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2017年7月28日金曜日

本とブックカバーの日々

半年ぶりくらいに、早朝ジョグを決めた。
この季節は、4時過ぎには明るいから、
「こうもりエアライン」と「はとエアライン」の勤務交替も
とまどっているようす。
(これは通りすがりのあおさぎ)



前の晩、お酒とともに、さつま揚げをおかわりしたら
いつも無愛想な料理人に、にっこりされた。
そこで初めて読んだ本がとてもすてきだったのと
さつま揚げがおいしかったこと、
料理人に笑顔を向けられたことで、
かなしかったことを、少しだけ忘れた。

「オロロン書房」で見つけた本の中で
おいしいスープは、ちょっとこわい、
という会話があったことを思い出した。
深刻な悩みを抱えながら
ハンガリーの冷たい石畳を歩いて帰宅して
お母さんがつくってくれた、あたたかいスープを飲んだら
その悩みが一瞬消えた、というもの。

わたしのおしゃれ心と乙女心は、
ずっと消えたまま、なんですけどね。
本とブックカバーのコーディネートにのみ
こだわっている日々。

2017年7月18日火曜日

黙りこんだふたり

たしか、日帰り旅行に出かけたはずなのだが
脳みその量が、日に日に目減りしているために
記憶がどんどん薄れてきている。
それは、お弁当を食べていないから。
おそばさえも、食べていないから。


食事らしい食事をとらないと、
旅の記憶も、うすれてしまうのか。
旅から帰ってすぐに、「土俵そば」へ向かった。

どんなに暑くても、酒は熱燗、と決めていたが
さすがにこの晩は、汗がふきだして止まらず。


朝ジョグを、ひさしぶりに決めた。

快適に走りながらも、頭の中は、
ジョグを終えてからの食事のことで、いっぱい。

友だちが送ってくれた、あまいとうもろこしやすいか、
どのタイミングで食べようか。
黄身が黒ずむほど、かたく茹でた、ゆでたまごの出番は?
さやいんげんの新しい食べかたは?

思いをめぐらしながら、
お気に入りの神社でおみくじをひいたり
みごとなバッタに感心したり
風にゆれる手ぬぐいと風鈴に見とれたり。

ふと
これは、ジョグではなくて散歩ではないのか、
と思ったが、暑さのために、すぐに忘れた。


夜、混みあった酒場でグラスをかたむけながら
スナップえんどうを、次々に口に入れていると
豆がひとつぶ、いきおいよく、隣へ飛んでいった。
隣は、なにやら話しこむ若い男性ふたり。
ごめんなさい、と手をのばして豆を回収したけれど
みんなで大笑いしたのちに、
ふたりの会話は、途切れてしまった。

帰宅後、大事にしていたグラスに、ヒビが入っていた。
エアコンをつけたのに暑くてたまらず、設定を見たら
29℃の暖房になっていた。
なぜこんなことになったのか、まったく覚えていない。

2017年6月19日月曜日

旅のおとものブックカバー

ずいぶん長いことかけてつくっているわりに
ちっとも完成しなかった、旅の本のための、ブックカバーとしおり。

ようやっと
先行して、おそばと麺類とたまごのセットを
甘夏書店さんへ、納品しました。
例によって、ずっとあたためていた方より先に
途中でつくったものの方が、早くできてしまった。

「土俵そば」のブックカバー2種
 麺類いろいろ。
おそばいろいろ。
旅といえば、おそば。
駅のおそばもよし、まちの食堂のおそばも、またよし。
池波正太郎などの食べものの本に、このカバーをかけて
「土俵そば」でそばをたぐる、なんていかがでしょう。
そして、あいかわらずブームが続いている、たまご。

たまごがでてくるエッセイは、案外多い。
早川茉莉さん編「たまご ふわふわ」などに
このカバーをつけて読むと、愛着もひとしお。
「ぺろりレストラン」で、
このカバーをかけた本をめくりながら
注文したお料理を待つのは、たのしいものです。


麺類、おそば、たまご各1枚入り、
土俵そばのしおりと、たまごのしおり付きです。

が、たまに入れ忘れているかもしれません。
そんなときは、クレーム!クレーム!
すぐに、お届けします。


おくれて、やっと、長年あたためていた方も完成。
今週末には、納品できるかしらん。

「ぺろり弁当」と「はっしゃオーライ!」の合体した、
ブックカバーですよ。