2020年3月18日水曜日

飲ませてよもう少しだけ

この日のマラソン練習会は坂道練習で、いつもの赤坂ではなく六本木。どちらも坂道を上りきったところに学校がある。そういえば私の母校も坂の上にあって、3年間この坂を上ると大根脚になることから「大根坂」とよばれていたが、ここまでひどい坂ではなかった。

アフターで鯨飲するうちに、練習会を休む前のおのれの飲みっぷりを肌で思い出した。
あの頃は練習会の他に早朝も休日も走っていたし毎晩飲んだくれてはいなかった。今では練習会はサボるし早朝も休日も寝ているし酒量が増えたのみだ。

翌日は当然寝坊して東京駅までのショートカット徒歩通勤。駅のホームにあこがれのサンライズ出雲の回送電車が停車していたのでなめまわすように観察。いいなぁ、乗ってみたいなぁとコップが置かれた窓やハンガーを見てうっとり。
夜は未亡人友だちと約束していたいつもの酒場へ。
大テーブルで既に赤い顔をしていた未亡人友だちと会えなかった間の話をしているとお久しぶりねのプロ雀士登場。この酒場のホッピーはママがつくってくれるとても濃いものなので3杯までと決めているのだが、あれ、今夜はいくらでもイケちゃう、と調子に乗って正体不明に。
ずっとうしろ姿が見えていたスリムランナー青年がお会計で立ち上がったので手を振ると、愉しみにしていたウルトラマラソンがやはり中止になったとのこと。でもサンライズ出雲の旅はしてくるつもり、との言葉に今朝の光景がよみがえった。いいなぁ、愉しんできてください!と大声でさよなら。

前日に、酔った勢いでエントリーしたウルトラマラソンに道連れにしたラン友と、この大会も中止になっちゃったりしてね、と苦笑いしたことを思い出した。道連れにしようと目論んでいた別の友だちには高低差見た?こんなの無理だよ、と断られ、酔っていて見ていなかったとは言えず、また別のラン友には、コロナ募金にならないかなぁとさりげなく逃げられ、冷静に考えれば正気の沙汰ではないが酔っていたのだから仕方ない。

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