2020年12月14日月曜日

ほしいものが止まらない

12/12から甘夏書店で行われている「縁起ものと贈りものフェア」に無事納品。

とはいえ前夜に力尽きたので納品当日の朝も作業して、最後の仕上げでふと間違いに気付いたが時すでに遅し。「おめでたい!ねまちのマッチ」の表のお赤飯には端におにぎりと海苔巻きが描かれているのに、全部お赤飯で覆ってしまった。右上の部分はああしてこうして、めくればおにぎりと海苔巻きが見えるように応急措置。
あとはお寿司とおいなりさんのブローチ、それと笑顔の顔ブローチとクリスマスとお蕎麦のマッチも。(それにしても写真が雑だ)

大量の野菜で慎重にナポリタンをつくったらどこよりも美味しくできて(自分比)上機嫌でブランチをキメる。
食後のコーヒーも堪能した。
のんびり隅田川沿いを歩いて甘夏書店さんへ向かうと、納品したすぐそばから顔のブローチをひとつお買い上げくだすった作家さんが。ありがたい!

この日もまたまた民芸の新しい本を紹介していただいてすっかり虜に。アフリカに藍染があることなんて知らなかったしイラストもとてもステキで気に入ってしまった。あとカナダのタコス屋さんでのアルバイト話を描いた「それぞれのそれぞれ」と、チェコを旅してつくったという版画展でひとめぼれした来年のカレンダー。早くこれらを横目に一杯やりたいものだ、と帰路を急ぐも気にかかることが小骨のように胸に引っかかっている。
それは前日に久々にお邪魔した古道具屋さんにあっためざしの絵。

実店舗を来年1月に閉店するとの話を聞きつけてお店に行くと、果たしてそこには変わらずオモシロな雰囲気をまとった笑顔の店主とサイズも見た目もばっちりな椅子が。
その椅子を担いで帰るためにていねいに梱包していただいていた間、壁にかかっていためざしの絵が目に留まった。
板を少し彫って直接彩色したその枯れた雰囲気はとても心惹かれるものだったが、その時は椅子に夢中で忘れていた。それが今になって気になるなんて。あまりに気になるのでオモシロ店主にメールで問い合わせたら、取っておきますよと即返信。
ほっと胸を撫でおろすも、きみ最近散財しすぎじゃないか?と心の声が。

いいじゃないの、ほしいものがあるってすてきなことよ、と自分に言い聞かせたその翌日には、ついにキャベツのバッグまで手に入れたのであった。

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