まるで母親からの荷物のようだと幼なじみの彼氏が言っていたから「おかん箱」。
しかし極上のりんごや長芋や大根など母親が送ってくれそうなもの以外にもスゴくて、今回はまさかのいちごのワインまで入っていた。このワインは地元の友だちが指を赤く染めながらひとつひとつていねいにヘタを取った辛口ワイン。師走にお目にかかれるなんて。
本当は会って顔を見て声が枯れるまで話して一緒に飲みたかったな、と思ってふと気づいた。もしかして一緒に飲むつもりで用意してくれていたのではないか。
幼なじみの家で大騒ぎしながらKING OF STAGEを観る日がそう遠くないことを信じて、おかん箱の中の宇宙麵のようなパッケージのクラッカーに手を伸ばした。
うたた寝から目覚めると、いつの間にか干しいもにまで手を出していたことに気づいて驚いた。
前日にラジオで予習した通り画期的な本で、なによりおもしろいのでページを繰る手が止まらない。お手洗いも一服もしないでほぼ読み終える寸前でいったん休憩。一気に読んだらもったいない。
今年もたくさんのすてきな本に出逢ったけれど、こんなに一気に読んでしまう本はなかなかない。ものをつくるすべての人に、というか普通に生活する上でもためになるなんて。
なによりよいプレゼントだったが、サイン本を注文したつもりがカバーを外したり裏返したりして探すもどこにも見当たらず、んもう、どんなマニアックな場所にサインしたのかしら、と読了後に再度隅々まで探すも見当たらず、メールまで確認したところやはり注文したのは通常本だったことに落胆。
2 件のコメント:
そ、そんなオチ…
がっかりですよ!
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