正月二日の朝、しずかな近所を走る。
おすもうさんにとっての正月は、初場所が終わってから。相撲部屋の外にも伝わってくる、熱のこもった稽古のようすを感じながら
のんびり走る。
相撲関係者でもないのに、なにをこんなに緊張しているのか。
一月二月のカレンダーの、横綱のりりしい姿と同様、
この時期の、すがすがしい緊張感が、なんとも好きだ。
一昨年から、正月休みに「だけ」は、まじめに走っているのは
そのせいか~
久しぶりに書いた年賀状は、手抜きであった。
反省、反省。
毎晩毎晩、飲んでばかりで、
あれこれと読んだ本のなかの、いいな、と思った場面を
ひとつも覚えていない。
反省、反省。