2021年4月5日月曜日

夜のラーメン

自堕落な毎日を改めようとつぶやいた舌の根も乾かぬうちに飲んで飲んで飲まれて飲んだこの週末、エリートランナーたちとの皇居ランでどうにか酒が抜けた。
先日サブ3を達成した別のエリートランナーも途中合流して、なんとか皇居4周を走り終えたらやっぱりお疲れビール。これは2日連続の迎え酒ではないかとの思いがちらっと頭をかすめたが飲んでしまえば結局元気になるのだからしょうがない。

金曜の夜は、そのラン仲間の奥さまたちと初の女子会ではしご酒。翌朝まだ酒の残る頭を支えながら洗濯ものを干していると、前日着ていた洋服からうどんが一本出てきた。また夜中になにか食べやがったな自分、と落ち込む。
意識がモウロウとしたまま「サロン・ド・こけし」へ。
ニッキのことを話し始めたら止まらなくなる。むくんだ顔とスポンジのような脳、そしてぼろぼろの内臓でもヘアだけは素敵に仕上げてもらってうれしくなり、ふらふら散歩しながら約束の飲み会へ。この日は「おいてけ堀」で仲良くなった仲間うちの女性のみの秘密の飲み会。
迎え酒だな、とうなだれて酒を啜っているうちに元気になってきた。とはいえ連日のはしご酒はやりすぎた。それでその翌朝の皇居LSDなのだった。
さすがに胃腸に力が入らず、なのに走り始めたら楽しくなって4周。当然のようにランチビールから始まって軽くはしご酒。エリートランナーたちはあまり食べずによく飲む。20km走って酒が抜けたのをいいことに調子づいて私も飲む。楽しく飲んで帰宅しバタッと昼寝していると何かお腹に入れたくなってきた。
こんなときはサッポロ一番塩ラーメンよ、とていねいにつくって啜ると、何度も読んでいる小説の「夜のラーメン」の章を思い出した。シチュエーションは違えど、しみじみよいものだなぁとつるつる食べた。

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