朝目覚めて、昨夜読んでいた本の続きが気になった方は
「両国図書館」へどうぞ。
長いことかけて読んでいた本を、ある朝、ついに読了。気付けば、涙で枕をぬらしていた。
が、
朝なので、余韻にひたる時間はない。
「両国図書館」の朝は
スムージーなどの、おしゃれなメニューはないけれど
熟れすぎたキウイや、熟しすぎたバナナくらいなら
ありますよ。
夜、酒場で本を読むことが、なかなかできない。
「おいてけ堀」では、
今なら、水なすや、とびうおの刺身がおいしいから
本から顔を上げて、うっとりと味わう。
愛想のなかった料理人が、いつしか「まいど」と
言ってくれていることに、気付く。
おつまみを大事に味わいながら一杯やっていると、
となりに座っていたおじさんが
「じゃ、お先ね」と、
小さい声で言って、お勘定して出ていく。
酒場の仲間に入れてもらったようで、なんともうれしい瞬間。
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