2014年8月18日月曜日

ねまちへ

ひさしぶりに、好きにすごした夏やすみだった。
ゆっくり起きて朝ジョグをし、遅めの朝食をとってから、映画を観に行って、夜はねまちへ。

毎日映画を観に行ったのは、はじめて。
休みの初日に行ったのは「うとうとシアター」で、次の日は「にこにこシアター」、3日めは「ほのぼのシアター」であった。

休みのおわりには、かけあしで帰省。
お墓参りをして、「きつねのかみそり」という花のなまえを覚えて、
四葉のクローバーを押し葉にして、文太くんとはらをわって話をして、
おいしいものを食べて、行きたかったところへ連れていってもらって、
長い夏休みが終わった。
うすうす気づいてはいたし、こころの準備もしていたけれど、
どうやら夏が終わりに向かっているようす。
そして、マニア(私)にはたまらない、にいさんのオミアシ。

2014年8月12日火曜日

ぞっとした話ふたつ

夜中、あたまのあたりがぞくっときて目がさめた。
霊感はないけど、なにかおそろしいものだったらこわいな、と目をぎゅっと閉じていたら、
荒い息づかいと、痛みを感じた。
おそるおそる、まくらもとに目をやると・・・

私の髪をねちねち噛んではひっぱり、いきおいあまって、あたまにガブッと噛みついた
ぼっちゃんであった。

朝稽古の時間にはまだ早いですよ、と言いきかせて、定位置へお戻り願った。

このところの大雨で、川の水があふれたらしく、隅田川テラスには、
かにがたくさん打ち上げられていた。
早朝ジョグは、かにを踏まないように慎重におこなった。
近づくと、はさみをふりあげて怒るからね。

しばらく走ると、今度は小魚たちが打ち上げられていた。
これらは、「はとエアライン」のたいせつなエネルギー源なので、
慎重に避けて走っていったら、
カーブを曲がったとたんに「わあっ」と声が出た。

こちらを向いて、怒ったように大口を開けて力尽きた、大きな鯉。

翌朝、鯉がいた場所には、大口を開けたままのかたちの、きれいな骨だけがあった。

2014年8月11日月曜日

たんじょうびの日

何か月も前からねちねちと計画を立てていた、北陸ひとり旅(日帰り)。
はじめての北陸、はじめての福井県越前市。
米原から乗り換えた「特急しらさぎ」の車窓からは、しらさぎがたくさん見えて、もうたいへん。

かこさとしさんの絵本館は、かこさんの絵本同様、こまかいところもかわいい、
木の香りに満ちたすてきな絵本館だった。
館内のあちこちにある、越前和紙でつくられただるまちゃんの時計とか、
地元の木工屋さんでつくられたかみなりちゃんのいす、
庭にはだるまちゃんのすべり台やシーソー、
だるまちゃんの形の手作りラベルに花壇のお花のなまえを書いたもの、
そして「せっかくだからいいものをつくりましょう」と、今年になってかこさんがつくりなおしたという、
すてきなパンフレットなどなど。

かこさんが、ご自身の米寿の記念に自費出版して、全国の図書館へ寄贈した絵本も読んだ。
紙しばいや絵本の制作を始められたきっかけ同様、
なんてまじめでやさしい人なんだろう、と感激した。

親切なスタッフの方がくわしく案内してくださって、しおりやポストカードまでいただいた。
実は、駅前で自転車を借りたときにもしおりをいただいたのだが、それは言わない約束よ。

もっともっといたかったけれど、電車の時間もあるので泣く泣くさようなら。
かならず、ぜったいに、また行きます。(今度は泊まりでね)

時間がなくて、武生名物のボルガライスも、越前そばも、中華そばも食べることができなかったが、
野生のカンにしたがって歩くうちに、まったくもって私好みのアンティーク屋さんを発見。
いいおみやげも買うことができた。

雨女らしくどしゃぶりに遭って、びしょびしょの姿で、晴れた東京に到着。
缶ビール2本ですっかり酔っぱらって、帰りの新幹線ではうとうとしていたので、夢からさめたよう。
行ってよかった!いい一日だった!

年にいちど、この日のすごし方だけは、なぜかヒミツにしているので、
いつ、だれに、最初に話そうかと思っていたのだが、がまんできずに昨日、
喫茶ニャーゴ」で、マスターにぺらぺらしゃべっちゃった。
マスターはかこさとしさんを知らず、だまってクッキーをサービスしてくれた。

2014年8月7日木曜日

ニャーニャーホテル 冬だけの特別

あんまり暑くて、「ニャーニャーホテル」のクリスマスだけの特別ルームに行きたくなった。

毎年、あの暑さがくる、あの暑さがくる、と覚悟しているのに、いざやってくると「しまった!」と思う。
こんなときは、冬のねまちへ行くのがいちばん。

今朝、ひさしぶりにしらさぎに会った。
そういえば昨日も同じ場所にいたが、私の持つしらさぎのイメージとあまりにかけはなれた落ち着きのなさに、脳が「なかったこと」にしていたらしい。
今日は、アンニュイにたたずんでいた。よし。

ぼっちゃんがひらいている。
声をかけても、しっぽで返事。

いつも規則正しいぼっちゃんだが、夏になると、さらにまじめさがきわだつ。

朝は5:00から朝稽古、その後ベランダをハトロール(主にあさがおの数のチェック)。
しばしの瞑想タイムをはさんで朝食。

私も、国技館の「相撲健康体操」に通おうかしらん。

2014年8月4日月曜日

うまくできてる

美容院に行くにはこの日しかないし、でも夕方から行きたいイベントがあるし、
でなやんでいたが、幸運なことに、両方とも行くことができた。
かんがえごとがあって、かんがえすぎてあたまがしびれていたので、
あたまの中も外もすっきりして、ほんとうに救われた気分。
問題の解決にはならなくても、気分がたいせつ。
どんな週末になるのかとおもっていたけれど、いい週末になって、うまくできてる、と思った。

日曜日、旧安田庭園での、地味なところがなんともいい納涼祭りで、
ビールを飲みながら俳句をひねっていたら、義兄から食事のおさそい。
義兄は今年、お店の40周年記念本をつくっていて、打合せの帰りになぜか私を思い出したらしい。

そんな忙しい義兄が、ちょっと早い誕生日プレゼントをくれた。
いろんなお店の、古いマッチ箱。
こういうのって、自分ではまず買わないけれど、もらうとほんとにうれしい。
お気に入りマッチを入れている鳥かごに入れるには、まだながめ足りない。
そして義兄のお店のスタッフうっちゃんからは、歴代横綱の名が記されている灰皿をもらった。
状態がとてもよくて、貴乃花で切れているところがポイント。
たばこは前にやめたから、なにを入れようか、かんがえ中。

さんざん飲んで食べたあと、我が家へ寄って、ぼっちゃんをほめちぎってもらって、さようなら。
この季節、「ニューねこ正」のおにいさんとの話題は、じぶんの家のねこが、
どのように開いているか、ということに尽きる。

2014年7月31日木曜日

以心伝心

今夜は行くぞ!と朝から決めていた、「魚猫」のおやじさんにちょっと似たマスターのいる赤ちょうちんのお店。
いつものように大量の注文をして、ママさんが活けたお花をながめていたら、なにか言いたげなマスターと何度も目が合った。

「今日あたり来るんじゃないかって、このひと言ってたんですよ」

豆乳ハイをさしだしながら、ママさんが笑った。
すごい!私もなんですよ。

以前もどこかで同じことを言われたような気がする。
「魚猫」のおやじさんに似た人とは、なにか通じるものがあるのかしらね。

それにしても、今年の夏はなにをしようか。
夢がふくらみすぎて、収拾がつかない。
夏は、ねまちのもっともたのしい季節。
夏休みに入っても収拾がついていなかったら「こうもりエアライン」で、行きたいところぜんぶへ行こうっと。

読んでいない本も、集中して読みたいな。

2014年7月30日水曜日

たくわんばあちゃん

実は、ねまち案内人の、たくわんばあちゃん。
作者の私が存在を忘れかけていたが、夏になるとなぜか、おもいだす。
ついに今朝、豪栄道豪太郎(フルネームで言わないと気分が出ないのだ)が大関・豪栄道になった。
けがで名古屋場所を途中休場した栃煌山も、けがによる不調から復活のきざしを見せた妙義龍も、つぎに続いてほしいな。
そして千昇、もういちど十両にもどってほしいな。

それにしても栃ノ心、やっぱり強かったなぁ。

九月場所は15日間毎日、国技館にハトロールに行かねばなるまい。
そんなひまがあったら、おそうじしてくださいよ。