2016年9月6日火曜日

「しとしとぼっちゃん」オープン!

すてきな傘がほしい。
家には、無難な柄の傘ばっかり。

とかく雨の日はつまらないもの。
実用第一もいいけれど
傘を主役におしゃれを楽しんでみたら
雨の日が待ち遠しくなります。

ということで、すてきな傘屋さん
「しとしとぼっちゃん」が、オープンしました。
なつかしいおなべのような柄の傘は
さしているだけで、今晩のおつまみのアイデアが浮かんでくる。

技術的に不可能とされていたニットの傘は
これからの季節にぴったり。
おしゃれの幅が広がります。

どしゃ降りの日は
金魚鉢のような傘をさしてみて!
金魚たちといっしょに水のなかにいる気分。

実は持ち手を綱で巻いてある番傘は
せっかくの相撲観戦が雨になってしまった日におすすめ。
力士たちも注目しているみたいですよ。

お誕生日が雨の日でも、
ケーキ傘をさしてまちを歩けば
たのしくなること、うけあい。

雨が降ってきたら
さあ、でかけよう!
この調子で、新しいお店がいっぱいできるといいねぇ。

2016年9月1日木曜日

「両国の恋人」のひみつ

なんでもない、ただのビスケットではない。

ふだんはノーマルな塩味なのに
なんの予告もなく

春にはよもぎを、
夏にはトマトを、
秋には栗を、
冬にはかぼちゃを、ちょっぴり混ぜて
食べたひとをびっくりさせるお菓子。
いつ味が変わるか、教えてくれないんですよ。



また、お菓子だというのに
お店のマークに「へくそかずら」を使用している点も見逃せない。
かわいいなりをしているのに、その名のとおり
くっせぇんだこれが。
店主の好みだろうか。

2016年8月30日火曜日

新発売「両国の恋人」と、ねまちのマッチ展

こないだ、洋菓子店がオープンするとかなんとか
ガセを流したひとがおりましたが、
正確には
洋菓子が新発売になりました。
「銘菓 両国の恋人」です。
あの両国製菓のつくるお菓子ですから
そりゃあもう、おいしいに決まってます。
甘さひかえめなので、ウイスキーのおつまみにもぴったり。
おいしいものに目がないあのひとにも、
おひとついかがでしょう。


9月1日は防災の日。
この日から、今度は宵湖舎さんというギャラリーで
ねまちのマッチ展が始まります。

「ねまちのマッチ展」
2016年9月1日~9月30日

アトリエ宵湖舎(よいこしゃ)
東京都墨田区業平2-6-8
(押上駅徒歩5分、とうきょうスカイツリー駅徒歩10分)
月~金 9:00~18:00
土    9:00~15:00
(日・祝休)

防災の日からマッチの展示が始まるのもなにかのご縁、
すぐ近くに「たばこと塩の博物館」があるのもなにかのご縁。

2016年8月29日月曜日

車窓から見たしらさぎの数は、そうとうなもの

今年最後のももを頂戴しに、福島のマラソン大会へ行ってきた。

初めてのソロ活動。
初めての高速バスの車窓からは、大小さまざまのしらさぎ。
初めて降りたサービスエリアで手に入れた、いもまんじゅう。
持参した本のセレクトも、我ながらすばらしかった。

一年ぶりの福島の街を歩き回って、初めて入った小さな飲み屋さん。
手持ちぶさただったので、読みかけの本を開いた。
おつまみを待ちながらの一杯にも合うな、と杯を重ねる。

「いつもその席に座る女のお客さんがいるんだけど
やっぱり本を読みながらお酒を飲んでいるのよ」
女将さんのひとことで顔を上げた。


ホテルに戻ったのは、何時だったのか。
飲みすぎ、食べすぎ、寝不足で
マラソンは、ほんとうにつらいものだった。
(なぜかタイムはよかった)
重ね重ね、ボクが留守番していたおかげですからね。

2016年8月24日水曜日

洋菓子店、近日オープン!

銘菓といえば、これまで
両国のさんぽ道」しかなかったのだが
(※実際の両国にはいろいろありますよ、念のため)
満を持して、洋菓子店がオープンするらしい。

いつになるか、その日が待たれる。
ぼっちゃんの高級トイレのそうじをしていたら
いいあんばいのうんちに交じって
みどり色した、まんまるのうんちが。

こんなうんちをするなんて、
どこか具合が悪いにちがいない。

現物を持って病院に行こうか。
夜も遅いし、写真を撮って明日、先生に見てもらおうか。
逡巡しながら、スコップでそいつをすくった。

このうんち、どこかで見たことがあるような気がしてきた。
テーブルの上をふと見ると
これだ・・・
この青いやつだ。
赤くなるまで置いておいた、プチトマトの青いやつ。
それを、ちょいちょいころころして
高級トイレに落としたのだな。
そのとおり!

2016年8月22日月曜日

小説家の愛した味と小説の中の味

あこがれのホテルの中の、小さなバー。
名だたる作家たちに愛されたホテルのバーで
作家の愛した酒、なるものを飲んだ。
案外あまいお酒が好きだったのだなぁ、
いや、執筆の合間にはこれくらいがいいのか、
想いを巡らしながら、すっぱめにつくってもらった酒をすする。

そういえば
その日読み終わった小説に
特急列車の中で、なんともうまそうにコニャックを飲むシーンがあって
そんなにうまいのか、と気になっていたので
それもお願いした。

小説のなかでそれを飲んでいたのは、遣り手の金満おじさんだったが
果たしてそれは、私にも同じく、うっとりするような味であった。
私も、りっぱなおじさんになったということか。
ある朝、家のドアノブに、袋に入ったこれが。
隣家の「ごや」であった。

おしりが黄色くなってきているので、早くなんとかしないと、
と、やはり、おしりが赤くなってきたししとうと
なす、玉ねぎ等とともに料理。

本当ならば地味な色合いに仕上がるはずが
色とりどりに、さもおいしそうに出来上がった。
これはまさに「ケガの功名」
・・・とは、言わない。

2016年8月19日金曜日

朝のおしゃべり

電池を切らしたままで
朝のラジオを聴くことができない日々。

あまりにも静かなので
おとなりのパトねこ(仮名)の声がひときわ、響きわたるが
ぼっちゃんは、興味なし。
かに「おはようございます」

たこ「今朝も、無駄にいい天気ですなぁ」
ざりがに「朝から煮込みってぇのも、おつですな」

やどかり「酒がほしくなるから困ったものよ」

かえる一同「・・・・・・・」
ぼっちゃん「いいお酒を知ってますよ」
それは、いわずと知れた「清酒 綱取り」

朝から一杯、は勘弁だけれど
この時期なら
黒むつのおさしみや、新さんまの塩焼に、いかがでしょう。

おしゃれなあなたなら、秋を先取りして
熱燗でどうぞ。

2016年8月17日水曜日

この夏も、届きました

晩夏になると毎年、ねまちから届く、このおしらせ。
今年も届きました。
切りかぶいっぱいの特製カクテルは
暑い夜にぴったり。
意外と、さっぱりしているのです。

今夜だな、と思った夜が
その日です。
おしゃれしてくるのを、お忘れなく。
エンゼルトランペットをかぶったり
あたまに生クリームをのせたり
しっぽにあさがおを巻きつけたり。
みんなおしゃれだなぁ。
夏休みに観た
「こもれび」という絵は、
見ているうちに目を細めてしまうほど
まぶしかった。

あこがれのホテルで展示されていたので
行きかえりは「はっしゃオーライ!」のタクシーにて。
気分ですよ気分。

2016年8月9日火曜日

たいせつな日には

ぼっちゃんが誕生日をむかえた。
その日は私も、ひとつ歳をとった。

たいせつなひとの誕生日や
たいせつなひととの記念日など、
どんな贈りものよりも
ごちそうがうれしいもの。
むかしむかし
何歳の誕生日だったかは忘れたけれど
「ぺろりレストラン」で初めて知った、スパゲッティハンバーグ。

ウィンドウで見て、なんというごちそう!と
たまげた。
食べたら、そのおいしさにまた、たまげた。
だって、ミートソースのスパゲッティに、ハンバーグがのっていて
さらには、めだま焼きまでのっているんです。
ふたりで行くなら、やきそばサラダもたのんで
半分ずつ食べてみて。
しばらく動けないこと、うけあい。

2016年8月5日金曜日

おしゃれなあなたに「マミヨシ堂」の浴衣を

朝のトレーニングをしている栃煌山が、
いつもより汗にまみれて、日焼けしていた。
ついに夏になった。

栃煌山は「ニューねこ正」で見かけたことがあるが
イメージそのまま、もくもくと焼き鳥を食べていたなぁ。

そのまじめな土俵態度と
立ちすがた、歩く姿が非常にすばらしい栃煌山。
浴衣の着こなしも当然、しびれるほどにかっこいい。
写真は6年前のもの。
あら、うしろにはまだ平幕だった鶴竜が。
あのかっこよさの片鱗だけでもまとって、夏の夜を歩きたい!
そんなあなたには「マミヨシ堂」の浴衣をおすすめしたい。
モデルの着ている四柄が特に人気。
完全オーダーメイドなので、女性向けのサイズも。
う~ん
ボクはサバ柄が似合うからパス。


ただいま絶賛配布中の「深川福々
記事面に私の書いたコラムが掲載されています。
よかったら読んでください。

2016年8月4日木曜日

夏休みは「オロロン書房」の本を

短編集とか、短編エッセイ集だと、一日の終わりや
トイレやお風呂で読むのに最適だけれど
たまにはちょっとした小説も読みたい。

ただ、じっくり読む時間がない!
と、お嘆きのかた
夏休みがチャンスです。

電車でちょっぴり長い時間出かけて
帰ってくる間に、ぴったり読み終わる本。

待ちぼうけをくわされて
仕方なしに入った喫茶店でも、すこし読んで
店主とおしゃべりする時間を差し引いても、
ぴったり。

そんな本をお探しのかた、
オロロン書房」に出かけませんか?
酒場で本を読む時間が、このうえなく好きだ、
というつわものもたまにいるけれど、
酒場では、おつまみをえらんだり
おつまみをあじわったり
まわりの人と話したりしているうちに、
字を追えないほど、酩酊してしまったりで
どうもうまくゆかない。
もう少しで読み終わる本を洗濯機の近くにポンと置いて
うっかり洗濯しちゃったときは、
まいったよね~

2016年8月1日月曜日

「ねまちのマッチフェア」8月いっぱいまで延長となりました

甘夏書店さんで今月いっぱい、マッチフェアをしてくださるとのこと。
ありがたいことです。
甘夏書店さんは
押上駅・とうきょうスカイツリー駅(旧・業平駅)・曳舟駅から徒歩10分、
浅草駅・本所吾妻橋駅からだとプラスもう数分ほど。

置いている本も、見せかたもすてきだし、
店主さんがいつも、たのしい情報をくださるのがうれしい。
行くだけでわくわくする場所なのです。
走りが足りなかった夕暮れどき
いつものコーヒー屋さんで、
隅田川花火大会での特別メニューだったという
大きな大きなアイスどらやきを食す。

いつものフラットホワイト+ショットをたのんだら
なんと、「両国のひと」でおなじみの、美人演歌歌手!
ほっぺのラインもそのままに、なんというクオリティ。
店主さん、すごい!
もったいなくて、ていねいに飲んだ。
それでゆうべは、おつまみぬきの晩酌だったのか。

2016年7月28日木曜日

旅のおともにも ナイトキャップにも「ザ・両国」

新幹線に乗れば、ビールを
いつものお店では、熱燗を
家では、ワインを、

そして
旅のおともには、「ザ・両国」を。
先日見に行った版画展で、行ったこともない秋田へ
行った気分になった。

地下鉄に乗っていて、お祭りのポスターを見ているうちに
行ったこともない奥会津へ行った気分になった。
そんな気分になったら、
経路を調べて、どこでなにを食べようか考えながら
ザ・両国」をひっかける。
これも、りっぱな旅。

行きたいところはいろいろあれど
こうしている時間が、一番たのしいかもね。
そのへんで、やめとけ。

2016年7月27日水曜日

銀座のハトのものがたり

先日、銀座を歩いていたら
間口がとてもせまい和菓子屋さんの店先で
ウインドウを見つめている、はとがいた。

銀座では、はとも身だしなみを気にするものなのか、と
立ちどまって様子を見ていたら
ウインドウを見つめるはとと、ウインドウにうつるはとと、
動きが違うことに気づいた。

ウインドウにうつっている、と見えたのは、
うっかり和菓子屋さんの中に入ってしまった、はと
ウインドウを見つめているのは
そのはとを心配している、別はと。

たいへんだ。
どうしたらいいのか。

役立たずの私が、はとたちとお店のひとを
ただひたすら交互に見ていたら

「あら、中に入っちゃったんですね」
背後から、鈴を転がしたような声がしたので振り向くと、
きりっと青いワンピースがよく似合う美人。

へどもどしている私に微笑むと、彼女は
迷いなく和菓子屋さんへイン。
パニックになっているはとを
両手でやさしく抱きあげて、店外で離した。

ああ、よかった、
はとの扱いに、慣れているんですね、
と声をかけると、彼女は
「鳥が好きなんです」
と軽く会釈をして、さわやかに去っていった。
なんて、イイ女っぷり!
ボクがはとだったら、恩返ししちゃうな~

青いワンピースの美人も
心配していたはとも
やさしいなぁ。
なんにもできなかったくせに、心から安心した。
この話は、「はとエアライン」の朝礼でも紹介されたらしい。
親切、ていねい、そして安全飛行がモットーの、航空会社ですから。
今の季節のフライトは、紫外線対策に気を付けましょう。
すてきな日傘もお忘れなく。

2016年7月26日火曜日

名古屋場所は終わった

今場所も、すべてを見ることはできなかったけれど
印象にのこったのは、優勝した日馬富士のいる伊勢ヶ濱部屋について。

この部屋の関取衆は、ほんとうに結束力がつよい。
日馬富士本人も、巡業などで稽古をつけている姿をよく見るが
今場所休場した安美錦も、カド番を脱出した照ノ富士も
マツコデラックス似の宝富士も、人がよさそうな誉富士もみんな、
部屋の仲間の取組を、まるで自分のことのように見ている。
そういうのって、いいものよのぅ。

すこしのお休みをはさんで、巡業をこなし、
いよいよおすもうさんたちが両国に帰ってくる。
相撲茶屋さばねこ」では、チケットの取り扱いはもちろんのこと
相撲初心者の方にも、なんでも教えてくれます。

入り待ち・出待ちにベストな時間と場所とか、
親方の持ち場情報とか、
国技館名物のあれとか、
大人気のソフトクリームを並ばずに買える裏わざ、
関取弁当は実はどれがいちばんおいしいか、とか。

ああ
ひさびさに、9月場所に行きたくなってきた。
ついさっきまで、ゆうべの酔っぱらい事件で落ちこんでいたくせに!
(でも、毎朝頭突きで起こしてくれる、やさしいぼっちゃん)

2016年7月25日月曜日

はかりしれないミジンコ博士

理科は苦手。
サイエンスなどというものにも、まったくもって無縁なのに
なぜか最近「ミジンコ」に魅かれており
「ミジンコ博士のサイエンスカフェ」なるものに参加。
ミジンコ博士は最新式の、この顕微鏡を開発したひと。
たいへんめずらしい、純国産品。

これまでミジンコは、横向きになった姿しか見られなかったが
博士が開発した、
水滴がもりあがった状態で観察できる水玉プレートと
モニター付きの顕微鏡のおかげで、
ミジンコが活発に動き回る姿がおがめるのだ。
ミジンコには、目がひとつしかないことも
初めて知った。

この日見たミジンコは妊婦さんで、
三つ子ちゃんの出産間近だった。
ユーグレナを、もりもり食べていた。

博士は、いかにも博士然としたたたずまいだったが
コーヒー好きが高じて、カフェをやっていたとか
ミジンコを愛するあまり
シルバーでミジンコピンをつくったり、とか
(ミジンコの目はダイヤモンド!クオリティ高すぎ)
もっと聞いたら、もっとびっくりするなにかを持っていそうな好青年であった。
この日は、参加者に、非売品の杉材のミジンコブローチをくださった。

「サイエンスカフェ」は、以前行ったときは
「俳句カフェ」だった。
喫茶ニャーゴ」も、いろんなイベントをしているんです。
これは、いつぞやのクリスマス。
告知はしないので、お店を通りかかったときに、のぞいてみてください。