毎朝5時に生島ヒロシの声で目覚める。
6時からの「おはよう一直線」というタイトルは他の追随を許さないセンスだと思っているが、5時からの「おはよう定食」もなかなかどうして。早起きシニアに向けたラジオ番組であるとは思うけれど、電車の中吊り(もしくは新聞の週刊誌の広告)のような硬軟おりまぜたニュースにひとつひとつツッコみを入れるヒロシ、長い沈黙ののちに大きなくしゃみをするヒロシ、ゲストに森永卓郎氏が出るたびに彼のものまねをするヒロシなど、時計がわりに聞いていたはずなのに気付けばすっかり好きになっていた。妙に発音のよい番組最後の「Thank You,and Good Luck!」を聞いたらキッチンのPCを立ち上げて今度は「森本毅郎・スタンバイ!」。これも時計がわりだったのに、玉鷲関が好きでニュースにきちんと怒るタケローやそれに対してニュースを分析して解説するゲスト、いつもひかえめでかわいらしいのに酒好きな一面がたまに覗く遠藤泰子さんのトリコになりこちらも毎朝の定番になった。
家を出るまでのこの一連の流れにたまに入るのが、Radikoのなぞのエリア判定による遠い地域のラジオ番組。これまでも北海道や長崎、愛知に栃木に千葉などあちこちの番組を聞いて朝から旅気分に浸ったものだが、この朝はついに沖縄へ。RKB・琉球放送の文字を見たときは労働を休んでしまおうかと思ったほど。
NAHAマラソンですっかりファンになった琉球銀行のラジオCMや小学生の作文、そしてなんといっても現地の天気予報を聞いてしばし気持ちは沖縄に飛んだ。
締切間近の作品が手つかずでもありマラソンの練習会もサボったのでさっさと帰るつもりが、思いのほか冷え込んでいたのでついつい「ニューねこ正」へインしてしまった晩。
体調不良の美人女将にかわって焼き鳥を焼く大将がメニューをにらむ私によかったら初鰹が少しだけあるから合い盛りにしようか、と提案。フンド氏ほどのかつお好きではないが、この晩のかつおは見た目も味も素晴らしかった。
ほぼ同時にカウンター席についたスリムランナー青年に、どうしたら休日にジョギングする気になるかについてレクチャーを受ける。まずは家を出ること、そしてお昼になにを食べようか・どこの銭湯に行こうかを考えてコースを決めること、この2点かなぁ、という意見に激しく同意。次回はこれでいこう。
先日は2時間かけてようやく家を出て、たった5km走って退散した。風が強くて、ということにしたがいったい誰に言いわけしているのか。
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