さて私も戻らなきゃと立ち上がると、ひとつだけ誰も座っていないベンチがあった。ちょうどそのベンチにかぶさるように繁っている大きな木に赤い実がたくさんついており、その実がベンチいっぱいに落ちていたのだ。これはなんの実だろうとしばらく見ていると3人の若い男女がやってきて落ちている実を指差してああだこうだと喋っている。中国語のようだったが、こうして3人の若者が休憩時間に木の実について話している姿はよいものだった。それにしても名前が知りたくて調べたところ、ヤマモモであることがわかった。
田辺聖子の小説に、機嫌のいい男が出てくる話があった。なるほど、機嫌がいい人って幸せそうでいいものだなと思って、毎朝フンド氏とぼっちゃんに、ねまちが今日も機嫌よく過ごせますようにとお願いすることにしている。
今夜も機嫌よく眠れますように。
2 件のコメント:
なんて胸毛!
胸毛じゃない!襟巻きよ!
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