2020年6月22日月曜日

雨にうたれて

週末は日帰りの旅に出よう、急に思い立って往復の乗り物を仮予約。
しかし現地での当日中の移動がどうにも不可能であることに直後に気付いて泣く泣くキャンセルしたその晩はまたもや深酒。つかの間の旅のときめきは消えうせたが、観たい映画と観たい絵がある。どちらに行こうかな、その前に久しぶりに走ろうかな、とわくわくしながらも何もしなかった二日酔いの休日。開き直って引きこもることにして早々におやすみなさい。

翌朝はまだ薄暗いうちに目が覚めたので、思いきって以前から行きたかった朝市へ出発。小雨がぱらついているのも気分よ気分、と傘を差して海のまちへ。
朝市は離れた3ヶ所で行われるとのことで、こぢんまりした岬の1ヶ所めをパトロールしたのちにしばらく歩いてバスを待つ。雨脚はだんだん強まりどしゃ降りになった。傘の柄をしっかり握りしめながら、どしゃ降りの早朝からよく知らない場所でいったいなにをしているのだろう、という考えが一瞬頭をよぎった。いけない。
2ヶ所めに着いたころには滝のような雨。当然朝市などやっておらず、なのにまだ3か所めを目指そうとする自分にストップをかけて海岸を目指す。
以前このあたりで入手したコーヒーがとてもおいしかったことを思い出して歩を進めるも店はまだ開いていない。時刻は午前9時前。当然だ。
買いものたくさんしちゃったらどうしよう、といくつも持ってきたエコバッグのせいで肩が痛い。海岸を歩くことはわかっていたのに白いスニーカーを履いてきたのもばかばかしい。
海には釣りに興じたりボートに乗ったり磯遊びをする多くの人たち。雲の切れ間からは青空が見えてきた。ぼさぼさ頭のカラスが波打ち際で遊んでいる。朝市への色気がまた出てきたが、ここはおとなしく帰ろう。


部屋を整理していたら出てきたという一升瓶の泡盛をくれた友だちから、今度は会津の古酒の一升瓶が出てきたよ、いるよね?との連絡があり待ち合わせ場所へ向かう。しかし一升瓶が何本も隠れている家とはいったいどんな家なのだろう。
先日もばったり会って少し立ち話をしたが、この日は横断歩道の信号の色が何回変わったかわからないくらい長いこと立ち話。その後もらった一升瓶をかついで歩いていたら、近所の友だちにばったり。少し締まった印象なのでそう伝えると、毎日5Km走っているとのこと。この日話した友だちふたりはまったく別のルートで知り合ったラン友だが、ふたりともスリム体型であることから、人生初のダイエットに挑戦してみる気になった。

ダイエットには禁酒だ。でもゆるやかに始めようとおつまみ少なめ、お酒は薄めで始めた昔のドラマ鑑賞がつらくてつらくて、飲まなきゃやってられないと禁断の古酒にも手を出してしまったダイエット初日の夜。
本気出すのは明日からだ。

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