2015年12月7日月曜日

水無川の記憶はある

今年の走りおさめも、とうとう終わった。
人生4度めのハーフマラソンは、今まででいちばん気持ちがよかった。
紅葉を横目に、水無川を見下ろして吊り橋を走るのは、いいものだった。

遠まわりして、予定のない日曜日に行くおそば屋さんに寄った。
板わさと剣菱の熱燗がからだにしみわたるのを感じていたら
次から次へと、いろいろなおつまみをいただいた。
小皿に乗った そばみそ、煮物、おしんこ。
昼酒は2合までと決めていたのに、やっぱり3合飲んじゃった。

だから帰りが遅かったんだな。
走ってるときには、なにも考えていない。
考える余裕がないから。

鼻唄なんて出てきやしない。
苦しいから。

ただし
走り終えたあと、なぜかメロディが浮かぶのは

え~・・・
と、苦虫をかみつぶした顔のぼっちゃんを激写。

2015年12月4日金曜日

おしゃれは大事

今日は寒いのに足首があたたかいな
と、電車の中で足もとを見たら
仕事中に穿いていた「おしゃれでない」レッグウォーマーを
穿いたままであった。

帰宅すると、ぼっちゃんまでも顔をそむけた。
ゴムはとっくにぬけているし、毛玉だって、あまりにひどい。
こんなきたないレッグウォーマー
早く捨てちゃえばいいのに
また洗濯して、たたんでる!
どんなに近所に出かけるにも、最低限の身だしなみはたいせつ。
たとえメイクを落としたあとの月曜日の夜に、おとうふ屋さんのラッパが聞こえても。
おしゃれまでは、しなくてもいいけどね。

本当におしゃれをしたいときは、「サロン・ド・こけし」へ。
とにかく美のセンスと意識が高いマダムが、あなたをすてきにしてくれます。

いつもはそそくさと帰宅してしまうあなたも、この季節になると
はなやかな街の中に、もう少し身を置いてみたくなることだろう。

そんなときは、「スナック女将」へ行こう。
はにかみやさんで、とってもやさしくてかわいい色白の子と
見ためは派手なのに、やっぱりはずかしがりやのママとの
おいしいお酒とおしゃべりはいかが?

カラオケなんかはないけど、帰るまえのひとときをすごすには
ちょうどいい。
ボキも、またたびドリンクを飲みに、また行こうかな。
(出前だけど)

2015年12月1日火曜日

なぞのメッセージとネリネ

久しぶりに、ぼっちゃんからメッセージを受け取った。
以前はうす汚れた、はげたものだったが、今回は、洗いたてのメッセージ。
ごちそうさま、だろうか。
めしまだか、だろうか。
どっちでもなかったりして。
今夜は、またまた「うたごえハウス ねんね」へ、ウッドベースを聴きに行く(予定)。
一度聴くと、また聴きたくなるんだ。
予定のない日曜日の、お蕎麦屋さんでの昼酒のごとく。
ひよこ(夜は飲み屋さんにひとりで入れないくせに、昼酒なら平気って・・・)

少し前に見つけた、ネリネという花。
気付けば、ずいぶん長持ちしている。
ひがんばなの仲間で、ダイアモンドリリーにも似てるけど
においは特になし。

「ネリネ」って、「ねんね」にも似て、気になる名前。
ひよこ(・・・・・・)
かえる(・・・・・・)
いつも花屋さんを見張っていたわけではないけれど
また月下香を手に入れたので、家の中が、いい香りなんです。

2015年11月30日月曜日

すてきな大人たち

カナダのアンティーク雑貨に囲まれて、スペインのシェリー酒をごちそうになった。
美味しいお酒は、お話ししながら、ちびりちびりと味わうのが一番とみた。

その翌日は、例のものをお届けするために、富岡八幡宮で出会った古道具屋さんのお店へ。
気になっていたボウルを探して店内をうろうろしていたら、我が家に来るべき、かにの皿を発見。
たぬきがあつあつのなべをかかえてやってきて

お、新入りのかにかい?
煮込み食うか?

などという会話がかわされたのは、日付が変わってからのこと。
この夜は、2、3年ぶりに「ライブハウス ねんね」へでかけた。
この夜は「4btb」
つまりトロンボーンが4人!

でもお目当ては、ウッドベース。
このお店で、深いシダの森を思わせる、この音が聴きたかったんだ。

ライブの合間に、あこがれのベーシストと世間話をしながら、ふと思った。
どうやら、いつの間にか10年くらい、ときが経ったらしい。
最初はあこがれだけで聴いていたジャズ。
いつしか音を楽しむようになっていた。
おばはん(というよりおっさんか)になるのも悪くない。

立て続けに、すてきな大人たちに会ったせいで、帰宅後もなかなか眠れず。

土曜日の仕事に行ったら、サンプルが出来上がっていた。
2016S/Sの、大腸菌模様・・・ではなくて、ペイズリー柄。
初めて描いた柄。
朝稽古のあと、ひざに乗ってねこのふりをするぼっちゃん。
いつからこんなに、ねこらしくなったのか。

2015年11月24日火曜日

地鎮祭と横綱土俵入り

近所の友だちにお呼ばれして、人生初の地鎮祭へ。
新居は隅田川に面していて、夕方5時に向きを変える芭蕉さんが
壁の向こうに鎮座しているすてきなロケーション。

聡明でやさしく、友人が多いこの友だちの企画した地鎮祭。
口琴とホーミーに聴き入っていてふと横を見たら
こんな人が静かに入ってきた。
(後頭部の口からおにぎりを食べるおかみさんの昔ばなしを思い出した)
深川神明宮の宮司さんもびっくりの、神聖でアートな儀式だった。

升本のおいしいお弁当とビールを青空の下でごちそうになって
ほろ酔いで「深川福々」の配達。
http://www.geocities.jp/fukagawapukupuku/

最新号では一年ぶりにコラムを担当した。
清澄白河駅(大江戸線のほう)にも置いてありますよ。

地鎮祭といえば思い出すのが横綱土俵入り
横綱といえば、あの方が急逝したというニュース。
あの夜は、彼の半生を綴った相撲小説を読んで、彼の死を偲んだ。

2015年11月17日火曜日

ねまち新聞

「ねまち新聞」がポストに入っていて、もうそんな季節なのか、と思った。

たしかに、今朝の朝ジョグの時間は真っ暗闇だった。
川べりでぼんやりしているのが、あおさぎなのか大柄のしらさぎなのか
区別がつかない。
大きめのさかなをつかまえて、悪戦苦闘して食べていたのが
ゆりかもめなのかかもなのか、は、声でわかる。

この新聞が発行された頃には、まだ「BAR GABUGABU」がなくて
喫茶ニャーゴ」でアルコールを提供していたのだ。
いつもはあまいカクテルが苦手なあなたも
「ゴロン・ド・カシス」のおいしさには唸るはず。
さて今年のニャーゴスペシャルはなんだろな。

ところで近所のコーヒー屋さんでみつけた機内食の本が
どうにもおいしそうで我慢ならない。
なんだか最近、食べることばっかり考えているな。
新さんみたい。
このサバもうまそうだ。


2015年11月13日金曜日

クリスマス前のポインセチア

花をそだてるのが上手なおばさんが、まだ早いポインセチアを見せてくれた。
さむくなると、少しずつ赤くなるらしい。
クリスマスが終わって、捨てられていたはちを大事にしていたら、こうなったんだって。

近所のひとたちは、家のまわりに はち植えを山ほど置いている。
なんでこんなにちょこちょこ置くのだろう、と思っていたのだが、
気づけば、我が家もそうなっていた。

クリスマスといえば、ごちそう。
ぺろりレストラン」では、いつものスパゲッティハンバーグや、やきそばサラダのほかに、特別メニューも食べることができますよ。
でも結局、スパゲッティハンバーグをえらんじゃうんだよねぇ