2020年7月2日木曜日

君の名前で僕を呼んで

北イタリアの乾いた景色やプール、おいしそうなアプリコットに、過ごしたこともないステキな夏を懐かしく思い出した。永遠に続くと思われたあの夏。ビタイチ過ごしてませんけど。
主人公エリオのパパがなんともチャーミングでいいなぁと思っていたら終盤の彼の言葉で涙がこぼれた。やさしく説得力のある愛ある視線と言葉。そしてラストの、暖炉の炎を見つめるエリオの表情にも涙がじわり。

涙を拭ってCKBの「Ivory」を聴きながら、せつない夏だったなぁとしみじみ。梅雨も明けてないし夏らしい日を過ごしてもいないのに。
いろいろな余韻に浸りながらPCを背に唐突にほうれん草をゆで始める。次は「夜のビブラート」のライブ(feat.RHYMESTER!)、そしてほうれん草を夜のスパゲッティのお店のドレッシングで和えていると始まった「マクガフィン」で画面に釘付け。ふたつも感動したあとにでも鳥肌が立つ自分に、もう復活か、とオリバーの声が聞こえた気がしたがそれは全然意味が違うぜ。

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