2015年9月1日火曜日

ゆめのようなできごと

ずっとまえから持っていた、ずっとむかしの本。
そこに載っていた、遠くのまちのすてきなバーと、そのお店のおいたちに感激して
いつか行ってみたいな、と思っていて、行ってしまった。

こんなことって、あるのだなぁ。

最近、人がかわったように、思ったことを口に出せるようになったから
そのお店のとびらが開いたことがうれしくて、そのことをマスターに全部話した。

ずっとまえから持っていたその本のことを、一般に販売していない本ですよ、と
マスターはほそい目を目をまるくした。
そしてバーのマスターだけが読むその本の、お店にあったぶんをどっさりくれた。

そこで飲んだハイボールは、今まで飲んだことのないおいしいものだった。
あまいおつまみと、いただいた本、マスターとのおしゃべりに、これは夢かもしれない、と
何度もあたりを見まわした。

あの人がほほえみながら、隣でマティーニをすする横顔が見えた気がした。

ところで
大手レコード会社「ころんとレコード」が、満を持して両国の曲をリリース。
A面は、なぞの美人歌手がしっとりと歌う「両国のひと」。
B面は・・・

あれ?!
どこかで見たような・・・見てないような。

♪ヘイヘイヘイ

2015年8月28日金曜日

両国図書館はわるくない

先日、土曜日の仕事に煮詰まって、気分転換に「両国図書館」へ行った。
いつもぶらりと寄っては、掘りだしものを見つけるこのお店。
なにかを求めて行ってはいけない。
煮詰まっていたこととは、すでにもうできているものが、これでよいのかどうか、判断すること。
それができれば、すべてはわけニャイよ。
と、判断力バッキバキのにいさんがおっしゃる。

この日見つけて、寝るまえにすみずみまで読んだ本。
今朝、まったく同じものが本棚にあることに気づいた。
が~ん!

2015年8月10日月曜日

変わらない「ニューねこ正」

たくさんの記念日が重なった週末。
ずっとずっと、行きたくても行けなかった「ニューねこ正」へ連れてってもらった。
うれしかったなぁ。

さてそろそろおしまいかな、と思った瞬間に、目の前にさしだされたのは、桃。
大好きなフリーペーパー「百味」の今月号が、それはおいしそうな桃だったので
これはなにかの偶然?と思ったが、いや、旬だからでしょう、と瞬時に納得。

おいしかった。
しみじみ、ありがたいねぇ。
ボキは11歳になりました。
この写真のときと同じ、あまくてあまくておいしいとうもろこしを、三列も食べました。

2015年8月5日水曜日

弁当バッグ 再び

あまったおかずと、めぐんでもらったお米で
じぶんのぶんもつくった。



OLさんふうのちいさめ弁当にしたら、シャケが入らなくなってしまった。
シャケが悪くならないうちに、なんとかしなければ。

10月17日(土)におこなわれる「すみだ川ものコト市」に、
いきおいで出店を申し込んだ。
昨年だったか、雨で中止になったために、売るタイミングを逃した
両国のねまちのマッチを、今度こそ売るのだ。

体力的にはひとり、だけど気持ちは三人ぶん。

2015年7月15日水曜日

ふつうの弁当バッグ

例の展示、気づけば明日までではないか。
初日は、てんやわんやで全然見ることができなかったので
今晩ゆっくり見てこよう。

ちなみに私のバッグは、初日に、めでたく目の前で売れました。
名付けて、弁当バッグ。
結びをほどくと
いたってふつうの弁当があらわれる。
アップにしても、当然ふつうである。
ふつうの弁当バッグ。

家族全員で夜なべしてつくったもんね。
ぼっちゃんは、ポテトサラダを毛だらけにする担当。

2015年6月30日火曜日

『再見、文化屋雑貨店!』

先週末、義兄から着信が数件。
そして「送るのでよろしく」のメッセージ。

「???」

なにかと思ったら、義兄が文化屋雑貨店を閉めてから
初めてのイベントのお知らせ。


・・・と思ったら、なんと私も参加することになっていた。
一昨日送られてきた帆布無地トートに
いろいろな人が、なにかをほどこしたものを展示販売するみたい。
それはそれは、そうそうたるメンバーなのだろうなぁ。

久しぶりにおしりに火がついて
ただいま鋭意制作中。


「再見、文化屋雑貨店!」
会場:ギャラリー「幾何」
住所:東京都江東区白河3-7-13
期間:7/10(金)~7/16(木) 12:00~20:00

いつも早寝の私が、ゆうべはいつまでも起きていたものだから、
ぼっちゃんが心配して何度もやってきた。
トイレでうとうとしていたときには、大声で起こしてくれた。
なんてやさしい!

2014年11月10日月曜日

まだあった!ねまち包装紙

つたないかぎ編みにむしが食い、そこからサンタがのぞいている。
そんな包装紙の、存在を忘れていた。

もしかしたら、湘南ねこ美術館さんに在庫があるかもしれません。
(いつ行けるのやら)

先日、洗濯ものを干し終わってから、ふと玄関を見たら
にいさん
また私をおどろかそうとして・・・

「ぼっちゃんにいさん、どこへ行ってしまったの?!」
私の迫真の演技に
お手々とひげのみ、ちらりと見せてくだすった。



2014年11月7日金曜日

クリスマスの「ぺろりレストラン」

クリスマスにむけて、「ぺろりレストラン」では、いつものメニューがちょっぴり大盛りになるらしい。

自身初めてのデートがクリスマスだったという、こわもてマスター。
雪が降りしきる中、足もとがわるくてつるつるすべって転びそうだったおんなのこの腕をささえることがどうしてもできず、ふたりで立ち見で観た映画は、内容をおぼえていないらしい。

では、じぶんの好きなお店でおいしいスパゲッティをごちそうして、いいところを見せよう、と思ったのだが、そこはそれ、年ごろのおんなのこは、好きなおとこのこの前で大きな口を開けて、ぱくぱく食べるなんてできないもの。
結局おんなのこは、たくさん食べ残してしまって、きまずい雰囲気のまま、デートは終わったらしい。

その苦いおもいでから、マスターはスパゲッティをしばらく食べることができなかったそうだが、ひょんなきっかけでこのスパゲッティをつくることになり、それを生業とすることになったのだから、おもしろいものだ。
いつもはもくもくと料理をつくっているマスターに、そんなおもいでがあったなんて!
このはなしに感激して、「ぺろりレストラン」の包装紙を提案した。

お持ちかえりはできないお店なのだが、クリスマスには特別メニューがある。
ドーナッツとドーナッツのあな、クッキーにサンドイッチも、おいしいですよ。
なにっ
はやく予約しなければ!

2014年10月31日金曜日

クリスマスの「メンキー&ノンキー」

ニット界の巨匠「メンキー&ノンキー」オーナーが、満を持してニット以外のファッションアイテムをいっぺんに発表した。

クリスマスといえども、防寒一本やりではつまらない。
クリスマスにも着物で、おめかししてほしい。
家事をするにも、すてきなエプロンで。

そんなオーナーの希望からうまれた、この冬の6着。
お店のロゴもリニューアルしました。
マニア(わたし)にはたまらない、あんよがみっちみちのぼっちゃん。
風呂あがりに、ぼっちゃんが寝たあとのタオルでうっかり体をふいて、全身が毛だらけになること数十回。

2014年10月30日木曜日

クリスマスの「うたごえハウスねんね」

クリスマスに向けて、「うたごえハウスねんね」と「ライブハウスねんね」が合同ライブをするらしい。

ウィスパーヴォイスのボーカルに、つつみこむようなやさしい声のコーラス。
そしておなじみ、深いシダの森のなかにいるかのようなウッドベースに、今回はぞくぞくするようなセクシーなドラムとアコースティックギターを加えたトリオで、クリスマスの夜をたのしくしてくれる。

葉山の湘南ねこ美術館での「ねこたちのクリスマス展8」、しめきりになんとか間に合った。
11月1日(土)~12月24日(水)までの土・日・月(プラス24日)開館です。
よろしければ、のぞいてみてください。
マッチも売ってますよ。
ぼっちゃんの食事後には、いつもメッセージが。
カリカリのいれものの中に、ねずみのおもちゃが入れられているのだ。
いったいどんなメッセージなのか。

2014年10月8日水曜日

ぼくはコレクター

ぼっちゃんが、毎日こつこつ落としては、靴のなかにコレクションしている、虫やマスコットたち。
何度置きなおしても、靴箱の上のこれらは落とされ、靴の中へ。
とんぼが特に落とされる。
なぜなんだ。

なんと、タクシー会社である「はっしゃオーライ!」にも、クリスマスの包装紙がある。
運転手さんが、秋のあいだにあつめた、どんぐりやまつぼっくり。
中でも、とくにかたちのよいもの。
それらをていねいにみがいたり、ごみを取りのぞいたりしたものを、この包装紙につつんで、クリスマスの乗客にプレゼントしてくれるのだ。

今年のクリスマスも、もらえるかなぁ。
(この標識のある道を行けば、かならず「はっしゃオーライ!」のクルマに出会えます)


2014年10月7日火曜日

冬へと走りだそう

朝の5:00が、まだ暗い季節となった。
めざましが鳴って、ぼっちゃんが朝稽古にやってきて、おとなりのねこが大声で鳴いて、仕方なく早朝ジョグのしたくをする。
真冬は、相撲部屋の稽古場の明かりがついていると、安心したものだ。

こうして、あっというまに冬になっていくのだな。
うちのあさがおも、最後のひとつが今朝咲いていた。
ねまち全体の包装紙。
商売がいそがしくて、包装紙などをつくるひまがないお店のために、商店会がつくったもの。
どこかで見たようなみなさんが、ずらり。
つめを切られているぼっちゃんの顔が、相変わらず、なんともいい。
このままにゅるにゅる落ちていこうという魂胆なのだが、そうはイカのき・・・(自粛)。

2014年10月6日月曜日

まだまだある!ねまちショップの包装紙

実は「ぺろりレストラン」にも包装紙がある。
お持ちかえりするとき、この紙でおおって輪ゴムでとめてくれるのだ。
それじゃあ、ミートソースやらやきそばやら、べたべた付いちゃって、ボキの包装紙コレクションに加えられないじゃニャイか~

包装紙といえば、定期購読している房総のフリーペーパー「0470-」。
今号の特集が、まさにそれだった。
大好きなお店の包装紙が載っていて、うれしくなった。

幽霊スタッフをしている「深川福々」最新号も、読みごたえがあった。
表紙もすてき。
さらには「オロロン書房」で、3冊の本と運命の出会いをしてしまった。

しばらく本は増やさない、と心に決めていたのに。
通勤時間が短いものだから、読書するひまがないというのに。
だから最近、めずらしく夜ふかししてるのか~

2014年10月3日金曜日

えびかに合戦

なんて、箸置きで遊んでいた秋の夜長。
(ほんとうは箸置きかどうかも不明)

夜中、息苦しくて目が覚めた。
至近距離で熟睡するぼっちゃんの寝息が、もろに顔にかかっていたのであった。

しばらくして、となりの家のねこの大声で目が覚めた。
と、おもったら今度は、目覚まし①が鳴った。5:00だ。

秋になって、夜明けがおそくなったから、朝起きられなくなるなぁと心配していたが、杞憂であった。
仕方なく早朝ジョグに出たら、さかながはねるのを何度も見た。
しらさぎも、あおさぎも、いつもの場所にいた。
ボキとしたことが、今朝はねぼうして朝稽古に遅れて、かわいがりされましたよ。

きせかえブティック メンキー&ノンキー」の、クリスマス限定包装紙。
今年は、どんなプレゼントを買おうかしらん。

2014年10月1日水曜日

お持ちかえり

ぼっちゃんが、最近よく話しかけてくるようになった。
最近、飲みに出かけることがめっきり少なくなり、夜は家で晩酌しているから。
先日は「ニューねこ正」で、焼きとりをお持ちかえりした。

20年近くかよっているお店なのに、お持ちかえりは、はじめて。
焼きあがるのを待つ間、ひとりカウンターでビールを飲んでいたら、おにいさんがそっと、だだちゃまめをサービスしてくれた。
さらに帰りぎわには、おねえさんが新米をくれた。
うれしいねぇ。
ここの包み紙は、まるで高級ブランド店のような色合いで、遠目に見ると、モノグラムに・・・み、見えないこともない。

さて、今夜はどこのお店にしようかな。(料理する気なし)

2014年9月29日月曜日

もういくつ寝ると

ク~リ~ス~マ~ス~♪
(気が早すぎて鬼も苦笑)

「きんもくせいのにおいが甘すぎて 歯がいたくなる」
けだし名言を毎年思いだす、この季節。(誰が言ったんだっけ)

週末、東向島へ向かう橋をわたるときに、きんもくせいが香った気がした。
2時間ほどの会合が終わってまた橋をわたるとき、きんもくせいのにおいが濃くなっていた。

たくさんにおいをかいでおかないとね、と翌日、朝ジョグのしめくくりの神社で、おなかいっぱい息を吸い込んだら、ものすごい悪臭。
神社わきの家のおばあさんが、バケツいっぱいの銀杏をつぶして種を取り出していたのであった。

博多の豆本屋さん「オープンセサミ」さんが、当ねまちのマッチをブログに掲載してくださいました。
http://gomapon.blogspot.jp/2014/09/10.html

ありがたいことです。ありがたいことです。

明後日からはもう二ケタの月なので、気分を高めていかないといけない。
そのうちのひとつがこちら。
そういえば、ゆうべの白鵬の優勝パレードの車、猛スピードで両国をかけぬけていったなぁ。
うっかり、パレードの時間を読みまちがえていたせいで、白鵬の大銀杏しか見えなかった。

千秋楽に優勝が決まると、鯛の手配が大変そうだなぁ、しかし逸ノ城の部屋、用意していた(としたら)鯛はどうするのかなぁ、なんて、鯛の心配をしている場合じゃなかった。
父さんの高級ひげそりを買うついでに、とあの時間に出かけたのを、ボキは知っている。

2014年9月24日水曜日

ふと気づけば11日め

秋の夜長は「両国図書館」。
ほこりをかぶっていた古い雑誌をぱらぱらとめくりながら、ちびりちびりとお酒を飲むのがたのしい。

それにしても、むかしのファッション雑誌や、むかしのお料理の本は、写真の色がきれい。
背表紙からしてすてきな本が、ここにはあるものだから、次から次へと本が山積みになる。
子どもの頃読んだ、「母の友」の最後のほうのお話しもみつけた。

むかしから、1行でも文字を読まないとねむれないので、すでに何十回、何百回も読んでいる小説や、興奮しない程度におもしろい随筆が必要で、そういう本を借りて帰途につく。

そういえば、あんなにたのしみにしていた大相撲9月場所、気づけばもう11日めが終わってしまった。
昨日も今日も、碧山や時天空、栃ノ若、勢、北太樹、マツコデラックス・・・じゃなくて宝富士、ほかにもたくさんの関取が国技館入りするのに出くわした。

相撲ファンにはおしえたがりやさんが多くて、昨日も
「ほら碧山!ブルガリアね!」
と、見知らぬおじいさんが得意満面で話しかけてきたので
「本名はダニエル・イヴァノフね!そこのお店のカレーとハヤシの合い盛りが好物よね!」
と返してやった。心の中で。

それから急いで帰ってテレビ観戦。
なんだかんだいっても、テレビ桟敷がいちばん優雅よのぅ。

・・・でも、でも、国技館のあの空気も、やっぱり味わいたかった!

2014年9月22日月曜日

なぞのマッチ売り

もう少し秋も深まると、マッチ売りのねこをみかけるようになる。

このマッチ箱、売っている曜日によってラベルの絵が違うそうだ。
ぜんぶそろえたいものだが、なにせ同業者。そうかんたんには見せてもらえない。
それに、なかなかこの子には出会えない
なぞ多き、マッチ売りのねこ。
なぞといえば、描きかけの、なぞの絵を発見。
なぞの空白といい、なにを描こうとしていたのか、これを描いた理由がわからない。
ぜ、全身タイツ・・・か・・・

2014年9月19日金曜日

秋だもの

ぺろりレストラン」からおしらせが届いた。
秋だから、こわもてマスターも、アイデアがつぎつぎにわいているのだなぁ。
秋の夜長、紅茶とか、軽めの赤ワイン片手にいかがでしょう。

むむっ
サンドウィッチのそばにいるこの子、だれだ・・・?


そういえば最近、ワインを飲んでいない。
電車の旅では必ず飲んでいた、小さなコップ付きのワインさえも。
先日、会津へダリコレクションを観に行ったときも、うっかりビールだった。
つぎの旅からは、しばらくワインにしよう。
へええぇぇ
つぎの旅って、つぎは、マラソン大会じゃないんですか?

そうだった!