生まれも育ちも深川の友だちに富岡八幡宮のお祭りに誘われてお神輿を担いだ。
サラシを巻くと水の重みで乳が出るよと脅されたので法被の下はTシャツに、お神輿を担ぐならスポーツブラよ、と夏休みの前に会った京都生まれのマダムに注意されたので従った。初めてのハンダコを履き新しい手ぬぐいを巻いていざ清洲橋へ。
水かけ祭りなので沿道から水をかけられるのは知っていたが、消防車のホースや、トラックの荷台からバケツで溺れるほど水をかけられたのには驚いた。ゲリラ豪雨も何度もあって、これは水?雨?と大笑いしながら練り歩いた。お神輿があんなに重く肩に食い込むとは知らず、翌日、友だちと温泉に浸かったときに、どうしたの、DVに遭ったの、と心配されたほど両肩には大きなアザが出来ていた。
日帰り帰省。早い時間に出発して懐かしい電車に揺られて「深夜特急」作者の沢木耕太郎さんの言葉にハッとしたりGONTITIを聴きながら刺繍したり雑誌や本を読んだりうとうとしたり。文太くんはいつものように熱烈歓迎とはいかなかったがおみやげのおやつをおいしそうに食べてくれた。
別の日、飲み友だちと朝から梨を求めて梨街道へ。今年最後の幸水をどっさり、途中で餃子もどっさり手に入れて夕方からお久しぶりねの酒場で乾杯。やはり飲み過ぎた帰り道、お休みのはずの「ニューねこ正」の前で大将とばったり。仕事熱心な大将だなぁと改めて尊敬した。
短い夏休みは終わった。
まだまだ暑いけれどそろそろ気持ちは残暑に移りつつあるところへ幼なじみから季節のくだものが届いた。以前みんなで行っていた花火大会は行かなかったらしい。
私の刺繍も止まったまま。
手ぬぐい展は27日までやってますよ。
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