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2018年4月2日月曜日

ツラの皮が厚いということ

怒涛の連続旅のしめくくりは、
自分史上最北の地。

朝食のおにぎりだけでは足りず
車内販売のサンドイッチをねらうも、
無念の売り切れ。
到着までには、まだあと数時間。
そんなときに、このブックカバーは、罪であった。
ということで、禁じていた
朝シャンならぬ朝ワインを決めてしまった。

昼には
最近気に入っている陶器のアトリエにて
勧められるままに、地酒の新酒をいただいてしまった。
青いなまはげが持つ桶には
右手に持つ包丁で剥いだ、
なまけものの顔の皮を入れるらしい。
つまり
あの桶には私のツラの皮が・・・


へらへら酔っている間もなく
陶器の絵付けをしますよ!と言われたので、
酔いがまわる手前の状態で
妙な汗をかきながら、なんとか描いた。
焼きあがりは、来月。
昨年の仕事を終えた、なまはげの服は
アトリエの隣の神社で
おきつねさまたちが着ていた。
電信柱も、着ていた。




その地でお店をやっている友だちと
アトリエに送り迎えまでしてくだすった陶芸家と
おいしいパンや焼き菓子をつくる方とで、
めずらしい山菜や新酒をいただく。
いつも必ず二日酔いになる友だちの酒量が少なかったのは
翌日のお鮨のため。
つられて私の酒量もひかえめに。

翌日は行きたかった地へ連れていってもらい、
あこがれの版画家の作品を観たり
おいしいお鮨を唸りながらいただいたり
昼から新酒をいただいたり。

帰りの電車では、座ると同時に
ひとり宴会開始。


なまけものの厚い厚いツラの皮は、
もう薄くなったかしらん。

2018年3月20日火曜日

ドーナツより蕎麦、それより弁当

遠出する用事を思いつき、
おともにする本に
ねまちのマッチのブックカバーをかけた。
おともの本は、ドーナツの本。

ドーナツなど少しも好きではないのに、
読み進むうちに食べたくなり・・・

は、しなくて
むしょうにお蕎麦が食べたくなる。
「土俵そば」へ行くのは、
昼食どきでも夕食どきでもない、中途半端な時間がよい。
中途半端な時間だから、お酒は一本だけ。
こっそり「酒そば」をするのが、愉しい。



そうそう
お弁当ブックカバーのひとつが
さっそく旅立ったようです。
(小声で)
使いづらいこと、この上ないのに
ありがたいことです。

2018年3月8日木曜日

ねまちのお弁当ブックカバー

お弁当のブックカバーのお弁当は
3種類ありまして
表紙の包みをひらくと
しょっぱくない、しゃけ
だし巻たまご
ほうれんそうのおひたし
肉だんご
しょっぱくない梅
とてもあまい、たまご焼き
しょっぱくない、しゃけ
きゅうりのぬか漬け
肉だんご
小粒でしょっぱい梅
たまご焼き
肉だんご
プチトマト
きんぴらごぼう
まめごはん


どれも
さめてもおいしい、
酒のつまみにもなる、おかずにしました。


今回のお弁当については、
ねまちの朝ごはん専門店
「おはよう!商店」さんと
ねまちの弁当専門店
「ぺろりべんとう」さんに
ご指導、ご鞭撻いただきました。

見ためはちょっとアレですが、味には自信があります。
列車での旅にぜひ!

「汽車旅の酒」だけでなく
「阿房列車」や「がむしゃら1500㎞」など、
移動自体が目的の本に、特に合いますよ。


ところで


先月連れていってもらった
秘境ツアーがあまりに強烈すぎて
だんだん
「あれは夢だったのではないか」
とも思えてきた。

でも
我が家の冷蔵庫の中には、
毎晩ちびりちびりとなめている
秘境の大将からもらった味噌が、少しだけ残っている。

2018年3月5日月曜日

お弁当ブームは続くよ

本当に、なにもしていなかった。

労働と、唯一のイラスト仕事こそしていたけれど
あとは飲んで読んで寝るだけの日々。

それが、あるお誘いを受けて
突然やる気になった。
旅と、旅の本のおともに、
お弁当ブックカバーをつくりました。
表紙のお弁当の包みをひらくと・・・
お弁当!
お弁当ブームはまだ続いていた!

旅の最中におなかがすいたら
このお弁当をつまみに、ちょっと一杯。

失くしがちなしおりは
読書中は、箸袋へイン。


ちなみにこのブックカバーの中には
吉田健一「汽車旅の酒」が入っている。



甘夏書店の「本と遊ぶブックカバー・しおり展2018」

2018年3月15日(木)~3月31日(土)12~18時
東京都墨田区向島3-6-5
一軒家カフェikkA 2F
(定休日 火曜日)
※店主さんは月、金、土に在店。
この店主さんにお会いしたら、好きな本が増えます


ちなみに、お弁当はあとふたつ。
中身が微妙に異なります。


そして
忘れちゃならない、マッチ柄。
しおりはマッチ棒。(ともに紙製)

こちらは、旅というより
散歩の本や散歩のおともに、ぜひ。