「ライブハウス ねんね」は、オーナーの嗜好で、ウッドベースの音が特に生きるつくりになっている。
夏の暑い日、静かな深い森でねころがっているような、つつみこまれる安心感と、むせかえるようなシダの気配、ちょっと気だるいねむけ。
ウッドベースのこういった音は、誰にでも出せるものじゃない。
ここの専属ベーシストだけが、この雰囲気のある音を奏でることができる。
ウェイトレスの制服は、清潔な白の開襟シャツと黒のタイトスカート。
愛想も化粧っけもないが、とてもよく気がつくので、客はついつい飲みすぎてしまう。
100年ぶりに「ライブハウス ねんね」へ行ってきた。
ビッグバンドでのラテンジャズ。
ひさしぶりのライブはたのしくて、ついつい飲みすぎた。
どれだけ飲みすぎたかというと、いつもむっつり・こわもてのマスターに
「酒、つよいねぇ。おれだったら、こんなに飲んだらたおれちゃうよ」
と言われて、またまた~と笑いながらふりむいたら、
・・・うしろにいた、長いこと大ファンである「ねんね」専属ベーシストに笑われていたくらい。
おもえば、ジャズライブハウスでは、笑われることの多い人生だった。
エントランスとまちがえてクローゼットの扉を開けて、中の洋服に顔からつっこみそうになったり、演奏中になぜか椅子から落ちて腰をしたたか打ちつけたり。
ビルの地下に、鉄製の大きなとんぼの取っ手がついた、雰囲気のある水色の扉があって、なんのお店かなあとずっと気になっていて、ある日、思いきって「ごめんください」と中に入ったらトイレだった、とか。
おもえば、ジャズライブハウスでなくても、笑われることの多い人生だった。
2014年6月18日水曜日
おひさしぶりの「ニューねこ正」
ワケあって、しばらく「ニューねこ正」をごぶさたしていた。
先日、久しぶりにのれんをくぐったときは、「帰ってきた!」と、感慨もひとしおだった。
席についてしまえば、あっというまに、ふつうに戻ってしまうのだけど。
フンド氏は私より興奮して、なにを食べたらよいのかわからなくなっていた。
やっぱりここでは、やきとり、おさしみ、天ぷら。
お、そらまめにかわって、えだまめが登場してるぞ。
エシャレットと、だし巻たまごもたべちゃえ。
ごぶさたしていた理由を、「ニューねこ正」のみんなは聞かない。
目が合えばあいさつする間柄の常連さんも、前とかわりなく、ぺこっと頭をさげる。
こんなお店があるから、ひっこしなんてできないんだよなぁ・・・
店を出て、となりのおうちのあじさいをなでて帰った。
先日、久しぶりにのれんをくぐったときは、「帰ってきた!」と、感慨もひとしおだった。
席についてしまえば、あっというまに、ふつうに戻ってしまうのだけど。
フンド氏は私より興奮して、なにを食べたらよいのかわからなくなっていた。
やっぱりここでは、やきとり、おさしみ、天ぷら。
お、そらまめにかわって、えだまめが登場してるぞ。
エシャレットと、だし巻たまごもたべちゃえ。
ごぶさたしていた理由を、「ニューねこ正」のみんなは聞かない。
目が合えばあいさつする間柄の常連さんも、前とかわりなく、ぺこっと頭をさげる。
こんなお店があるから、ひっこしなんてできないんだよなぁ・・・
店を出て、となりのおうちのあじさいをなでて帰った。
2014年6月16日月曜日
ぺろりレストラン「万世」
20年近く両国に住んでいながら、すぐ近くの秋葉原にはまったく縁がなく、こんなすてきなレストランがあったことを知らなかった!
「ぺろりレストラン」ならぬ、万世橋の「万世」。
http://www.niku-mansei.com/
案内されたのは、鉄道ファンにはたまらないであろう、中央線が目の前をぶんぶん行きかうアリーナ席。
よくよく見ると、テーブルの上のものが・・・モーちゃん!
前々から、モーちゃんブーちゃんのイラストにぐっときてはいたが、こんなにかわいいものだらけのレストランだったとは!
注文したものをワゴンに乗せてもってきてくれるところも好きだし、夜は酒場になるってところもいいし、最上階はちょっと落ち着いた別の空間みたいだし、なにより、入口にいきなり林義雄さんの作品がずらりとならんでいるので、くぎづけになっちゃって、なかなか中に入れない!
おもわずデスクトップの壁紙を、遠藤からモーブーに変えてしまった。
う~む
「ぺろりレストラン」のオーナーと、もろもろ、話しあわねばなるまい。
万世に行くまえに、谷中をぶらぶらしてトマトを買ったのだが、そこのおじさんに
「おっ昆虫博士!」
と言われた。
なんでだろう・・・と思って、しばらくして、ガラスにうつった自分を見て気づいた。
せみ、ちょうちょ、かぶとむし、こがねむし(すべて原寸大)が、じゃらじゃらついたネックレスをしていたのだった。
ぼかぁほんものにしか興味ありませんよ。
ほんもの思考ですから。
「ぺろりレストラン」ならぬ、万世橋の「万世」。
http://www.niku-mansei.com/
案内されたのは、鉄道ファンにはたまらないであろう、中央線が目の前をぶんぶん行きかうアリーナ席。
よくよく見ると、テーブルの上のものが・・・モーちゃん!
前々から、モーちゃんブーちゃんのイラストにぐっときてはいたが、こんなにかわいいものだらけのレストランだったとは!
注文したものをワゴンに乗せてもってきてくれるところも好きだし、夜は酒場になるってところもいいし、最上階はちょっと落ち着いた別の空間みたいだし、なにより、入口にいきなり林義雄さんの作品がずらりとならんでいるので、くぎづけになっちゃって、なかなか中に入れない!
おもわずデスクトップの壁紙を、遠藤からモーブーに変えてしまった。
う~む
「ぺろりレストラン」のオーナーと、もろもろ、話しあわねばなるまい。
万世に行くまえに、谷中をぶらぶらしてトマトを買ったのだが、そこのおじさんに
「おっ昆虫博士!」
と言われた。
なんでだろう・・・と思って、しばらくして、ガラスにうつった自分を見て気づいた。
せみ、ちょうちょ、かぶとむし、こがねむし(すべて原寸大)が、じゃらじゃらついたネックレスをしていたのだった。
ぼかぁほんものにしか興味ありませんよ。
ほんもの思考ですから。
かわうそ寺 粗食強度料理ツアー
土曜日は、茅ヶ崎のかわうそ寺へ修行に。
定期的にもよおされるこのツアー、色白のかわいこちゃんがホステスとなって
(すいません顔出しNGなんで~と言われてしまいました)
粗食とは名ばかりのごちそうがどっさり用意されて(酒も!)、お庭の、今後が楽しみな果樹たちを拝見し、いつもおみやげまでどっさりいただいて、満腹のおなかをかかえて、ふうふう言いながら帰途につく、という豪華な修行である。
前回は、いちじくをどっさりもらった(去年は配達にも来てもらった)。
今回は・・・
こ~んなにたくさんのかぼすをいただいた。
(すでにかなり減っているけど)
かわうそ寺では、あるじのテーマに沿ったごちそう(非粗食)が供される。
今回は「おから」。
どうやら、おからをたくさん食べすぎると、お通じが「う~ん」になるみたいだが、わたくしは「地産地消」ならぬ、「地消地産」をして(おほほほ)、食べきれなかったものまでぜ~んぶつつんでもらって、ホステスだけでなく、たまたまいらしたホステスの彼氏(体重2.5㎏)までもみまくって、酒をがぶがぶ飲んで・・・
って、どこが修行なんだ??
定期的にもよおされるこのツアー、色白のかわいこちゃんがホステスとなって
(すいません顔出しNGなんで~と言われてしまいました)
粗食とは名ばかりのごちそうがどっさり用意されて(酒も!)、お庭の、今後が楽しみな果樹たちを拝見し、いつもおみやげまでどっさりいただいて、満腹のおなかをかかえて、ふうふう言いながら帰途につく、という豪華な修行である。
前回は、いちじくをどっさりもらった(去年は配達にも来てもらった)。
今回は・・・
こ~んなにたくさんのかぼすをいただいた。
(すでにかなり減っているけど)
かわうそ寺では、あるじのテーマに沿ったごちそう(非粗食)が供される。
今回は「おから」。
どうやら、おからをたくさん食べすぎると、お通じが「う~ん」になるみたいだが、わたくしは「地産地消」ならぬ、「地消地産」をして(おほほほ)、食べきれなかったものまでぜ~んぶつつんでもらって、ホステスだけでなく、たまたまいらしたホステスの彼氏(体重2.5㎏)までもみまくって、酒をがぶがぶ飲んで・・・
って、どこが修行なんだ??
2014年6月13日金曜日
マッチ売りのお店屋さんたち
ものぐさで人見知りのはげしいわたくしなのに、ありがたいことに、マッチを置いてくださるお店が何軒かある。
いちばん近所の、ブックカフェ「そら庵」さん
http://www.sora-an.info/
私がちょびっとだけお手伝いをしているフリーペーパー「深川福々」の発行元であり、編集作業がおこなわれる深川のブックカフェ。
わが家からも徒歩圏内で、隅田川沿いなので、早朝ジョグのときも必ず通る。
こちらで明日の土曜日、13:00から楽しそうなイベントがおこなわれる。
http://d.hatena.ne.jp/sora-an/20140612
明日はマッチも多めに出るので、清澄白河、森下あたりに行かれる方はぜひ!
ジュースもコーヒーもカレーもすご~くおいしくて、のんびり読書できるお店です。
北は秋田の「生活選手」さん
http://blogs.yahoo.co.jp/seikatsusenshu
むかしむかし働いていた雑貨卸「生活選手」で、私の前に働いていたパイセンの雑貨店。
南は博多の「オープンセサミ」さん
http://gomapon.blogspot.jp/
友だちの白柳ふく子さんからつながって、今ではおすもう話までできてしまう仲に・・・
そしてマッチをつくるきっかけとなった「湘南ねこ美術館」さん
http://plaza.rakuten.co.jp/nekonoie2007/
ありがとうございます!
ありがとうございます!
ぼっちゃんが、ひらきになる季節がやってきたなぁ
いちばん近所の、ブックカフェ「そら庵」さん
http://www.sora-an.info/
私がちょびっとだけお手伝いをしているフリーペーパー「深川福々」の発行元であり、編集作業がおこなわれる深川のブックカフェ。
わが家からも徒歩圏内で、隅田川沿いなので、早朝ジョグのときも必ず通る。
こちらで明日の土曜日、13:00から楽しそうなイベントがおこなわれる。
http://d.hatena.ne.jp/sora-an/20140612
明日はマッチも多めに出るので、清澄白河、森下あたりに行かれる方はぜひ!
ジュースもコーヒーもカレーもすご~くおいしくて、のんびり読書できるお店です。
北は秋田の「生活選手」さん
http://blogs.yahoo.co.jp/seikatsusenshu
むかしむかし働いていた雑貨卸「生活選手」で、私の前に働いていたパイセンの雑貨店。
南は博多の「オープンセサミ」さん
http://gomapon.blogspot.jp/
友だちの白柳ふく子さんからつながって、今ではおすもう話までできてしまう仲に・・・
そしてマッチをつくるきっかけとなった「湘南ねこ美術館」さん
http://plaza.rakuten.co.jp/nekonoie2007/
ありがとうございます!
ありがとうございます!
ぼっちゃんが、ひらきになる季節がやってきたなぁ
2014年6月10日火曜日
うっかりブローチ
やらねばいけないことがあるというのに、たのまれてもいないのに、ついつい、うっかり、つくってしまった。
左から時計まわりに
姪っこ、ぼっちゃん、妹のとこのいっくん、ペルチチ、のブローチ。
名付けて、うっかりブローチ。
見てのとおり、手芸はまったくの不得手。
でも、むしりとった篠塚
じゃなくて
むかしとったきねづかで、工作は好きなのだ。
うっかり写真を撮りわすれてプレゼントしてしまい、妹のfacebookから写真をこっそり拝借。
ゆるしてくれ!
ぼかぁゆるしませんよ、と段ボール箱からぼっちゃんが!
左から時計まわりに
姪っこ、ぼっちゃん、妹のとこのいっくん、ペルチチ、のブローチ。
名付けて、うっかりブローチ。
見てのとおり、手芸はまったくの不得手。
でも、むしりとった篠塚
じゃなくて
むかしとったきねづかで、工作は好きなのだ。
うっかり写真を撮りわすれてプレゼントしてしまい、妹のfacebookから写真をこっそり拝借。
ゆるしてくれ!
ぼかぁゆるしませんよ、と段ボール箱からぼっちゃんが!
2014年6月9日月曜日
のきさきアートフェア終了しました
お買い上げいただいたみなさん、ねまちをのぞいていってくださったみなさん、スタッフのみなさん、ほんとうにありがとうございました!
あいにくすぎるお天気だったけれど、明るく元気なスタッフのみなさんのつくる雰囲気のおかげで、さまざまなお客さんにめぐまれました。
野毛のすべての喫茶店のマッチをあつめていた、という方が何人もいらしてびっくり!
私は野毛にはまったく暗いのですが、よさげな飲み屋さんが多いイメージがあるので、喫茶店も、きっとそうだろうと思う。とても興味ぶかい。
いまやマッチを置いている喫茶店どころか、たばこを吸えるお店も、マッチをつくるお店も少なくなったからねえ・・・とお客さんとしみじみ。
感想:
・ゆるゆるした、気軽な雰囲気がなんともよかった
・子どもからお年寄り、そしてわんちゃんまで、客層が厚い
・お向かいの野菜は、よそ見している間に完売
・お向かいの野菜は、よそ見している間に完売
・すぐ隣の「シャルドネ」さんというお店のカレーなんばん(つくね入り)がびっくりするくらいおいしかった(調べてみたら、阪東橋にお店があるらしい)
戦利品:
・念願のあじさい(の、盆栽)
横浜で造園の会社を営む社長さんがご出店。
あじさいの鉢はアイキャッチのつもりで飾っていたそうなのですが、格安でお譲りいただきました!
盆栽や寄せ植えのワークショップも行っているそう。パワフルな方でした!
石井造園株式会社さん
http://www.ishii-zouen.co.jp/
・革製・たまねぎブローチ
茅ヶ崎からご出店。
フェアの終わる寸前にこのお店を発見して、妹とおそろいでたまねぎブローチをゲット!
いつもはお花モチーフが多いそうだけれど、昨日は野菜モチーフがメインで、かぶやれんこんなど、どれもぐっときて困った。
布花ラボさん
http://hanalabora.exblog.jp/
夜は、妹の家でむんむんタイ料理。
外飲みから戻った妹のだんな&ボーイフンド氏は、ドアを開けるなり
「く、く、くっせ~!!」
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