キャベツを入れることはないだろうがどうにもキャベツを入れたくなるバッグ。大根を入れたくなるバッグもある。ちゃんとおゼゼも用意してはいたが、きみ、今じゃないだろうとフンド氏がささやいた。その代わりにいい色の革のコインケースを見つけた。
リッツ・カールトンのロビーのソファに使われた革の端材でつくられたサスティナボーな小さなバッグと出逢ったときに初めてお目にかかったその作家さん。作っているものと作家さんがこれほどぴったり合う人もいないだろうと思った。今回またお話ししながら、この作家さんはドワーフたちが助手なのではないかと気付いた。
そしてテーブルの上のアナログレコードに乗って回るドワーフに目を奪われた子どもに気付いたこの作家さんが軽くスクラッチをしたことに私が目を奪われた。ヒップホップのライブでしか見ていなかったスクラッチを、まさかドワーフを束ねるこのお兄さんがするとは。
いずれあのバッグはいただきますので、とキャベツバッグに心理的にツバをつけてさようなら。
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