2020年11月3日火曜日

つながる市でいろいろつながる

いつ以来か思い出せないほど久しぶりのマッチ売り。錦糸町PARCOの無印良品での「つながる市」が始まった。
お客さんが来るたびに変な汗をかいたが、
近所の友だちや夜にしか会わない「ニューねこ正」

の常連さんご夫婦、「おいてけ堀」
の常連さん、はたまたいつも愛読している墨田区のフリーペーパーや墨田区のWebのライターさんなどなど、たくさんの方に来ていただいてさらに変な汗が吹き出るほどうれしかった。さらにお買上げまでしていただいて本当にありがたかった。
今回声を掛けていただいた甘夏書店さんのお隣であることと、地元であることのおかげで楽しくお店屋さんをすることができた。両国の方に両国のマッチを紹介できるのはうれしい。
しかも後ろは以前よく行っていた西荻モンガ堂さん。古書店に囲まれ、さらにワンフロア下では古書市もしており、また新しい本に出逢ってしまった。
今日は最終日。

2020年10月30日金曜日

七里香

先日「凱里ブルース」を観たあとにある曲を聴きたくなったが、タイトルも歌手名も忘れておりしばらく悩んだのちに思い出した。それはジェイ・チョウの「七里香」。
七里香という花が台湾にあるのだとずっと思っていたが、実は七里香は沈丁花の別名らしい。七里離れた場所でも香ってくるのかな。ちなみに木犀は九里香というんだって。
錦糸町パルコ無印良品での「つながる市」が近づき緊張感が増してきたが、こういうときにこそ痛飲してしまうのはどういうわけか。テスト前日の一夜漬け前に大掃除を始めるアレみたいなものか。

2020年10月27日火曜日

秋の気配

どんなに夜ふかししていても、この顔を見ると布団に吸い込まれる。
今までぬいぐるみには関心はなかったが、この顔が好きになって我が家へ連れてきた。
ただのせんべい布団でもこの顔たちがいると眠るのが愉しくなる。
顔って大切。

布団で眠ることがいかに幸せなことか、と思うのは労働中に変な格好でこっくりこっくり船を漕いでいるとき。寝不足でもないのにいつも眠たいのは、秋だから。
食べても食べてもお腹が空くのも、きっと秋だから。
そしてまたカキフライを食べた夜。

2020年10月26日月曜日

つながる市

3日連続「ニューねこ正」でカキフライを食べてもまだ飽きない。
かぼすブリも全然飽きない。それどころか食べている最中に明日もまた食べたいと思う。秋が来たのだ。

横浜で中華街を久しぶりに歩いた。点心をいろいろとぶたまんを抱えてみんなで山下公園で食べた、とてもよいお天気の休日。
その翌日はラン友とリレーマラソンで荒川へ。
まったく練習していなかったのでせめてものウォーミングアップのために北千住まで小走りしていると彼が現れた。
朝の裏浅草も荒川も気持ちよかったが、練習不足がたたって苦しい5kmであった。

ひさかたぶりに、マッチ売りの中年が登場。
https://www.muji.com/jp/ja/shop/045767/articles/events-and-areainfo/events/600881

錦糸町PARCOの無印良品にて「つながる市」11/1(日)~11/3(火・祝)です。今回は顔ブローチも持参して11/1と11/3に参加します。
文化の日にばっちりな本を扱う古書店も多数出店するとのことなので、楽しみで楽しみでたまらない!

2020年10月20日火曜日

タチヒビーチでBBQ

電車に揺られてタチヒビーチへ。
立川市の立飛にあるからタチヒビーチ。
じっと看板を見ているとタヒチビーチに見えてくるから不思議。砂浜だってあるしシャワーだってある。

前夜はドレスコード飲み会で「緑」の日であった。

みんな洋服やバッグなどを緑色でキメて集合。私はレインコートとTシャツとアイシャドーとネイルとハンカチ代わりの手拭いで参戦。しかし何をしても結局は酔いつぶれて記憶が曖昧になって終わるのだ。

週末から二夜連続の二日酔いで行ったタチヒビーチは自宅から遠いことと、さらに美味しい肉の大家にお初にお目にかかるということもあり、慎重に慎重にビールから。玉ねぎの皮をむいたりしなきゃいけないからね。

それにしても初めての食感と味のお肉のオンパレードに何度食べても感動、そして歴代首相のモノマネがイラッとするほど似ているメンバーに大笑いしているうちに夜は更けた。
結局三夜連続の二日酔いにはならず、冷静にてくてく歩いて帰った日曜日の夜であった。

2020年10月19日月曜日

凱里ブルースと面影の消えた街

授業をサボって 日の当たる場所に来たんだよ

RCサクセション「トランジスタラジオ」の冒頭のフレーズが好きで、昔からいろいろをサボるときに頭のなかで再生しては浮き足立つ。
中年の今も相変わらずいろいろをサボっており、この日はどうしても観たかった「凱里ブルース」を観るために労働を半分サボって初めての街へ。
映画の上映時間は労働中しかなく、この間は別の映画館で連日満席だった。チケットは窓口のみの販売で上映はこの日までなので仕方ない。(ことはない)
整理番号3を入手して、さてあと数時間どう過ごそうか。
土地勘のない場所だが、むかしむかしよく遊びに行っていた下北沢が近いので歩いて向かうことにした。
自宅や労働の場所と違って建物が低く、空が高くて広い。空が高くなった 夏はもう終わりだ、という一文を、どこで目にしたか忘れたが空が高いと感じるたびに思い出す。のどかでいい時間だなぁと、多くの人が働いている時間にサボって散歩。
古着屋さんがちらほら見えてきて、ここはどこらへんかなと考えるもさっぱりわからない。古書店や古道具屋もたくさん寄ったがまったく懐かしくない。まるで知らない街を歩いているような気分で映画館へ引き返した。

映画「凱里ブルース」は、今までにない中国映画で、漂うムードが違っていた。
スクリーンからも湿気が伝わってきたほどしっとりした凱里という町は監督の出身地なのだそう。
途中何度も人間関係がわからなくなって悩んだが、エンドロールが流れ始めたところで腹の虫が鳴ったということは集中して観ていたということか。
どうしてもわからないことがあってパンフレットを購入してじっくり読み込む帰り道。なるほど、と感心しながら赤ちょうちんに誘われてお久しぶりねの「おいてけ堀」へ向かう。
これまたお久しぶりねの飲み友達と再会して、思いがけず深酒した秋の夜。
このあと怒涛の痛飲の日々が始まった。

2020年10月16日金曜日

82年生まれキム・ジヨンと相撲道

たまには映画館に行こうと「82年生まれキム・ジヨン」を観に行った夜。
いい映画だったのだが、観終わってなんだか落ち込んできたので連日の「ニューねこ正」へ。
常連のご夫婦と「おはようございます」と昨夜と同じごあいさつ。
「ニューねこ正」は連日でも飽きないどころか、食べたいものが多すぎて追いつかない。昨夜は初ものの秋刀魚の塩焼きがおいしかったがやはり刺身も食べたくて来た次第。白板と短冊をじっと睨んでいると、この季節には少し早いふぐのから揚げを発見。もう熱燗から始めるしかない。
フンド氏と来ていた頃とほぼ同じペースで「ニューねこ正」へ来るようになり、美人女将はいつしか実のお姉さんのような存在に。たのもしくてやさしい美人女将にはなんでも話すので、先日のクソ合宿話もしたし、その日の特においしい魚をこっそり教えてもらってもいる。
秋刀魚刺とふぐの後はやはり白子でしょう、と言われてほんのりピンク色の白子を久しぶりにいただく。季節のおいしいもので季節が変わろうとしていることを知るのはいつもここ。でも今年は特に、ぼんやりしているうちに季節が変わっていった気がする。

そういえば今月末、ついに映画「相撲道」が公開される。
「82年生まれキム・ジヨン」が始まる前の予告が相当カッコよかったし、街頭ビジョンで見た予告もカッコよくて思わず立ち止まって見入ってしまった。