そこに載っていた、遠くのまちのすてきなバーと、そのお店のおいたちに感激して
いつか行ってみたいな、と思っていて、行ってしまった。
こんなことって、あるのだなぁ。
最近、人がかわったように、思ったことを口に出せるようになったから
そのお店のとびらが開いたことがうれしくて、そのことをマスターに全部話した。
ずっとまえから持っていたその本のことを、一般に販売していない本ですよ、と
マスターはほそい目を目をまるくした。
そしてバーのマスターだけが読むその本の、お店にあったぶんをどっさりくれた。
そこで飲んだハイボールは、今まで飲んだことのないおいしいものだった。
あまいおつまみと、いただいた本、マスターとのおしゃべりに、これは夢かもしれない、と
何度もあたりを見まわした。
あの人がほほえみながら、隣でマティーニをすする横顔が見えた気がした。
ところで
大手レコード会社「ころんとレコード」が、満を持して両国の曲をリリース。
A面は、なぞの美人歌手がしっとりと歌う「両国のひと」。
B面は・・・
あれ?!
どこかで見たような・・・見てないような。
♪ヘイヘイヘイ