朝日のまぶしいアクアラインを抜けてマザー牧場に到着すると小さな茶色のアルパカが出迎えてくれた。しかしアルパカはおしりをなでると臭いツバを吐くらしいので見るだけにしておいた。
ウッドチップでふかふかしている上に心臓破りの急坂まである起伏に富んだコースを本来は4周して計20km走るのだが、給水所でお目当てのいちごを食べたらあんまりおいしくて大きいの小さいのを交互に食べて友だちみんなと合流すると止まらなくなり、ねえシープショー見たりこぶたレース見たりしたいよね、ジンギスカンもゆっくり食べたいよね、せっかくマザー牧場に来たんだもんと意見がまとまり1周で終了してまたいちごといちごケーキをいただいて途中離脱。
レース前のこぶたのかわいさに魅了され、羊のショーではマイペースな世界中の羊の紹介のあとに、汗だくのお兄さんにまったく協力せずに毛を刈られてヤギのように変身した羊のあまりのやる気のなさに大笑いして、菜の花畑を眺めてから暖かいコテージでゆっくり着替えてジンギスカン。ビールで乾杯してワインまで飲んでおいしい野菜と肉を食べているうちに出発の時刻に。時間泥棒が現れたらしい。
はとバスのガイドさんの声に目覚めると窓の外には東京タワー。なんて完璧な1日だったんだろうとみんなでチョコレートドリンクで乾杯してよいお年を。
5kmしか走っていないのと温泉に浸かったおかげで疲れもなく、楽しい休日だった。怒涛の年末に向かう前に、いつまでも起きていた師走の夜。
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