歳をとって、よかったと思うこと。
モノに、ひとに、いろいろに、執着しなくなったこと。
大切なものは変わらないけれど、ま、いいか、と思えることが増えた。
それでも、ふとした瞬間にまた会いたくなってしまう彼。それは
台北の花市場でみかけた、台湾土犬。adidasならぬadidogのパーカが、彼のからだの色と合っていて、おしゃれだった。
(そもそもしっぽを巻いていたので、彼か彼女かは不明なのだけれど)
そして
オイッス!
と、同じ花市場で声をかけてきた彼。
不気味なようでいて、底抜けに自分勝手に明るいところが、今になって気になる。
(そもそも植物なので、彼か彼女かは不明なのだけれど)
また会いたい。
そう思ったら、すぐに会いに行こう。
「はっしゃオーライ!」のクリスマスタクシーに乗って。
会いに行けるうちが、ハナですよ。
ラジオから流れるクリスマスソングやイルミネーションに、いいなぁとほほえむことができる大人になれて、よかった。
(クチでは一応ディスってるけれども)
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