労働しているビルの真隣は工事中で騒音がひどく普段はラジオなどまったく聞こえないのに、騒音が途切れるほんのわずかな時間にあの苦手な声が聞こえてくる。自分で騒音を出したり早く工事を再開してくれと祈るしかなく毎日が修行のよう。
いつもの公園でお弁当を食べ終えたら、シロツメ草の花の匂いでむせかえった。先日は久留里で草刈りをしているところを通りかかって青臭いなつかしい匂いを胸いっぱい吸い込んだ。
ラジオからあの苦手な声が聞こえると、春の草のいい匂いとねまちの柔らかい手ざわりを思い出して現実逃避。この声を聞くことなく、好きな音楽だけ聴いて四六時中いい匂いの中でねまちと遊んで暮らせたらなぁ。
やはり宝くじを買うべきか、と先日の街ランでラン友さんと話したことを思い出す。
引っ越しも断念したし、さえない初夏だ。