でも数年前に幼なじみに誘われて行ったRHYMESTERの名古屋でのライブが楽しかったので少しだけイメージが回復して今回は私から誘った。
早めに待ち合わせてうろうろしていると、学校をさぼって名駅の洋服屋さんや栄の地下街の雑貨店に連日通ったこと、その中でもお気に入りのお店がのちに働き始めた会社のお客さんだったこと、後ろの席のお嬢さま風の子となぜか仲良くなって遊び歩いたこと、シフォンケーキも松蔵のスイートポテトも彼女に教えてもらったことなどを思い出した。
この日はおいしい天むすをごちそうになって感激したり感じのよい立ち飲み屋さんでビールで赤かぶの漬け物を流し込んだりしてライブへ。
ライブはもちろんとてもよくて、後ろにいた方に荷物を置く場所を教えてもらって身軽で楽しむことができたし秋の三種盛りも最高だったし喉が嗄れるほどシンガロングして心底楽しかったのだがその後が大変だった。帰り道で迷子になり、体感では30分ほどだったのに実は予想外にライブが長く幼なじみは最終の特急を逃した上に最終の電車まで時間がなくて名駅でドタバタ別れたのであった。
別の日、名古屋時代に寮で仲よくしていた友だちがあちこちから東京に集合。全員で会うのは10数年ぶりでなんだか照れくさかった、のは最初だけで後の時間は喋りまくって歩きまくって怒濤のように過ぎ去った。覚えていないことも多くて、過去の自分が現在とちっとも変わっていないのがなんともいじらしく感じた。
名古屋に類する時間を過ごすことが続いて、名古屋に対する暗くてつらかったイメージがまた変わった。
それにしても「The choice is yours」の、キミの人生はもっと気高いはず、のリリックは何度聴いても沁みる。
あたしも「マクガフィン」のDさんの雄叫びにいつもドキドキするわぁ!
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