早朝ジョグの際に通る、とある家。
この家の軒先には犬小屋があり、
私が通る時間帯に、犬は、いない。
リードと、首輪が残されているので、
家の中で、家族とねむっているのだろう。
ある朝ここに、ちいさな看板が立てかけてあった。
「マロンちゃん愛護週間」
と、チョークで書かれていた。
たいそうかわいがられている、マロンちゃんなる子は
どんな子だろう、
と、なんとなく犬小屋をのぞきこんだら、
ばつの悪そうな顔をした、ねこと目が合った。
夜の間は、ここで寝てるんです、
と目を伏せたので、
いいと思うよ、と頷いて、マロン邸をあとにした。
この季節、安全であたたかいところを探すのは、大変だろうなぁ。
ところかわって
朝暗いうちから、こわもての大男たちが働くガレージ。
このあたりに数年前から、ちょびひげの、痩せたねこがいて、
雪の早朝ジョグのときなど、その姿に胸を痛めていた。
しかし
ある晴れた朝、ガレージの外に、ねこハウスが干してあるのを発見。
ガレージをのぞいたら、ねこのごはんや、お水も置いてあった。
そして
市販のねこハウスが、手製のねこハウスになり
手製の風よけが一枚、また一枚と増えて
今ではねこたちに大人気の、ねこマンションとなった。
クリスマスは、「ニャーニャーホテル」で過ごすことができる
お天気だと、いいねえ。
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