2023年6月19日月曜日

Tシャツ展はじまっております

うっかりしている間にTシャツ展は始まっていた。
始まっていた、などとおとぼけをいいつつ先日お邪魔してきた。
初日のお買い上げ第一号は「おすもうさん」Tシャツとのことで、きっと組織票だなと思っていたら私の知らない方だったとか。ありがたい!

初めてつくったTシャツは、やはりねまちのマッチのお店のもの。
本当はスカジャンがついてくるところが、季節が夏なのでTシャツになりました。
よーく見ると、塩をまいています。

このTシャツは、今週金曜日の馬喰町でのイベントにも登場する予定。

+LOBBY 日本橋問屋街

ふろしきのプロであるご近所さん初のイベント。
夜なべしてつけた塩のついたTシャツ、向島だけでなく馬喰町でも陽の目を見るなんて。
よかったね、かあさん。すやすや・・・

2023年5月16日火曜日

レモンサワーに出汁醤油を添えて

今日も怠惰な1日を過ごしてしまった。
休日は怠惰に過ごしても気分はよいというのに、労働となるとなぜだらしなく過ごすと疲労するのか。すべてやっつけ仕事で隙あらば相撲をチェック、あとはうとうとしているだけで疲労する要素はないのに。
夕方お使いに出たらとても陽気がよかったので今日は久しぶりに歩いて帰ろうと思ったのに、少し日が陰ると早く帰りたくなって電車に乗ってしまった。
このところ三食つくって食生活だけはまじめで充実した日々を過ごしていたけれど今夜は飲みに行くか、とふと思ったが飲みたい酒が浮かばず、なじみのお店でいつもの辛いサラダと干豆腐の和えものをテイクアウト。いつも同じね、とお店のお姉さんにあきれられたが今夜は楽して相撲の復習なのだ。
よそ見しながらレモンサワーを作っていたら、手際が良すぎて出汁醤油まで入れてしまった。
うわぁ、へんな味、じゃないわよ!

2023年5月15日月曜日

香港の日と船橋の日

ここ最近ラジオで「深夜特急」の朗読を聞いており、本で読んだときより面白くて続きが楽しみで、ちょうど香港篇だったので気持ちは香港へ飛んだ。むかしむかし2度ほど行ったきりなのに、今でも重慶飯店の匂いやキャットストリートの古道具のざらっとした手ざわり、公園で将棋を差していたおじいさんたちを思い出す。私が行ったのは返還後だったがこの舞台は返還前も前。ネットも携帯電話もなかった時代というのは同じで行き当たりばったりだったところも同じ。
あのときの香港に思いを馳せていたら、やはりむかしむかし好きだった香港映画のまだ観たことのないものが上映中とのことを知り迷わず映画館へ。
上映時間まで少し間があったので何か食べようと街をうろついていたら、香港麺のお店を発見して現地では食べたことがない辛い麺を食べ大汗をかいて映画館に向かった。映画は予想通り決しておもしろくはなかったけれど漂う雰囲気とチャイナドレスの女優の美しさに満足した。

その翌日は以前から気になっていたホンビノス貝を求めて漁港の小さなお祭りへ。
初めて目にしてから半年、ようやくホンビノス貝を見ることができた。冷凍のクラムチャウダーを入手して漁港を後にすると、ずっと気になっていたホンビノス貝の自販機を発見。あの自販機はもう無くなりましたよと先ほど聞いたばかりだったのに、こんな目立たない場所に再び出来ていたのかとうれしくなって大きいものをゴットン。生ものと冷凍のものを担いでいるので急いで帰ろうとするもつい立ち食いそばをすすってしまう悲しい性よ。

大相撲五月場所初日。
まさかの高安の当日休場でがっかりもしたけれど、最高にすばらしいおつまみを手に入れて禁断の16時からの飲みながらのテレビ桟敷がスタート。左側にPC、右側にTVで大忙し。
酒蒸しもクラムチャウダーも、途中で手に入れたパンも鶏レバーのムースもおいしかった。
ふんふん
でもこのメニューなら白ワインじゃなくて?


とはいえ、次なるイベントに向けて少しずつ動いてはいる。
かわいいのが出来たらお知らせします。

2023年5月9日火曜日

みちくさばかり

うっかりしていたら、ほぼ予定のないゴールデンウィークに突入。
初日は先日、近年まれにみる素晴らしい立ち食いそば屋さんに連れていってくれた友だちと今度はその近くのお灸のお寺へ。
途中気になる自販機をわざわざクルマを停めて確認したり道に迷ったりしつつもお灸のお寺に到着。特に何の情報もなかったが植物や植木の販売発祥の地にあるのだから、もぐさの原材料のことなど何かしらの案内があるはずとそのお寺の門をくぐったけれど簡単なお寺の歴史の碑があるのみ。しまいにはわざと建物内のお手洗いを借りたりもしたがどこにもお灸のことは書いてなかった。意地になって和尚さんらしき方をつかまえて話を聞くも、月に一度ほど予約制でお灸をしているとの情報を得たのみ。それからそこでもらった付近の地図を持ってお城の跡を探して歩いた。歩きながら、どこでお灸のお寺のことを知ったんだっけという話になり、そういえばどこでだったっけとふたり首を傾げた。
実はお灸にもお城にもさほど興味のない私たちは、はっきり残っているお堀の跡を歩いて無人販売の野菜を買ってまた迷子になりながら戻った。
こうやっていつもみちくさばかりくってるからなかなか目的地にたどり着けないのだと意外な共通点が見つかり、そしてまた近年まれにみる素晴らしい立ち食いそば屋でそばをすすった。
みちくさのおかげでまた行きたい場所が増える。
興味は持っても深掘りはしない。それでも楽しみが増えるのがみちくさ。「みちくさの庭」はそんな場所。
別の日に行ったハワリンバヤルも楽しかったし、同じく予定のないゴールデンウィークを過ごす予定だった友だちと行った山登りも、偶然見つけたすてきな海岸も、砂まみれになった別の日の海岸もとてもよかった。
でも1日置きがちょうどいいのよね。

2023年4月24日月曜日

夜が更けて

懐かしい渓谷へ以前はフンド氏と、今度は妹一家と出掛けた楽しかった休日の翌朝。
スマホとかばんをどこかに置き忘れて慌てて探しに走る夢を見て飛び起きたらこめかみにひっかき傷ができていた。ねまちは離れた場所から氷のような目で見ていた。犯人はねまちに違いない。
スマホとかばんを探しに出る私を心配する幼なじみに連絡をしていなかったことを思い出して電話しようとするもスマホがない。どうしたらいいんだと途方に暮れて歯ぎしりしたか激しくいびきをかいたか。読みかけの本や食事中の私の箸を冷蔵庫の下に隠したのもそのせいか。

夜が更けて、あてもなく鯖の味噌煮をつくり始めた。晩酌は終わったしお弁当のおかずは間に合っているのに、急につくり始めた。

昔の曲で「電話をするよ」という歌を思い出した。
夜が更けて 窓閉めて、
まではとてもよくわかる。
しかし
お日さまが少し昇ったら 目を閉じて でもまぶしくて、
は同意できない。夜が更けたら即寝るから。
早く寝ないと「みちくさの庭」に行けない。
暗くなったら眠ることを楽しみに翌日の準備を。
鯖の味噌煮はなんのため?
「昭和なマルシェ」は甘夏書店さんで開催中です。

2023年4月19日水曜日

雑誌「おすもうさん」創刊号

相撲雑誌はおもしろい。
読み始めると止まらなくなるが個人的には数字には興味がないのでそこは飛ばす。けれどプロフィールの家族構成やニックネームのチェックは怠らない。小さな記事にときめく、そんな相撲雑誌がもっと読みたくて創刊した「おすもうさん」。
なんと創刊号にはスカジャンがついてくる。
相撲も好きだしスカジャンも欲しい、そんなよくばりなあなたにぴったりな創刊号はぜひねまちでどうぞ。
そして「おすもうさん」のマッチは、昭和なマルシェでどうぞ。

昭和な本もとても楽しい!
昭和ではない本もおもしろいものがそろっていてお弁当や寝る前のおともにぴったり。
先日の靖国神社奉納相撲で豊昇龍が着ていた鶴竜の浴衣もカッコよかったなぁ。

昭和なマルシェ

いい店でしたねぇ、と「ニューねこ正」を同時に出た男性2人がお店を振り返って言った。
そうでしょう、と声をかけたいのを堪えて歩く帰り道。ほんのちょっとしたことでも今日はよい一日だったなと思えた夜。
やらねばならないことがあるので毎晩まじめに帰宅していたら料理が楽しくなってきて、これはこれでいかんと久しぶりに寄ったのであった。
思えば「おいてけ堀」にもしばらく行っていない。今夜こそ、と思いながらその晩も「ニューねこ正」で今年初めてのかつお刺を食べていたら、ふとした瞬間にかつお好きのフンド氏の美味しい顔を思い出して笑ってしまった。


ここまで書いたのを忘れて、ふと気付けばもう4月も半ば。やらねばならないことに楽しく没頭していた。

今週末、つまり明日4/15(土)から甘夏書店で行われる「昭和なマルシェ」に参加します。
昭和って、昭和って、と半月以上頭を抱えていたが、甘夏書店さんにマッチそのものが昭和ですよねと言われたことがよみがえったので、いつものように自分のほしいお店のマッチにしました。
春になってうれしいのは、大好きな雑草があちこちに出てきたこと。つつじもいいけど雑草もね。

短いトンネルを覗いて向こう側を想像するのが好きだ。このトンネルをぬけると雑草たちがにぎやかにお茶を飲んだり本を読んだり。パンジーは雑草ではないけれど、いつもにこにこ笑っていて気さくなのでいつの間にか仲間入り。
ベランダのれんげもいつもにこにこ笑ってるわよね。