たしか、日帰り旅行に出かけたはずなのだが
脳みその量が、日に日に目減りしているために
記憶がどんどん薄れてきている。
それは、お弁当を食べていないから。
おそばさえも、食べていないから。
食事らしい食事をとらないと、
旅の記憶も、うすれてしまうのか。
旅から帰ってすぐに、「土俵そば」へ向かった。
どんなに暑くても、酒は熱燗、と決めていたが
さすがにこの晩は、汗がふきだして止まらず。
朝ジョグを、ひさしぶりに決めた。
快適に走りながらも、頭の中は、
ジョグを終えてからの食事のことで、いっぱい。
友だちが送ってくれた、あまいとうもろこしやすいか、
どのタイミングで食べようか。
黄身が黒ずむほど、かたく茹でた、ゆでたまごの出番は?
さやいんげんの新しい食べかたは?
思いをめぐらしながら、
お気に入りの神社でおみくじをひいたり
みごとなバッタに感心したり
風にゆれる手ぬぐいと風鈴に見とれたり。
ふと
これは、ジョグではなくて散歩ではないのか、
と思ったが、暑さのために、すぐに忘れた。
夜、混みあった酒場でグラスをかたむけながら
スナップえんどうを、次々に口に入れていると
豆がひとつぶ、いきおいよく、隣へ飛んでいった。
隣は、なにやら話しこむ若い男性ふたり。
ごめんなさい、と手をのばして豆を回収したけれど
みんなで大笑いしたのちに、
ふたりの会話は、途切れてしまった。
帰宅後、大事にしていたグラスに、ヒビが入っていた。
エアコンをつけたのに暑くてたまらず、設定を見たら
29℃の暖房になっていた。
なぜこんなことになったのか、まったく覚えていない。
2017年7月18日火曜日
2017年7月3日月曜日
何処へ何しに
急に、料理欲がむくむくと頭をもたげてきたので
時間のかかるものを、もくもくとつくる。
「ぺろりレストラン」の、無口なシェフが教えてくれた
門外不出の、ミートソースに、ハンバーグ。
つくるだけつくったら、おもむろに家を出て
森茉莉気分で、歩く。
借りていたエプロンを返したり、
梅雨きのこのブローチを見つけたり、
あみだくじのように歩いていたら、気になる銭湯を発見。
まだ居酒屋も開いていない時間なのに
いちばん大きい風呂は、満員であった。
黒湯につかったり、テラスへ出たり、水ぶろに入ったり、
落ちつきなく動いている間、
いちばん大きい風呂の人びとは、微動だにせず。
実は、いちばん大きい風呂は炭酸湯で、
10~15分ほどじっとしていると効果がある、との貼り紙。
がまんがきかず、10分でそっと出る。
とてもかんじのよい銭湯だったけれど、「ねこぞの」のような
すべすべマッサージのサービスは、なかった。
翌日にロードレースを控えていたので
いつものお店を、心を鬼にして素通り。
倒れる前に、地元のおじさんに、助けをもとめた。
救護車が来るまで、木陰で、おじさんとおしゃべり。
おじさんは、このレースに再来年出るんだ、と張り切っていた。
(来年までスタッフだから出られないんだって)
この大会での、再来年の再会を約束して、さよなら。
それにしても、リタイアしたことがくやしくて
乗換の駅で、おそばをすすった。
さらに、むしゃくしゃがおさまらないので
ビール2本とおつまみを買って、やけ食い。
ふと思った。
あんなに具合が悪かった私は、何処へいったのだろう。
時間のかかるものを、もくもくとつくる。
「ぺろりレストラン」の、無口なシェフが教えてくれた
門外不出の、ミートソースに、ハンバーグ。
つくるだけつくったら、おもむろに家を出て
森茉莉気分で、歩く。
借りていたエプロンを返したり、
梅雨きのこのブローチを見つけたり、
あみだくじのように歩いていたら、気になる銭湯を発見。
まだ居酒屋も開いていない時間なのに
いちばん大きい風呂は、満員であった。
黒湯につかったり、テラスへ出たり、水ぶろに入ったり、
落ちつきなく動いている間、
いちばん大きい風呂の人びとは、微動だにせず。
実は、いちばん大きい風呂は炭酸湯で、
10~15分ほどじっとしていると効果がある、との貼り紙。
がまんがきかず、10分でそっと出る。
とてもかんじのよい銭湯だったけれど、「ねこぞの」のような
すべすべマッサージのサービスは、なかった。
翌日にロードレースを控えていたので
いつものお店を、心を鬼にして素通り。
朝食もばっちり摂ってのぞんだが、
レースは、初の途中リタイア。
陽射しにくらくらして、倒れる前に、地元のおじさんに、助けをもとめた。
救護車が来るまで、木陰で、おじさんとおしゃべり。
おじさんは、このレースに再来年出るんだ、と張り切っていた。
(来年までスタッフだから出られないんだって)
この大会での、再来年の再会を約束して、さよなら。
それにしても、リタイアしたことがくやしくて
乗換の駅で、おそばをすすった。
さらに、むしゃくしゃがおさまらないので
ビール2本とおつまみを買って、やけ食い。
ふと思った。
あんなに具合が悪かった私は、何処へいったのだろう。
2017年6月19日月曜日
旅のおとものブックカバー
ずいぶん長いことかけてつくっているわりに
ちっとも完成しなかった、旅の本のための、ブックカバーとしおり。
ようやっと
先行して、おそばと麺類とたまごのセットを
甘夏書店さんへ、納品しました。
例によって、ずっとあたためていた方より先に
途中でつくったものの方が、早くできてしまった。
「土俵そば」のブックカバー2種
麺類いろいろ。
おそばいろいろ。
旅といえば、おそば。
駅のおそばもよし、まちの食堂のおそばも、またよし。
池波正太郎などの食べものの本に、このカバーをかけて
「土俵そば」でそばをたぐる、なんていかがでしょう。
そして、あいかわらずブームが続いている、たまご。
たまごがでてくるエッセイは、案外多い。
早川茉莉さん編「たまご ふわふわ」などに
このカバーをつけて読むと、愛着もひとしお。
「ぺろりレストラン」で、
このカバーをかけた本をめくりながら
注文したお料理を待つのは、たのしいものです。
麺類、おそば、たまご各1枚入り、
土俵そばのしおりと、たまごのしおり付きです。
が、たまに入れ忘れているかもしれません。
そんなときは、クレーム!クレーム!
すぐに、お届けします。
おくれて、やっと、長年あたためていた方も完成。
今週末には、納品できるかしらん。
「ぺろり弁当」と「はっしゃオーライ!」の合体した、
ブックカバーですよ。
ちっとも完成しなかった、旅の本のための、ブックカバーとしおり。
ようやっと
先行して、おそばと麺類とたまごのセットを
甘夏書店さんへ、納品しました。
例によって、ずっとあたためていた方より先に
途中でつくったものの方が、早くできてしまった。
「土俵そば」のブックカバー2種
麺類いろいろ。
おそばいろいろ。
旅といえば、おそば。
駅のおそばもよし、まちの食堂のおそばも、またよし。
池波正太郎などの食べものの本に、このカバーをかけて
「土俵そば」でそばをたぐる、なんていかがでしょう。
そして、あいかわらずブームが続いている、たまご。
たまごがでてくるエッセイは、案外多い。
早川茉莉さん編「たまご ふわふわ」などに
このカバーをつけて読むと、愛着もひとしお。
「ぺろりレストラン」で、
このカバーをかけた本をめくりながら
注文したお料理を待つのは、たのしいものです。
麺類、おそば、たまご各1枚入り、
土俵そばのしおりと、たまごのしおり付きです。
が、たまに入れ忘れているかもしれません。
そんなときは、クレーム!クレーム!
すぐに、お届けします。
おくれて、やっと、長年あたためていた方も完成。
今週末には、納品できるかしらん。
「ぺろり弁当」と「はっしゃオーライ!」の合体した、
ブックカバーですよ。
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