何か月も前からねちねちと計画を立てていた、北陸ひとり旅(日帰り)。
はじめての北陸、はじめての福井県越前市。
米原から乗り換えた「特急しらさぎ」の車窓からは、しらさぎがたくさん見えて、もうたいへん。
かこさとしさんの絵本館は、かこさんの絵本同様、こまかいところもかわいい、
木の香りに満ちたすてきな絵本館だった。
館内のあちこちにある、越前和紙でつくられただるまちゃんの時計とか、
地元の木工屋さんでつくられたかみなりちゃんのいす、
庭にはだるまちゃんのすべり台やシーソー、
だるまちゃんの形の手作りラベルに花壇のお花のなまえを書いたもの、
そして「せっかくだからいいものをつくりましょう」と、今年になってかこさんがつくりなおしたという、
すてきなパンフレットなどなど。
かこさんが、ご自身の米寿の記念に自費出版して、全国の図書館へ寄贈した絵本も読んだ。
紙しばいや絵本の制作を始められたきっかけ同様、
なんてまじめでやさしい人なんだろう、と感激した。
親切なスタッフの方がくわしく案内してくださって、しおりやポストカードまでいただいた。
実は、駅前で自転車を借りたときにもしおりをいただいたのだが、それは言わない約束よ。
もっともっといたかったけれど、電車の時間もあるので泣く泣くさようなら。
かならず、ぜったいに、また行きます。(今度は泊まりでね)
時間がなくて、武生名物のボルガライスも、越前そばも、中華そばも食べることができなかったが、
野生のカンにしたがって歩くうちに、まったくもって私好みのアンティーク屋さんを発見。
いいおみやげも買うことができた。
雨女らしくどしゃぶりに遭って、びしょびしょの姿で、晴れた東京に到着。
缶ビール2本ですっかり酔っぱらって、帰りの新幹線ではうとうとしていたので、夢からさめたよう。
行ってよかった!いい一日だった!
年にいちど、この日のすごし方だけは、なぜかヒミツにしているので、
いつ、だれに、最初に話そうかと思っていたのだが、がまんできずに昨日、
「喫茶ニャーゴ」で、マスターにぺらぺらしゃべっちゃった。
マスターはかこさとしさんを知らず、だまってクッキーをサービスしてくれた。
2 件のコメント:
ほんとにほんとに、行く価値大アリ、大アリクイ!
たしか、ダンドリくんか新さんが言ってたはず。
最近なぜかマイブームになってるんだ!
コメントを投稿