2022年2月25日金曜日

RHYMESTER飲みーティング2022

今の生活に慣れたせいで久しぶりの「RHYMESTER飲みーティング」が本当に行われるのかどうか、開始日時が正しいのかどうか疑いつつも、おつまみは粛々と用意した休日。少々作りすぎたが、お気に入りの皿にちょこちょこ盛ってPCも立ち上げた。
始まる数分前に、やはりこの日を楽しみにしていた幼なじみから素晴らしいおつまみの写真が送られてきてやっとテンションが上がってきたら始まった。
この日はMCふたりがスツールに、DJがセンターでソファに座っての珍しいスタイルで、宇多さんからDJ JINへの今日は珍しく下も履いてるんですねのひと言にヤムウンセンを吹き出した。途中のライブも通常のライブでは聴くことのできないレアな選曲。一般人タイムも富裕層タイムも楽しくて幼なじみとのLINEが止まらず、あっという間に終わってしまった。我が家の風景もいつもの風景に戻り、もう一度配信を観るのはまだもったいなくてライブ映像を観ようとBlu-rayを立ち上げようとするもねまちがソケットを抜いたらしくウンともスンともいわないのでおやすみなさい。
4月のCLUB CITTA'、なにがなんでも行くわ!
(ねまちは1歳にも満たないから入場できないけどね)

2022年2月21日月曜日

お昼をはしご

先日見かけた駅のホームのラーメン屋さんがどうにも気になり、歯医者さんの後に猛然と向かった休日。
電車に揺られてあっという間に到着。マスクをしていてよかったと思えるほどにやにやしながら注文して細長い厨房を観察。隣の方はラーメンにご飯を頼んでおり後から来た方はカレーライスの大盛りにゆで玉子2個。どれも気になってじろじろ見ているうちにワンタン麺登場。マッチ棒の先ほどの肉の入った大きなワンタンがどうにも好みで厨房のママたちを観察しながら懐かしい味のラーメンを美味しくいただいた。
ここまで来たのにお詣りもせずに帰るのもナニよねと、ちょうど来た電車に乗って西新井大師へ。なんともいい雰囲気の参道を何度も歩いてからバスに乗った。以前、まじめにランをしていた頃に通りかかって気になっていた喫茶店で2度めのお昼ご飯を食べるのだ。

お腹はまったく空いていなかったが、おじいさんひとりでまわしているそのお店で久しぶりにゆっくり本を読むことができた。懐かしい味のミートソースに気分がよくなって追加で頼んだ食後のコーヒーもとても美味しかったし、店主のおじいさんはとっても素敵だった。洗いざらしの白いのれんも恰好よかった。
朝食こそ食べなかったがお昼を2度も食べて満腹だったのであちこち歩いているうちに懐かしい通りに差しかかった。感傷に浸りながらもいい時間だったので、うっかり酒場に向かってしまった。
ふぅん、うっかりねぇ。

2022年2月14日月曜日

歯が欠けたはなし

ウェアに着替えたのに走りに出なかった休日。その晩「ニューねこ正」の常連さんにおすすめの神社を教えてもらったので、走って行ってみようと翌朝は張り切って仕度した。張り切りついでに歯みがき後に歯間ブラシを使っていたら前歯で引っかかって何かがポロリ。歯が折れていた。折れたというより抜けたに近いほど大きくポロリ。頭の中を〽️オレのな~に~かがポロリ~とスピッツのメロディーが流れた。
歯医者さんに留守電を入れて、午後の診療まで時間があるのでとりあえず走りに出かけた。
ほぼ空っぽの歯を何度も舌で探りながら目当ての今戸神社に到着。ここは縁結びの神社でねこのお守りや絵馬が多く、白ねこさんに会うと良いことがあるんだって、と若いムスメさんたちがはしゃいでいたが心ここにあらず。ぼんやり境内を歩いて裏の出口に向かうとひどい寝癖のおじいさんがしゃがんでおりチラリとこちらを見た。何をしているのか後ろから見ると果たしてそれは白ねこにカリカリをあげているところであった。
あっけなく白ねこにも会うことができたがぼんやりしたままランを再開、名前が気に入っている素盞雄神社でおみくじを引いたら大吉であったが大吉を引いても歯は折れている、と心は踊らず。
時間は迫っていたが、最後の診察でもいいやと以前から行きたかった西新井大師へ向かった。昔見つけて後日迷子になりながら行った喫茶店や気になる洋服屋さんなどを横目にやっと到着。遠かった。遠かったが西新井大師はとてもよい雰囲気で出店も楽しそう。帰りにじっくり見ようとお詣りに向かうと電話が鳴った。歯医者さんからであった。
留守電を聞きました、今日はこの時間しか空きがないんですけど来られますか、と訊かれて時計を見るともう余裕がない。せっかく来た西新井大師、でも歯とどちらが大切なんだと葛藤して予約を入れてもらった。目の前に神社はあるけれど時間はなく、出店にも後ろ髪を引かれたがグッバイ西新井大師。また改めて来ますよ、とがっくり駅へ向かった。
途中乗り換えの駅のホームにとてもいい雰囲気のラーメン屋さんを発見してこちらもかなり気になったけれど時間がない。次回ここに来たら必ず行こうと心に決めた。
折れた歯は先生も途方に暮れるほど少ししか残っておらず、幸か不幸か神経は生きているとみえて応急措置で「盛って」もらった。歯にも「盛り」ってあるのだなぁ。
翌日会った友だちに、マスクを外してにっこり笑ってみせたら吹き出した。あと何人の友だちに見せたら元を取れるのかと考えた。
元って、なんのことよ!

2022年2月10日木曜日

LSDではなくSSD

月に何度か友だちとLSDをしているが久しぶりにソロで走ろうとひとまずウェアに着替えた休日の朝。
そういえば用事があったのでランウェアで軽く走って向かう。用足しが済むと眠くなったがせっかく着替えたのでのろのろ出掛けた。
先日の友だちとのLSDは久しぶりに30km近く走ったのでこの日もせめて20kmはキメたいところであったが途中で気が変わって銭湯に向かった。というより銭湯で温まりたかったのであらかじめ着替えは持参して走っていたのであった。
以前酒場で隣り合ったランナーがとてもいいと教えてくれた銭湯。ランステとしても利用できるらしい。熱めのお風呂はとても気持ちよくて、脱衣所では髪を乾かすおかまが現役で活躍していたので頭を入れて髪を乾かしたら角度がよくなかったようで七三分けになった。
お風呂どうでしたか、と番台さんに訊かれたのでとても気持ちよかったですと応えてふと見ると志摩ノ海のサインを発見。日付はつい数日前のものだった。あのサインは、と訊ねると部屋が近いからよくいらっしゃるんですよ、他のお相撲さんたちもよくみえます、とのこと。昔は伊勢ヶ浜さんとかね、宮城野部屋があそこにあったときは宮城野部屋のみなさんも、そうそう、徳勝龍関が優勝したときはここのサウナで彼の地元のTVがインタビューもしたんです、と嬉しそうに話してくれた。次回はサウナに入ろうと心に決めて帰宅。

このような日こそ「おいてけ堀」でしょう、とお店の空いていそうな時間帯を狙って向かうとお久しぶりねのみなさんがいらしたので新年のごあいさつをしてひとごこち。

しかしその後、ごめんね、つくね終わっちゃったのよとママに言われて目の前が暗くなった。(私はつくねばかり食べることで有名らしい)
たまにあいさつをするご夫婦と隣り合わせて世間話を始めたらこれがもうおもしろくて、通称・囲炉裏席の大テーブルの全員で愉しく盛り上がった。

今はまん防中であるのであっという間にラストオーダーの時間。そこで欲張ってホッピーを2杯お願いしたら、ごめんね、ホッピーあと1杯で終わりなのよとママに言われたのでその1杯を大事に啜った。
ケケケケケ!
タマミの言うこと聞かなかったからよ!

2022年2月6日日曜日

久しぶりのさんぽ

出歩くなと言われると出歩きたくなる、出掛けてもよいと言われると出掛けたくなくなるへそまがりが発動。
労働に向かう途中に立ちよった厄除けと強運の神社へ改めてお詣りして今はお休み中のお蕎麦屋さんの代わりに別のお蕎麦屋さんで紅しょうが天そばをすすってから(とてもおいしかったけれどあの暗黒汁に太いそばが恋しい)「サロン・ド・こけし」のオーナーに教えてもらった「楳図かずお展」へ。
お天気がよい日で六本木ヒルズの展望台での展覧会だったために、現在の状況に重なる重たいテーマと素晴らしい絵に気持ちが圧倒されるたびに眼下の都心の風景に見入って落ち着いた。
それでまた飲みに行って女将さんとでれでれ相撲話をしてきたのね。

2022年1月31日月曜日

涙がパラリパラリと

大相撲初場所を千秋楽に観戦した友だちから彼女が大ファンの押尾川親方とのツーショット写真が送られてきた。
私は中日に観戦して照ノ富士のハリボテとのツーショット写真を友だちに撮ってもらったのが精いっぱいだったので、次回どなたかに遭遇したらきっと写真をお願いしようと決心したその舌の根も乾かないうちに豊昇龍関と遭遇。
たまたまチケットを譲ってもらった豪栄道の断髪式へ向かう途中、紋付き袴姿の関取が駅前を何人か歩いており、ひときわカッコいい関取をすれ違いざまにじっと見たら豊昇龍関だった。千秋楽のときも痛々しかったおでこから右目の傷はすっかりかさぶたになっており、TVで見るより大きくて壁のよう。しかし叔父さんと似た威圧感のようなオーラに声など掛けられるわけもなく、何度も振り返っては後ろ姿を見送った。
国技館に入るなりいつも以上に関取衆や親方衆があちこちにいることに舞い上がりつつ、いただいたチケットの席が狭すぎたのでゆったり観ることのできる席を求めて右往左往。

幕下選抜トーナメントはとても豪華なメンバー。そして断髪式・引退相撲といえば大好きな初切。このご時世なので口に含んだ力水をぶっかける代わりに塩を顔にかけていた。そして楽しみにしていた甚句で巧みな言葉あそびと美声に酔いしれ、決して聞き逃してはならない

〽せっかくなじんだ皆さまと
今日はお別れせにゃならぬ
いつまたどこで会えるやら
それともこのまま会えぬやら
思えば涙がパラリパラリと

このフレーズをしっかり聞いて満足。
さらに呼出の太助による太鼓の叩きわけ。太助がこんなに立派になって、と近所のおばちゃんフィーリング丸出しで感慨深く見入った。横綱の綱締め実演も照ノ富士のものはもちろん見たことがなかったので真剣に見た。これだけでも来た甲斐があったというもの。めったにお目にもお耳にもかかれないから。
肝心の断髪式は400名という大人数だったので途中抜け出してはお土産屋さんを覗く。まったくお腹は空いていなかったが晩御飯にと豪栄道弁当を買った。
豪栄道は違和感のないオールバックにタキシード姿で登場して、私が果たせなかった横綱を育てたいという言葉を残した。私までふんどしを締めなおしたい気分であった。
豪栄道弁当を買ったのを忘れて飲みに行ったくせに!

2022年1月28日金曜日

なんらかの血

医者通い最終日を終えて、朝食をとりながら窓の向こうの駅のホームに入ってくる電車と出ていく電車を眺める。

ずいぶん昔に、隣のビルのバーでこの景色を見た。ソウルミュージックと夜のホームに入ってくる電車にうっとりして酔いがまわったことを思い出した。
そういえばバーにもスナックにもしばらく行っていないなぁ。

あまった時間にねまちの爪切りへ。
ねまちのかかりつけの病院の先生はクールでべたべたした付き合いを好まないように見えるので必要最小限のことしか話さないよう心がけているが、たかが爪切りのためにと恐縮しているとさっさと終えてからねまちを抱いて揉んでは、手触り最高!とか、かわいいねぇとか、名残惜しそうに見えるのはモンスターペアレント、もとい親バカのせいかと思っていたら、実はドストライクなのよね、この子の顔、と言われた。この体にこの顔、本当にかわいいですよねと仰るので思わずそうなんですよねぇと目尻を下げた。
今日は体重を測りましょうと測定したら2ヶ月前から1㎏近く増えており、まだまだ大きくなりますねと言うので楽しみだなぁとますます目尻を下げたら、この子、なんらかの血が混じってるから結構大きくなりますよ、なんらかのね、と言う。
確か初めてねまちを連れて行ったときはメインクーンですかと訊かれ、いいえ野良だったのでわかりませんと答えた。その次に行ったときはサイベリアンですねと言われて、いいえ野良だったのでと答えながらも初耳だったので何度も聞き返して帰宅後すぐに調べると確かに似ていた。それ以降は何度もメインクーンですかと訊かれたが、次はなんと言われるだろうかと思ったら「なんらかの血」であった。
なんらかって、なに?