2019年9月9日月曜日

調子わるくてあたりまえ

どうも最近、酒(を欲する自分のカラダ)の調子がよくないな、と首を傾げながら赤ちょうちんを通りすぎようとしたら、おあつらえむきにひとつ、カウンターの席が空いているのが見えた。うっかり吸いこまれてしまうのは、習慣としか言いようがない。
隣には、お久しぶりねのプロ雀士。
今日はね、食べるものなにも頼んでないんだよ、と力なく笑うので、もともと食欲がないと訊いてはいたけれど、それにしても食べなくて大丈夫ですか、と尋ねると、プロ雀士は大きくためいきをついて、夕方うどんを大盛りで食べたからね、とつぶやいた。
うどんがさ、固すぎて腹がふくれちゃってさ、とぼやくプロ雀士に「土俵そば」を教えてあげればよかった、と考えていると、これから二軒めに行くんだけど、もしイヤじゃなかったら行くかい、とお誘いを受けた。
「おいてけ堀」に来るお客さんからもその名前をよく聞くそのスナックは鳥の名前で、誰もが「ちゃん」付けで呼ぶ。今夜は空いてるな、とひとりごちてプロ雀士が店のドアを開けると、ステキなエプロンをつけた大ママと常連さんが大歓迎。プロ雀士はここでも人気者のようだ。
店は大ママとママ、そしてその息子であるものすごい筋肉の持ち主の男性が切り盛りしており、なぜか関西人のお客さんばかりが席を埋めていた。
どうも最近、酒(を欲する自分のカラダ)の調子がよくないな、とかなんとか言いながら結局楽しくなって飲んで飲んで、灯りの消えた「おいてけ堀」を横目に午前さま。

フンド氏の誕生日当日にトレランの大会を申し込んでしまったので、その埋め合わせに好物のホットドッグを買いに走る。どうやら台風もこちらに向かっているようだし、今夜は飲みたい気持ちになれない(というより誰も飲めとは言っていない)し、今夜はおとなしくしていようか、とコーヒー豆を求めて「喫茶ニャーゴ」へ。
台風は大丈夫そうですよ、がんばってきてください、と店主夫婦に励まされあわてて天気予報を見ると、確かに翌日昼間は晴れの予報。それでスタミナをつけようと焦って食べたマカ入りカレーがよくなかった。

翌日はいつもの練習会メンバーたちとコーチと、一路、山梨県は小菅村へレンタカーでにぎやかに出発。昨夜は初めて、悩みごともないのに一睡もできなかった。

お猪口1杯のハブ酒以外のアルコールは一切口にしなかったしかなり早い時間に床に入ったのに。それはマカのせいや、とコーチに言われ、どうせなら今朝食べればよかったと後悔しても時すでに遅し、ヘンな汗をだらだら流しながら、初めての「多摩川源流トレイルラン」を走った。山を走るのはとても気を張るものなのに、辛すぎて記憶がほとんどない。ただ、いただいたお水と3つめの給水所のぶどうがとんでもなく美味しくて、おもしろいきのこがいくつもあって、わさび沢と川の水がきれいで、時おり吹いてくる風が冷たくて気持ちよかったことだけは覚えている。
台風に追いつかれないうちにと、みんなでしゃぶしゃぶをこれでもか、というほど食べて飲んで、清流を見てきたからか名前に鮎がつくさわやかな店員さんをほめちぎって、全員痛む脚を引きずりながら帰宅。雨が降りだした。

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