B-BOY彫刻家・Taku OBATAさんの作品展「Opposite Effects」が青山のギャラリーで先月から行われており会期前から楽しみにしていたのにいつもの行動範囲外へ出ることに必要以上に緊張して先延ばしにしていた結果、ついにこの日で最終日。以前は仕事に買いものにライブによく訪れていた山手線のあっちがわ。いつからか足が向かなくなりそのうちに足を踏み入れるだけで緊張するようになった。
地階にクロコダイルのチョコレートが鎮座する静かなギャラリーで、入るなり作品に見入る。ポーズはもちろん洋服のしわの表現がすごいなぁと、じっくりいろんな方向から見た。ご本人が在廊しており、お客さんに解説しているのを隣で盗み聞き。
これまでで一番たくさん映画やドラマを観ている最近、アトロクで小耳に挟んで気になっていた「ふぞろいの林檎たち」を何日かかけて観終わった。
石原真理子の異常なまでのかわいさと小林薫のとんでもないかっこよさ、それと国広富之のなんともいえない感じとひたすら美しい高橋ひとみに夢中になった。観る人によって共感する人物は違うのだろうが、私は最初から中島唱子に胸が痛かった。それにしてもこの時代のドラマはみんなはっきりモノを言うなぁ。
「サロン・ド・こけし」の姉妹店のオーナーのバイブルである「まゆ子の季節」を読み始めた。「ふぞろい」といい、古すぎない雰囲気が不思議。ハナから専門的だがおもしろくて移動中の車内でも没頭。40巻以上あるらしいのでしばらくは楽しめそう。
旅に出たい。
旅の途中の車内で、たとえば長いトンネルの中で、または長い夜をもてあました旅先の宿で、ゆっくり本を読みたい。
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