8つしか離れていない息子と深酒。
翌日の仕事にはちゃんと行けたのか、こわくて聞けなかった、
なんちゃって母。
息子から聞くボーイフンド氏の話は知らない人のことみたいで
私の話すボーイフンド氏の話は、息子の知らない人のことみたいだって。
そのふたつが重なって、彼という人の横顔が見えてきた。
店を出て、いつものように手を振ってわかれた。
「またね!」
大声で言われて振りかえると、自転車にまたがった息子が、
ふてくされたような顔でこっちを見ていた。
にやにやしながら、うっかり電車を乗り過ごしたのは、
いつものこと。
とおり道の沈丁花が少しひらいていて、もうじき2月なんだな、と
思ってから早や2週間。
あまったミートソースをああしてこうして、
ロール「してない」キャベツをつくった。
そもそもあれが、ロールキャベツだったのかどうかさえ不明。
きんぎょ草を買ってきた。
あるかなしかの、微かなかおりが、いいんだよ。
ミキサーランプと、ねんねグッズを入れたざるをパトロール中のぼっちゃん。
おつとめ、ごくろうさんです。