くたびれた中年には目に痛い照明の下で販売員さんは実に感じよく説明をしてくれたのでつい新しいファンデーションを試したくなった。
ただでさえ手抜きでほぼメイクは落ちている中年の顔面を丁寧にメイクオフ。とてもお肌がきれいでキメが細かいですね、とのお上手に目を開けると、先ほどよりさらにくたびれた素の中年の顔。
あまりに汚い素顔にいたたまれず、ぴちぴちのきれいなお肌の販売員さんの前で小さくなる。
それからあれこれしてもらい、褒めちぎられたせいで舞い上がり気分がよくなって寄り道もして飲んで帰った。今年最後の生ガキと今年初めてのたけのことたらの芽の天ぷらが沁みた。
お仕事とはいえ、1日分の疲れがなくなったよ、ホントにありがとう!と、心から感謝。彼女はきっと敏腕販売員になることでしょう。
先日、早起きして友だちと鎌倉で食べた10年ぶりの朝ごはんと同じ。こうして人は元気になってゆくのだなぁ。
かあさん、甘いもの好きじゃないのにたまにこういうの食べてはうっとりしてるよね。
2 件のコメント:
甘くなくて美味しいってやつだ!
それが、適度に甘くて美味しいんですよ~
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