中で下車してしばし呆然と立ち尽くす。楽しそうなお店がたくさんある!
少し歩いてお目当ての「TIDE LAND BOOKS」の扉を開けると、いろんな食べものの濃い匂いで満たされていた。入口近くのカウンターでひとり静かに本を読んでいる男性のほか、ほどよくにぎやかな店内と本の数々。絵画展「森の時間」はちょうど案内されたテーブルの壁から展示されていた。この方の絵は初めて見たときからいいなぁと思っていたが、先日友だち夫婦に連れていってもらった松山庭園美術館でのこの方の作品との偶然の出会いから、もっと好きにになった。それにしても美味しかった地元の玉子とチーズだけを使ったカルボナーラ。あっという間に食べ終えてしまった。食べ終えてからもまた改めて作品を見て歩きポストカードを選んでいると、今日はご本人が在廊しているのでサインもしてもらえますよ、と店主がにっこり。はたしてひとり静かに本を読んでいたのがご本人であった。
急な展開にしどろもどろになって結局伝えたいことの1/10も話すことができず、それでも親切に話しかけてくだすったカイズケンさんは絵の雰囲気とぴったりの方だった。
後ろ髪を引かれながら駅へ向かうと先ほど気になったお店の数々。しかし満腹と満足でもうおなかがいっぱい。また次回にしよう。
駅前の湧水を汲んで飲むと、本当だ、本当に美味しい。ボトルに詰めた水は帰りの久留里線の中でちびちび飲んだが、前日カフェikkAさんで手に入れたケニアの紅茶を淹れたら美味しいだろうと思いついてあわててふたをしめた。
「森のパフェ」って絵だったかしら、あれいいわよね。あとわたしにそっくりな子の絵もよかった。

2022年5月27日金曜日

金曜日には特別なランチを

東京駅から乗った電車と並行して走る新幹線の行き先を見たら「修学旅行」と書いてあった。貸切の新幹線であった。東北方面から来て品川で下車するのかな、と考えながらじっと車窓を見ていると、こちらに向かって手を振る子たちがちらほら。楽しんできてね、と小さく手を振り返した。
金曜日の天気予報は雨。弁当は作らず、どこかのお店へ食べに行こうとどしゃ降りの中あてもなく歩くとペルー料理のお店を発見。発見というのは嘘で本当はずっと以前から気になっていたのだが感じのよいお姉さんにどうぞと言われて入ってみた。2種類のランチメニューのうち、チキンと野菜のパエリア、そして紫とうもろこしのジュースを頼んでお店を見回した。
新橋にありながらここだけはゆったりした静かな時間が流れている。ほどなくしてやってきた私のランチはとてもおいしくて、ナイフとフォークがうまく使えないほど大きなチキンは手掴みで食べた。小さな器で出されたにんにくの特製ソースもおいしかった。紫とうもろこしのジュースをのんびり味わいながら、これから金曜日のランチは特別なものにしようと決めた。
わたしのごはんにはかつお節をもっとかけてよね!

2022年5月17日火曜日

傘も差さずに弁当

先月からお昼は外で食べることにしている。
普段はお弁当を公園で
雨の日はお蕎麦屋さんなど。
今日は曇りで午後からぱらぱら雨が降るとラジオで言っていたが、お昼に外に出るともう降っていた。雨を凌げそうな場所を思い出して向かうと、やはりその場所は濡れていなかった。鬱蒼としげる木々の下でお弁当を開いて箸をつけると顔のまわりがうるさい。やぶ蚊だ。移動したいがこの場所以外は濡れているので続行。食べ終えて気付くと少し離れたところにやはりお弁当を広げている女性がいた。心の中で会釈してさようなら。
いつものあの公園でお弁当を食べている人たちはこんな日はどうしているのだろうと考えていたら、そのいつもの公園が見えてきた。雨は一向に止まないが、多くの人たちが傘を差してお弁当を食べていた。
そこまでして公園で・・・食べたいですよね!と心の中でみなさんに会釈した。今度はこの先輩方を見習って雨の公園弁当をやってみよう。
やめてちょうだい!

2022年5月16日月曜日

大相撲五月場所 中日

幼なじみやそのまた友だちなどと何年かぶりに相撲観戦の前日は、酒の欲しくなるお店で軽くビールでランチ後、ぶらぶら歩いて東京で一番ハイボールのおいしいお店でひと休み。
ずっと来たかったお店だったので店内を眺めまわしてレモンの香りを吸い込んだ。このお店はおつまみもとても魅力的なのだが、数時間後に「ニューねこ正」に集合するのでぐっと堪えた。
「ニューねこ正」のファンであり美人女将のファンである幼なじみとその恋人とでこの日に行きますと伝えてはあったが、場所中で競争率の高いカウンター席を特別にとってくれていたのはありがたかった。さらにかつおの腹身を焼いてこっそり出してくれたのもうれしかった。

翌日はそれぞれの時間に場所入りしようということで呼び出しの邦夫目当ての私は少し早めに出かけたが、この日初めましての方々のひとりが9時には来ていたと聞いて驚いた。たまにしか来ることのできないみんなを付き合わせるのは心苦しかったが、邦夫の美声をわかってくれて鼻高々。
席に戻りどうでもいい情報をみんなにいばりくさって解説しているといつの間にか幕内土俵入りに続いて横綱土俵入り。今場所は照ノ富士の土俵入りを見ることができてよかった。

持参した応援タオルの数が多すぎて追い付かず隣の席の人にまでタオルを持ってもらったり、これ同体で取り直しじゃないの、とか今のは負けだったの、とか驚いているうちに中日の取組も弓取式も終了。照ノ富士弁当は見ることさえかなわず、はね太鼓に急き立てられてさようなら。

この日、最初にチケットを頼んだ方(知り合いのお友達)がわざわざ席まで来てくださって初めまして。結局チケットは完売だったので自力で取ったのだが、知り合いからメールアドレスを聞いただけだったこの方、大きなショルダーバッグ(お菓子がいっぱい)とレジ袋、右手に栓抜きを持って現れた。コップを席に忘れてきちゃったのよ、と持ち上げたレジ袋には瓶ビールが入っていた。

取組以上に印象に残ったのは言うまでもない。
豊昇龍の一番はもやもやしたよね~。
でも、帰りにばったり会った正代をにらみつけちゃダメよ。

2022年5月12日木曜日

私も、飲んで食べるために生きている

10連休のある日、この日はいつもは市川で会う友だちと根津神社へ。
先日友だち夫婦に連れていってもらった九十九里の松山神社ではご主人が御朱印ボーイでつられて私も御朱印をもらったが、今回一緒に行った友だちも御朱印ガール。ついていったら木製のお守り札と月ごとの花御札に釘付け、どうにも気になったので両方買った。お守りの札の絵は、ちまき。5月の花御札は菖蒲。これからは毎月、根津神社へ行こう。

それから友だちが東京で一番おいしいという魚屋さんへ。

店の外から覗いたら、魚の並んだケースより一段高い場所の中央にとてもかっこいい板前さんを発見、たしかに東京で一番かもねと頷いた。

それからやけにパン屋さんが多い路地で友だちおすすめのアイス最中を立ち食いしたり、人気のうどん屋さんなどを覗いたり、坂の多いこの辺りでもなかなかの急坂を上って路地に入ったら急に現れた小さなお店で大きくておいしそうなチーズケーキ(小麦粉を使っていなくて原材料がとてもシンプルなもの)を衝動買い。返す刀でその斜め向かいのカフェに入って昼ビールとカレーで労働について話したり、住宅街に置いてあったご自由にお持ちくださいの本をもらったり、それから谷中のお寿司屋さんで彼女はおいなりさん、私は茶巾寿司を衝動買い。夕焼けだんだんを戻ると日暮里駅だが、せっかくだからと鶯谷まで歩いた。途中ねぎし三平堂で、この塀の向こうにはどれだけすばらしいお庭があるのかしらね、とひそひそ噂していたらこの家の方が出てきてホホホとご挨拶。
時間があったので鶯谷から佃へ。彼女も私も偶然同じお店の海苔の佃煮が好きであった。それからバスに乗って東京駅から酒場へ向かおうと思ったが、いつも大行列のカレーパンのお店に人がいなかったので揚げたてを買って舌と唇をやけどしながらベンチで食べた。小腹が空いたじゃない、と小食の彼女が言うのはうれしい。

ほぼ開店と同時に滑り込んだ「おいてけ堀」で濃いホッピーと、いつもの自家製チーズを3回おかわりしてほかのお客さんたちとも杯を重ねて気持ち良く酔った。

ここが一番おいしいよ、といつも自信を持って教えてくれる彼女がくれた古い雑誌のお蕎麦屋さんの記事のスクラップを読みながら、久しぶりにお蕎麦屋さんで一杯やりたいな、と思った。
また飲むつもり?

2022年5月10日火曜日

長い10連休の長い日記

暇だ暇だとあちこちで訴えたおかげで連日違う友だちと会って遊んだ10連休初日は中野純さんの「闇で味わう日本文学」出版記念ヤミツキトーク+闇歩きツアーに参加してどしゃ降りの夜の平井の街を知らない人たちと歩いた。
先日読み終えた「東京サイハテ観光」がおもしろかったのでその勢いで申し込んだのだけれど、初めて知った「暗順応」の言葉とその過程を味わったこと、家にあるもので作る行灯、夜だからこそ見えるなんでもない建物の壁に映る影、もう富士山は見えない富士塚、狭い狭い路地を抜けて出た京葉道路、そしてどしゃ降りの河川敷の大きな水たまりなど、雨と寒さに震えながら歩いたのは楽しかった。途中、風で傘が壊れた方が続出。冷たい雨と風の中、素足にサンダルやスカートにパンプスで泥だらけのご婦人など、なぜこんな荒行をしているのか誰も疑問に思わず必死で中野さんに付いていった。
闇歩きツアーの終盤の公園で、すぐそこのビル(明かりもなく真っ暗)で警察の手入れがあって外国人が一斉に摘発されたのを父が目撃したんです、これもまた闇ですね、と主催者の方がぽつりと話したのがなんともいいサゲになった。

翌日は友だちと大福山というかわいい名前の山を走った。途中寄り道した出世観音への坂道が経験したことのないほど急勾配で今思い出しても胸がきゅっとなる。山つつじと八重桜がきれいだった。
表示がいろいろ間違っていたらしい展望台でうぐいすの声を聞きながらしばしのんびりして、復路は沢伝いに下る。前日の大雨にも関わらず澄んだ小川と森の中を進むと、抜きつ抜かれつだったご夫婦からヒルに気を付けてと言われて縮み上がった。むかしむかしこの辺りを歩いていて、フンド氏の靴下の色が薄いグレーだったはずなのに片方だけ黒いことに気付いて確認するとヒルに噛まれて血まみれになっていて震え上がったことを思い出した。幸い今回は遭遇しなかったが、何度か沢に落ちてイノシシらしき足跡を発見した。走り終えて駅に戻るとなんとも好みの食堂が営業しており、迷わずそこで山菜そばを注文。フキの香りがとてもよかった。
お天気が最高によくて、連れていってもらった温泉では露天風呂でだらしなくずっと伸びており、山の中のかき氷屋さんでは地元・千葉の甘夏のかき氷で歯が冷たくなったのに追加でまたかき氷を頼んだ友だちに触発されてソフトクリームを続けて食べてしまった。食後に滝を見に行くと以前フンド氏がヒルに噛まれた現場辺りのはずが整備されていて面影もなし。ここでは毛虫に遭ってしまった。

その翌日は友だち夫婦と美術館へ。以前、銚子さんまマラソンの後に友だちのご主人の運転で連れていってもらった谷あいにある松山庭園美術館。ひとりで行くつもりだったがわざわざ送り迎えをしてくれた上にクーラーボックスを指差して、よかったら開けてと言われた。たしかさんまマラソンの後も同じことを言われて遠慮なく冷えたビールをいただいたがこの時はまだ朝の8時。さすがに朝からビールは飲めませんよ、と言うと、いやいやそれほどの人だと思ってますからとご主人。いったいどれだけの酒飲みだと思われているのか。
途中少し迷ったおかげで成田空港に入ったのも愉しく、山を上ったり下ったりして懐かしい美術館に到着。以前は紅葉の時期でどこもかしこも真っ赤なもみじでいっぱいだったがこの時期は目が覚めるような緑。春もいいねとゆっくり門をくぐった。
送られてきたハガキの写真が気になっていたのだが実際の作品はずっとおもしろくて広いお屋敷のような美術館をゆっくり見て回り、コーヒーをいただいているとねこたちがやって来た。さらにどこからともなくやってきた男性。見たことのある方だと思ったらここを作った張本人であった。いつもは作品を見るだけで質問などできないのに、この日は夫婦に背中を押されて声をかけたが、感動したことの1/3も伝えられず。
それから行ってみたかった甘味処で地元民のソウルフードだというじまん焼きを食べ、道の駅で玉子巻のお寿司やはちく(細いたけのこ)などを血眼になってかごに入れ、植木のまちというだけありたくさんある木や花をゆっくり眺めて歩いていると道の駅なのに獣が出るとの看板に一同震えつつ今度は九十九里の海に連れていってもらって寒さに震えた。帰りの車内は、五月場所の展望と沖縄出身のこの友だちとご主人のなれそめを聞いていたらあっという間であった。仲のよい、本当に大好きな夫婦。家の前まで送ってもらい、飲めなかったビールまで全部もらってさようなら。

そのまた翌日は友だちと夜の皇居ラン。ゲリラ豪雨のような土砂降りでランステの顔なじみのスタッフさんから心配されたほどだったのに皇居に向かう道すがら、ほら見てと言われて空を見たら青空。なんという晴れ男。故障中だけれど少し走りたいという友だちのペースは今の自分にぴったりであった。それから予約してもらったジンギスカンのお店で肉を食べては感動。不安になるほど見た目がチャラかった店員さんがとても親切でまた感動。酒は控えめにしておいた。

翌日、お休みに入ったはずの「ニューねこ正」の大将から電話があり、わざわざ新玉ねぎを届けてもらう。先日この新玉ねぎの産地の九十九里に行った話をして、たくさんの新玉ねぎといわしのごましょうが和えにしょうがの甘酢漬けまでもらった。
午後から走りに出るも全行程を徒歩。まったく汗もかかず疲れてもいなかったが銭湯へイン。手作りのアロマスプレーの香りが好きなここのサウナに入りたくて。丁寧に「整う」方法を書いてくれていたのでそれに従って3度ほど水風呂と往復、これが「整う」ことなのかと納得、すっきりして帰宅。九十九里のおいしいものをつまみに、やはり九十九里の落花生の焼酎。

そのまた翌日は、この連休で必ず行きたかった館山へ久しぶりに出かけた。
とはいえ目当ては海以外に何もなく、電車でゆっくり行こうと菜の花弁当をつつきながらうとうとしているうちに到着。海が見える瞬間を見逃してしまった。なんとなく海と反対方向へ歩いていくと小さな看板に、矢印となにやら気になる文言が。矢印に従って進むと、パッチワークのような建物。思い切って中に入ると古道具屋さんのようで、友だちの使っていたボトルと同じようなものがあったのでそれを取り上げるととても重かった。ごめんなさい、それ私の私物なんですとお店の方に言われて大笑い。ここは手作りでつくったスペースでこの日はたまたま古道具を売っているとのことで、ここをつくったお兄さんも交えてしばしお喋りしていると、これからどちらへ?と訊かれたので海以外に特に考えていないんですと応えると、おいしいレストランがありますよとのこと。ここを出てすぐ目の前なんですけど、ランチは団扇アジのフライがおすすめだけど大きすぎるかなぁ、オムライスもおいしいですよと教えてもらって頭が完全にオムライスになった。お礼を言って早速そのお店へ。まだお腹は空いていなかったがこういう話には乗るに限るのだ。地元の方々に勧められただけあってとても感じのよい店主とアルバイトさん、そして最高においしいサラダにオムライスであった。それからようやく海岸へ出てぶらぶら。駅前で見たジャズフェスのポスターを思い出して城山公園に向かった。
何度も来た館山だけれど普通の住宅街を歩くのは初めてで楽しく、他所さまの家の庭の花を眺めているうちにあっという間に到着。しばらく演奏を聴いて今度は昔山奥にあった雑貨屋さんへ向かって歩き出した。途中大行列のおみやげ屋さんを冷やかしながらようやく到着。いい香りのせっけんを手に入れた。またぶらぶら歩いて海を見て、トライアスロンの練習をしている子どもたちを見てさようなら。

そのまた翌日は西新井駅のホームのラーメン屋さんにまた行きたくて仕方なく、走る格好で家を出るもなぜか電車に乗ってしまった。お目当てのワンタンメンを堪能していたら隣に来た人が注文したカレーラーメンが気になって凝視。次回はこれにしよう、とひとまず改札を出て西新井大師へ。露店が楽しくて三周もして、さて帰りますかと出発したがやはり走る気がせずウォーキング。今後はウォーキングに転向しようかと考えながら少しも走らずに帰宅。

そのまた翌日はLSDのお誘いを断ってコーチ主催のリレーランの応援とBBQのためだけに初めての和光市へ。もうランなどできる気がしない。
晴れ男のコーチのおかげで雨の予報が外れてとてもいいお天気の中リレーランは終わりBBQ。コーチが前日から用意してくれて肉のプロが来てくれただけあって何の手伝いも出来ず。子どもの頃からそういうところがある。帰り道、友だちがかしわ餅を買ってくれてみんなで食べながら駅へ向かうとコーチが待っていて二次会へ。久しぶりにジャックダニエルのソーダ割りをおいしくいただいた。酒は控えめにしたので失態はなし。

連休最終日は友だち夫婦と原宿で待ち合わせ。
以前はいつも疲れていた友だちのテンションが高く、つられて声を張り上げて喋りながら歩く。青山や表参道にいながらなぜ野菜や食べ物ばかり買ってしまうのか、それはね、私が食べるために生きてるからだよ、と強引なパンチラインをかまされて納得。それでも当初の目的の傘も見つかった。流れで池袋まで移動して更に食べ物は増えていく。連休最終日に会えてよかったねとご主人に言われて本当にそう思いありがたかった。

充実の10連休の充電はまだ切れそうにない。
よく言うわ!