2020年2月12日水曜日

祭りのあとのさみしさ

まんまとRHYMESTERにハマってくれた幼なじみとともに、明るいうちから既に満員の酒場でいわしフライやしめさばなぞをつまみにウォーミングアップ。
前日も前々日も飲みすぎて胃腸の具合がよろしくなかったが、楽しみにしているイベントに臨むのにそういった事象は邪魔でしかない。(その前に飲みすぎないように気を付けるべきではないか、という考えがあればもう少し真っ当な人間になっていたはず)めったに飲まない胃薬とカレーで立て直して乾杯。
この日は、初めてのRADIO EXPO。
2日間のうち初日のラインナップを見た瞬間に、こんな完璧な布陣があるだろうか(いや、ない)と興奮して即チケットを購入。毎日聴いているTBSラジオ「アフター6ジャンクション」の生放送に参加できる上に、Creepy NutsとRHYMESTERとCRAZY KEN BANDのライブを観ることができるなんて。別のゾーンではナイツやスナック玉ちゃんなど、どう考えてもどこかで涙を飲まなければならないラインナップ。
グッズもフードも愉しみにしていたけれど、ここはやっぱりライブ。しかしいつの間にか時間泥棒に時計の針を進められてしまった。
始まると終わっちゃうからさみしいよねぇ、と言っていた人のことを笑ったものだが、始まったとたんにそれを思い出した。

宇多丸さんがCreepy Nutsを呼び込んだところとかCreepy NutsとRHYMESTERが同じステージに立っている姿はもちろん、プレイした曲がまさかのあの大切な曲だったりで胸が熱くなる場面や曲が多くて、感極まった涙もうれし涙も流した。初見のCKBは本当にカッコよくて、最近ではなんでもすぐ忘れるのにふとした瞬間にあのステージを思い出してはぼんやり。Radikoタイムフリーもいろんな手口を駆使して複数回聞いては涙。

それにしても生放送で司会も進行もライブも、そして批判も・・・まさにしゃべってはしゃべり、しゃべってはしゃべりの宇多丸さんの頭と体はいったいどうなっているのだろう。このあたりは追い剥ぎが多いから気を付けて帰ってくださいなど、観客への気遣いも忘れない。ライブはさすがのKING OF STAGEで倒れそうなほどカッコかった上に、CATSのダンスも、そしてゲヒンなポーズでキメてもカッコいいなんて。

などと帰り道ひっきりなしにしゃべりたおした幼なじみと途中で別れ、どうやって家にたどり着いたのか、おぼえてない。

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