2023年8月17日木曜日

大人の夏休み

生まれも育ちも深川の友だちに富岡八幡宮のお祭りに誘われてお神輿を担いだ。
サラシを巻くと水の重みで乳が出るよと脅されたので法被の下はTシャツに、お神輿を担ぐならスポーツブラよ、と夏休みの前に会った京都生まれのマダムに注意されたので従った。初めてのハンダコを履き新しい手ぬぐいを巻いていざ清洲橋へ。
水かけ祭りなので沿道から水をかけられるのは知っていたが、消防車のホースや、トラックの荷台からバケツで溺れるほど水をかけられたのには驚いた。ゲリラ豪雨も何度もあって、これは水?雨?と大笑いしながら練り歩いた。お神輿があんなに重く肩に食い込むとは知らず、翌日、友だちと温泉に浸かったときに、どうしたの、DVに遭ったの、と心配されたほど両肩には大きなアザが出来ていた。

日帰り帰省。早い時間に出発して懐かしい電車に揺られて「深夜特急」作者の沢木耕太郎さんの言葉にハッとしたりGONTITIを聴きながら刺繍したり雑誌や本を読んだりうとうとしたり。文太くんはいつものように熱烈歓迎とはいかなかったがおみやげのおやつをおいしそうに食べてくれた。

別の日、飲み友だちと朝から梨を求めて梨街道へ。今年最後の幸水をどっさり、途中で餃子もどっさり手に入れて夕方からお久しぶりねの酒場で乾杯。やはり飲み過ぎた帰り道、お休みのはずの「ニューねこ正」の前で大将とばったり。仕事熱心な大将だなぁと改めて尊敬した。

短い夏休みは終わった。
まだまだ暑いけれどそろそろ気持ちは残暑に移りつつあるところへ幼なじみから季節のくだものが届いた。以前みんなで行っていた花火大会は行かなかったらしい。
私の刺繍も止まったまま。
手ぬぐい展は27日までやってますよ。

2023年8月10日木曜日

相撲健康体操

いまだかつてないほど感慨のない誕生日の朝、それでも休みは取っていたので相撲健康体操に参加。
会場である国技館のエントランスは朝は日陰で快適だけれど、体操はというと基本の蹲踞からしてきつく、阿炎の真似をして四股を踏もうとするも思ったほど脚が上がらず、開始早々に汗がぽたぽた落ちた。後ろの坊やも汗だくで「ヨイショ~!」と頑張っていた。
七月場所で途中休場した弓取の聡ノ富士さんや以前食事会で隣に座った佐々木山さん、落合改め伯桜鵬ほども髪が伸びていない新弟子さんたち、そして現役時代にファンだった元栃煌山の清見潟親方がまわし姿で指導してくださり本当に楽しかった。カードにスタンプを押してもらい、相撲健康体操の冊子や鉛筆やうちわ、お茶にキャンディとたくさん参加賞をいただいた。
それから久しぶりのお気に入りの海へ。海は先日も行ったのだけれどそれは漁港でこの日は海岸。
とんでもない暑さで手ぬぐいがあっという間にびっしょり。(この手ぬぐいは甘夏書店さんで発売中)
海水浴やボートの若者たちがうらやましかったが日本丸が寄港しているのを見ていつもの喫茶店であんみつも食べていつものパン屋さんでフンド氏にホットドッグのおみやげも。自分へのおみやげに買った鯵のなめろうご飯があまりに美味しくてその晩は食べすぎたので、翌朝もまた相撲健康体操に向かったのであった。
そのまた翌朝も行って、あと少しで勝ち越しっすね、とお相撲さんに言われたのよね。

2023年8月2日水曜日

そうめんの手ぬぐい

しばらく会っていなくても忘れないでいてくれた忙しい友だちと久しぶりに皇居を一周。
コロナ禍もちょくちょく会っては走っていたけれど、走るだけの仲・薄い仲だと思っていた。しかしどうしても話さなければならないことがあり走った後に焼肉を食べながら話していると、それほど薄い仲でもないのかなと思った。ありがたい。

ぼんやりしているうちに8月に入っていた。
今年の夏は「土俵そば」からそうめんの手ぬぐいが登場。
拡大してみても見えにくい。
よく見ると、そうめんにぴったりの薬味たちが流しそうめんを楽しんでいて
でもきゅうりやなすやピーマンがなぜ?とお思いのあなた。お目が高い。
大阪の友だちの家でそうめんをごちそうになったとき、きゅうりの千切りや錦糸玉子まで出てきてそれはおいしかったんですよ、と「土俵そば」で話したことがきっかけで、なすとピーマンの炒めたものもそうめんのお供に加わったのだ。
途中で飽きてしまいがちのそうめんも最後までおいしくいただくことができる「土俵そば」のそうめん、おすすめです。

手ぬぐい展は絶賛開催中。お休みの日をチェックして、暑い日差しを避けて、向島の一軒家カフェikkAさんとその2階の甘夏書店さんへどうぞ。
わたしはお留守番してるわ。

2023年7月19日水曜日

闇のシダールとみちくさの庭

急に「闇のシダール」が聴きたくなったのは「深夜特急オン・ザ・ロード」で沢木青年がインドに深く熱狂し始めたところを聞き終えてから。
30年ほど前にGONTITIのコンサートに行ってこの曲を聴いたときは深い森に入った感覚を覚えた。水の中から水面を見上げたところを想像して聴いてくださいと言われた後の曲は忘れたがあの感覚は残っている。

そんなとりとめのない時間を過ごすのは、みちくさ。ねまちにも「みちくさの庭」がオープンした。少しだけこの熱気から離れた場所へ行きたいときに行ってみてはいかが。
みちくさの手ぬぐいもつくりました。
短いトンネルを見つけるとくぐりたくなるあなたへ。トンネルの向こうは、見えているこちらとは違った世界があり、気さくな草花たちがお茶を飲んだりしゃべったりしているのでさりげなく仲間に入ろう。
真夜中のブラッシングタイムも、眠たかったけどいいものだったわ。

2023年7月18日火曜日

夏のせい

手ぬぐい展におじゃましたら「土俵そば」のTシャツをお買上げくだすった方とお会いしてたいへんほめられた。うれしかったなぁ。そういえば、徐々にと思っていて「土俵そば」Tシャツを紹介することを忘れていた。夏のせいね。
オモテはえび天とねぎ
背中はお店の看板メニューの土俵そば。手打ちそばなので長さが違うのです。なんちゃって。
あと数枚残っているので、よろしければ8/12の東京ミズマチでの夜市でどうぞ。

手ぬぐい展にも「土俵」そば。
この写真では見えないなぁ。
そうめんです。
そうめんといえば薬味はねぎやしその葉、わさび程度で途中で飽きたものだけれど、大阪の友だちの家でむかしむかしごちそうになったときにきゅうりや薄焼き玉子の千切りまで付いてきていつまでもおいしく食べることができた。それからさらにトマトやなすとピーマンの味噌炒めまでつけてこのお店では一大ごちそうになったものだ。
今年はまだそうめん食べてないわね、かあさん。

2023年7月15日土曜日

暑い!ヤバい!間違いない!

幼なじみから大きなすいかが届いて、今年も夏が来たことを知った。
先日久しぶりに行ったほおずき市。うんざりするほど暑い日差しと人いきれ、青臭いにおいがなんともなつかしかった。
30年近く前に出前でよく食べていたサラダうどん。今ではお店もきれいに新しくなったが味は変わらず、いつも夏になるのが待ち遠しくて今年もおいしかった。

「本と手ぬぐい」の手ぬぐいを納品した夜はお久しぶりねの「ニューねこ正」で枡酒。コチの唐揚げとなすの煮浸しとともに寝不足の身体にしみわたってあっという間にべろんべろん。

大相撲七月場所六日目は現役力士のご両親が営む酒場で友だちとテレビ観戦。国技館にいるかと錯覚するほど盛り上がり、盛り上がったまま今度はテレビ番組のカモのお引っ越しまで応援。それでも収まらずに誰かがカラオケに入れた「ふたりの愛ランド」を歌ってさようなら。

ついに夏が来た。

2023年7月14日金曜日

本と手ぬぐい8はじまります

夜な夜な、または快晴の休日に引きこもってつくった手ぬぐいがようやく完成。
7/15(土)から甘夏書店さんで今年もおこなわれる「本と手ぬぐい8」でどうぞ。
すみだクリエイターズクラブのTシャツ展は一度覗きに行っただけでなんのお手伝いもできずに終わった。
Tシャツ展にお越しくだすったみなさま、お買い上げくだすったみなさま、ありがとうございました!次回は8/12(土)の東京ミズマチの夜市で販売していただきます。
手ぬぐいもお楽しみに。たったの4枚ですが。

楽しかったお絵かきの毎日、RHYMESTERのニューアルバムを聴きながら、「深夜特急オン・ザ・ロード」のマレーシア編を聞きながら、つけっぱなしのテレビを聞きながら、休日または真夜中の時間を楽しんだ。途中、若い友だちとの飲み会とRHYMESTERのライブだけはめいっぱい楽しんだ。
眠る前に少しずつ読んでいた「もう一度行きたい私の旅」を読み終えた。今は変わってしまったかもうないであろう場所がくっきりと目の前に見えるようでとてもおもしろかった。

ブラッシングがすんだらおもちゃで遊ぶのよ。
それまで次の本はおあずけよ。