港の売店で見つけた、ふるい本。
もの静かな小学生のおんなのこが、好みそうな本。
いつか陽当たりのよい窓辺で読みたいと思っていながら
なかなかそんな優雅な日は来ず
おさななじみにさそわれて、田舎の新酒発表会へ。ほんとうは、桜のお花見に合わせてのイベントなのであるが
花見より、新酒より、
あつまったみんなの持ち寄るごちそうが愉しみ。
終わりかけの桜が花吹雪となって
おさななじみのつくった春のごちそうや
新酒のグラスにもふりそそぐ。
おさななじみは、手づくりのごちそうのほかに
山のふもとのお店で、春の山菜料理も、たくさんたのんでくれていた。
野蒜の天ぷらがおいしかったが、
野蒜を「ねんぶる」と呼ぶのは、方言でなく
自分だけであったことに驚いた。
いいもんだねぇ、とにやにやしていたら
翌日の地元紙の一面に、そのまぬけな顔がばっちり、写っていた。
ああ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿