小町通りと反対側の通りは閑散としており、かき氷屋さんが客引きをしていることにショックをおぼえた。以前はよく仕事をサボっては歩いた道、お店こんなに少なかったかな、海は賑わってるんだろうななどと思っているうちに会場へ到着。タコの絵はやっぱりすてきだった。夏の夜の海など、この方の描く絵は夜はもちろん昼間でも森でも海でも静かだ。暑さとタコの絵にぼーっとなって、甘いものは食べないのにドーナッツをひとつ求めてしまった。
本当は鎌倉文学館など行きたい場所もあったけれど、鎌倉野菜の産直所できゅうりと水茄子、そして市場でお弁当の箸とサンドイッチを買ってさようなら。
手ぬぐいの続きを描こうとさっさと帰宅して、まずは水ナスを浅漬けにして今夜のお供にと肩にかけていたエコバッグを見やると、ない。エコバッグがない。電車の中に置き忘れたのかと忘れ物係へ問い合わせのメールを送ってひと息つくと、急に思い出した。乗り換えの駅でそばを食べたときに変わってるなあと思った棚に置き忘れたのだ。
あわててお蕎麦屋さんに電話してうんざりする暑さの中また家を出てトボトボ歩いて電車に乗った。約1時間かけてお蕎麦屋さんに到着し無事に受け取ったエコバッグの中をのぞいて、ずいぶんお高いきゅうりに水茄子に箸にサンドイッチだこと、とため息をついてまた1時間ほどかけて引き返す。
帰宅後、少しだけでもと描いた手ぬぐいの絵は本当に少ししか進まず。
実は行きの電車の中で軽く目をこすったときにコンタクトレンズまで落としたらしいわね。
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