ずいぶん早起きしたみたいだけれど、5時前くらいかな、と時計を見ると、なんとまだ24時前であった。
いったい何時に寝たのか自分。
もうそんな年ごろになってしまったのか自分。
しばらく眠れそうにないので、上着をひっかけて出かけることにする。
連休最終日は駅伝大会で、そうだ、その後に青空宴会で、モノも言えないほど飲んだのだった。約10日ぶりの真夜中の両国はなんだか新鮮であった。
眠れない夜はないけれど、二度寝できない夜ってのもあるんだな、と感心しつつ、ぶらぶら歩く。
1年ぶりに上京してきた友を囲んでの肉パーティから始まって、駅伝大会で終わった連休。毎日いろいろありすぎて、まさにリア充であった。
さらにその晩は、保育園から中学校まで一緒だった同級生たちとも再会。
はたまた、高校生のときに隣のクラスだった、やはりクチをきいたことのなかった彼が選挙に出馬していたことも、なぜか隣で飲んでいたことも、とにかくシュールでしかなかった。
早く帰って寝なくては、と真夜中なのに素面で、実にへんてこな時間であった。