2023年8月29日火曜日

夏の終わりのカクテルパーティ

銭湯帰りにふと見上げたら空が高く見えた。この時期になると必ず思い出す、何かの映画の「空が高くなった 夏はもう終わりだ」という台詞を今年もまた思い出した。

久しぶりに音楽でも聴くかとイヤホンを着けるとRHYMESTERの「into the night」。毎年聴いているのでこの曲のリリックが自分の経験のように思えて往く夏を懐かしむ。こんな経験、ビタイチしてないけれど。
次の曲はなぜかBRAND-NEW HEAVIESの「You're the UNIVERSE」。ねこのねまちがやって来てからねまちのテーマソングになった。あなたは宇宙、でもあばら家で申し訳ない。
PUNPEEを挟んでRHYMESTER「待ってろ今から本気出す」。この曲を自分のテーマソングにして鼓舞する時期がある。描いている絵が完成した夜中にこの曲を聴きながらオラつく自分を想像して朝歩くのが常である。今は何も描いてないけれど。
そういえばここ何年もカクテルパーティのお知らせを送っていなかった。フンド氏もぼっちゃんも引っ越したし年のせいかカクテルなんて聞いただけでウップとなるので来年からは焼酎パーティにしようかしらん。
誰も来ないわよ、そんなパーティ。

千秋楽いろいろ

中日から出席して、千秋楽までつとめあげた相撲健康体操。この日は甲山親方のわかりやすい指導とよい声でいつも以上にはりきった。土俵入りの型、気鎮めの型は気持ちがよくて四股は少しだけまともに踏むことが出来るようになった、ような気がする。

別の日、「深川福々」発行人に誘われて子ども食堂へ。お手伝いということでエプロンこそ着けたが、社会貢献の一環で来ていた相撲協会の親方たちにキャッキャしていただけであった。前日引退会見に涙したばかりの千代の国や数日前にやはり引退したばかりの明瀬山、先場所で写真を撮ってもらった魁聖、そして玉飛鳥の熊谷親方たちはみな感じのいい青年たちだった。

どうにも冴えない毎日をやっつけで過ごし、休日は満足いくまで眠っていたら腕にふわりとねまちがやってきたのでしばらくそのままうとうと。
さっきまでいた本来のねまちで土手沿いの路地を行ったり来たり歩き回ったせいか、布団を干してねこのねまちを爪切りに目と鼻の先の病院へ行ったらどしゃ降りになって布団もねまちも私もずぶ濡れになったせいか、出かける気が失せたのでマッサージに出かけたのちに銭湯、そして「ニューねこ正」へ。ちょっと観に行きたい展示があったがその翌日も銭湯へ。
この日は「本と手ぬぐい8」最終日で搬出。風呂上がりでフンド氏の家に寄ったり買いものしたりしていると友だちから次々とメッセージが来た。ありがたいことに「本と手ぬぐい8」に出かけてくれたとのこと。甘夏書店へ向かうと私の搬出するものが無くなっていた。暑い中お出かけくだすったみなさん、本当にありがとうございました。
かあさん、後ろのくちゃくちゃを早く片付けたら?

2023年8月17日木曜日

大人の夏休み

生まれも育ちも深川の友だちに富岡八幡宮のお祭りに誘われてお神輿を担いだ。
サラシを巻くと水の重みで乳が出るよと脅されたので法被の下はTシャツに、お神輿を担ぐならスポーツブラよ、と夏休みの前に会った京都生まれのマダムに注意されたので従った。初めてのハンダコを履き新しい手ぬぐいを巻いていざ清洲橋へ。
水かけ祭りなので沿道から水をかけられるのは知っていたが、消防車のホースや、トラックの荷台からバケツで溺れるほど水をかけられたのには驚いた。ゲリラ豪雨も何度もあって、これは水?雨?と大笑いしながら練り歩いた。お神輿があんなに重く肩に食い込むとは知らず、翌日、友だちと温泉に浸かったときに、どうしたの、DVに遭ったの、と心配されたほど両肩には大きなアザが出来ていた。

日帰り帰省。早い時間に出発して懐かしい電車に揺られて「深夜特急」作者の沢木耕太郎さんの言葉にハッとしたりGONTITIを聴きながら刺繍したり雑誌や本を読んだりうとうとしたり。文太くんはいつものように熱烈歓迎とはいかなかったがおみやげのおやつをおいしそうに食べてくれた。

別の日、飲み友だちと朝から梨を求めて梨街道へ。今年最後の幸水をどっさり、途中で餃子もどっさり手に入れて夕方からお久しぶりねの酒場で乾杯。やはり飲み過ぎた帰り道、お休みのはずの「ニューねこ正」の前で大将とばったり。仕事熱心な大将だなぁと改めて尊敬した。

短い夏休みは終わった。
まだまだ暑いけれどそろそろ気持ちは残暑に移りつつあるところへ幼なじみから季節のくだものが届いた。以前みんなで行っていた花火大会は行かなかったらしい。
私の刺繍も止まったまま。
手ぬぐい展は27日までやってますよ。

2023年8月10日木曜日

相撲健康体操

いまだかつてないほど感慨のない誕生日の朝、それでも休みは取っていたので相撲健康体操に参加。
会場である国技館のエントランスは朝は日陰で快適だけれど、体操はというと基本の蹲踞からしてきつく、阿炎の真似をして四股を踏もうとするも思ったほど脚が上がらず、開始早々に汗がぽたぽた落ちた。後ろの坊やも汗だくで「ヨイショ~!」と頑張っていた。
七月場所で途中休場した弓取の聡ノ富士さんや以前食事会で隣に座った佐々木山さん、落合改め伯桜鵬ほども髪が伸びていない新弟子さんたち、そして現役時代にファンだった元栃煌山の清見潟親方がまわし姿で指導してくださり本当に楽しかった。カードにスタンプを押してもらい、相撲健康体操の冊子や鉛筆やうちわ、お茶にキャンディとたくさん参加賞をいただいた。
それから久しぶりのお気に入りの海へ。海は先日も行ったのだけれどそれは漁港でこの日は海岸。
とんでもない暑さで手ぬぐいがあっという間にびっしょり。(この手ぬぐいは甘夏書店さんで発売中)
海水浴やボートの若者たちがうらやましかったが日本丸が寄港しているのを見ていつもの喫茶店であんみつも食べていつものパン屋さんでフンド氏にホットドッグのおみやげも。自分へのおみやげに買った鯵のなめろうご飯があまりに美味しくてその晩は食べすぎたので、翌朝もまた相撲健康体操に向かったのであった。
そのまた翌朝も行って、あと少しで勝ち越しっすね、とお相撲さんに言われたのよね。

2023年8月2日水曜日

そうめんの手ぬぐい

しばらく会っていなくても忘れないでいてくれた忙しい友だちと久しぶりに皇居を一周。
コロナ禍もちょくちょく会っては走っていたけれど、走るだけの仲・薄い仲だと思っていた。しかしどうしても話さなければならないことがあり走った後に焼肉を食べながら話していると、それほど薄い仲でもないのかなと思った。ありがたい。

ぼんやりしているうちに8月に入っていた。
今年の夏は「土俵そば」からそうめんの手ぬぐいが登場。
拡大してみても見えにくい。
よく見ると、そうめんにぴったりの薬味たちが流しそうめんを楽しんでいて
でもきゅうりやなすやピーマンがなぜ?とお思いのあなた。お目が高い。
大阪の友だちの家でそうめんをごちそうになったとき、きゅうりの千切りや錦糸玉子まで出てきてそれはおいしかったんですよ、と「土俵そば」で話したことがきっかけで、なすとピーマンの炒めたものもそうめんのお供に加わったのだ。
途中で飽きてしまいがちのそうめんも最後までおいしくいただくことができる「土俵そば」のそうめん、おすすめです。

手ぬぐい展は絶賛開催中。お休みの日をチェックして、暑い日差しを避けて、向島の一軒家カフェikkAさんとその2階の甘夏書店さんへどうぞ。
わたしはお留守番してるわ。