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2021年11月3日水曜日

おしゃれはがまん

ねまちが最近かっこいいえりまきをしている。

しかも素敵なブーツ(裏がふさふさ)まで履いており、生まれて初めての冬に向けておしゃれしているようだ。
ついこの間まで具合が悪くてなにも食べることができなかったねまちとは別人のように最高級の毛皮で着飾っている姿がうれしい。
秋には重ね着のおしゃれ、冬にはコートだけでなく手袋やブーツ、えりまきのおしゃれがある。近年は真冬でもそれほど寒くなく、分厚いコートや暖かいマフラーなどはあまり身につけないことが多いが、おしゃれはがまんなのであった。

ねまちがそれを思い出させてくれたので、来る冬に向けて「きせかえブティック メンキー&ノンキー」で素敵なコートを仕立てようと思う。

2021年9月30日木曜日

都内屈指の鈍感

この頃、労働を終えて帰宅すると必ずラジオがついている。朝、家を出るとき必ず消しているので、ねまちがつけているのは明白だ。自分でラジオをつけて「荻上チキ session」を聞いていたのかと思うと、日に日に巧妙になるいたずらにも納得。

妹と姪たちとで「ひびのこづえ展」を楽しんだあと、こっくりこっくり遠くのホームセンターへ。せっかく久しぶりに横浜駅へ行ったのに、ぶらぶらしていてもねまちのごはんやミルクが気になって仕方がない。洋服はしばらく買っていないし毎朝のメイクも雑になった。それでも「ひびのこづえ展」のすごさは忘れずにいたい。

急に思い立って都市農業公園を目指して走ったある日。隅田川と荒川がくっつきそうなほど近い。ラジオの交通情報でよく耳にする扇大橋から河川敷を見下ろして、この草むらを整備したら死体が最低2つは出てきそうだなと思い、そういえばとその近くに住む友だちにメッセージを送った。
お目当ての公園は都内とは思えないほど静かでのどか。田舎にいる気分になりしばらく園内を見てまわったが、あなたがくぐったあの橋は都内屈指の心霊スポットだよと先ほどメッセージを送った友だちから言われたのが気になり早々にさようなら。行きに通った河川敷ではなく整備された堤防の上の五色桜の道を走った。霊感は皆無だが例の橋の下は見ないようにして扇大橋にたどり着いたときはホッとした。
暗くなり始めた街なかを走り買い物をすませて帰宅すると、ねまちが熱烈に迎えてくれた。ねまちにも霊感がないことがわかった。