夏休みが終わり、また退屈な日が始まると思ったら、毎日なにかと忙しくて気付けばソロ活動をしていなかった。
閉店後の「ニューねこ正」で美人女将や大将やおにいさんと立ち話をするだけの日々。
この夏のリア充ぶりを話すには、腰を据えて臨まなければならない。
毎月一度会うみなさんと久しぶりに皇居を走った。正確に言うと、同じ時間に皇居周辺にいたことはいたが、ソロで走ったのちにみなさんで恒例のおいしいものを食べに行った。
久しぶりに走る前の、あの根拠のない「できる」気持ちはどこからくるのだろう。毎回それでぶっ飛ばして失速するのが常なのに。湿気で息が詰まりそうだったが、途中初対面のメンバーのひとりとばったり会って(Tシャツが目印)喋りながら気持ちよく走ることができた。
「アフター6ジャンクション」の今週の夏の推薦曲がよすぎて、子どものように遊んでいただけの今年の夏に、まるでなにかがあったかのような錯覚を起こす。
今年の夏のごほうびは、義兄からもらった写真。その写真を見たとたん、なつかしくて胸が詰まった。
こんな表情よくしていたなぁ、と、消えそうになっていた記憶がその写真の数々によって戻ってきた。
昔から写真を撮られるのは苦手だったが、義兄によって盗撮された写真は宝物になった。
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