そのお店が少しだけ休業したあとの再開を知って遅刻上等で乗り込んだら、いつものおかあさんではなく知らない顔のおじさんが独特の節で出迎えた。祝開店のお花まであった。なんだか味も変わった気がして(実はもっとおいしくなってはいた気がする)早くおかあさん出てこないかなと再度訪ねてみるも同じおじさん。しつこく三度目に向かうと信じられないことに満員で、鳩の入る隙間もなかった。どうやらおかあさんは高齢のために引退して一部のそばファンには有名なベテランのおじさんがそのお店を継いだらしい。
もうあのおそばとおかあさんに逢うことはないんだ、と目の前が暗くなり休日に別のお店をはしごしてみたが一軒目も二軒目も味は覚えていないしさすがに胸やけがして、しばらくそばとは距離を置くことにした。
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